ヘミングウェイという文豪をご存じですか、彼の名前は
「老人と海」という作品でよく知られています。彼は若いころ従軍記者を
仕事としてしていたので、戦火の中をタイプライターを担いで
レポートを本社にテレックスで送信していました。
その御蔭で英文は実に簡潔で冗漫なところは微塵もなく、
大変読みやすく、その記事は好評だったようです。
その影響からか、彼の文は「老人と海」も含めて
実にセンテンスが短く、読みやすさはこの上ないです。
ヘミングウェイについてはまた別のところで
いろいろ書いてみたいと思っています。
今日はヘミングウェイではなく、The 100 simple secrets of Happy Talk
の本を紹介しておきます。
これはお勧めです。
英文は実に簡素で、読みやすく、英語の勉強にもってこいです。
だいたい見開きでお話しが終わりますので、100の項目があっても
負担なく、楽しみながら読めます。
内容的にはタイトルを読むだけでどういう内容かは予想がつきますが、
やはりベストセラーになるだけあって、実につかみと
読ませる内容が実にうまく書かれています。
例えば、おもむろにページをあけて、紹介すると、
おっと、出てきました。46番目 Think in concrete terms.
「しっかりした言葉で考えよう」
48番目 Don't bleame yourself. 「自分を責めてはいけません」
タイトルをみるだけでその内容が読みたくなってきませんか。
そこが作者のこの本で成功した所以です。
タイトルがなんとなく、自分に役に立ちそうというところが味噌です。
100 Simple Secrets of Happy People | |
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Harper San Francisco |