字が読みやすいということです。÷、×、+、−や
x、yなどの記号も綺麗に書かれています。
また図もフリーハンドであっても
綺麗に書かれています。文字の美しさは
特に問いません。
習字教室にいっていなくていいわけです。
書道をするわけではないので、字はお手本通り
でなくていいです。ただし、
8,0、6がはっきり区別できないような
数字を描くような子供さんはやはり、算数がとても
苦手な人が多いです。
理系科目に総じて言えますが、小学生の頃は
算数や理科が苦手でなくても、中学生以降になって
だんだん数学や理科や科学・物理が嫌いになってくる
お子さんは多いです。
殆どの場合が数式アレルギーです。
最終的には算数・数学は高校で伸びなければ、
意味がありません。そのための素地を築く時期が小学校です。
また中学校では思考力が必要な問題も
出てきます。確かな計算力と考える力の両方を養わないといけないのです。
車で言うエンジンを作るのが中学校時代です。
この小学校時代、中学校時代をうまくのりければ、
高校で数学が伸びる下地が出来上がります。その後は、
よほど間違った勉強しない限り伸びるはずです。
ただ、高校の数学で伸びる生徒というのは
やはり、数学に時間をかける人がおおいです。
数学の問題を丁寧に解く、間違っても我慢強く
論理を追いかける忍耐力があるかどうかで、
その後の伸びが違ってきます。
数学が得意な子供は
数学のノートがきれいです。読みやすいです。
丁寧に数式を書いています。
また数式を書いていくスピードもかなり速いです。
計算の方法が安定しているので、まるで器械体操のように
考えずに、ペンが動いていきます。
さらに、ノートに書く数式の変形の
プロセスが実に読みやすく書かれています。
きっと頭のなかも整理されているのでしょうね。
頭のなかが整理されている、そして、
数学の問題をじっくりと考えることの出来る忍耐力。
これが数学を伸ばすための大切な条件です。