終業式も終わり、ほっとするのもつかの間、
新しい学年がはじまります。
さて、お子様はこの一年をどう過ごされましたか。
保護者と面談をしますと、よく話に出てくるのが、
1年は思ったより早く過ぎてしまうということです。
ひとり一人の子供さんの学習の内容を振り返ってみると、
あっという間だったなといつも思います。
振り返ってこの一年間に習得した知識や、実力が成績的にも
パーフェクトであれば、何も問題はないわけです。
しかしながら、あらゆる科目に対して完ぺきな人というのはそういません。
私の塾では、個別指導の強みを活かして、
ひとり一人のカリキュラムがあって、そのカリキュラムの学習内容が
終わってしまい、しっかりと学力がついていれば、
前倒しで次の学年の内容に入っていきます。
理想的には、4月に始まって、1年を経ずに10月〜12月頃に
新しい学年のテキストをお渡しするのが理想的です。半年から8ヶ月で
1年分を仕上げるのです。こういった速いペースで学習できるお子さんであれば、
受験も怖くないですよね。
春講をなぜするかというと、すべての生徒さんがすべての教科において
100%完璧ということはないからです。
だからこそ、補強すべき教科のある単元のみをしっかりとこの春に復習する。
短期ではありますが、しっかりと的を絞ってその単元を自分のものにすれば、
かなりやる気も違ってきます。
まずはお子さんとどういったところが不完全のままかお話しなさってください。
しっかりと春休みに復習に取り組むことで、
新しい学年の良いスタートが切れるのです。