ピアノを習い始めたのは高校1年の時です。
自分でジャズの教本を見ながら弾いていましたが、
まったくピアノの基礎がないので、
演奏の限界を感じて習うことにしたのです。
すでに家にはドイツ製のアップライトのピアノがありました。
妹が小さい頃からピアノを習っていて、なんとか父親に
買ってもらったのですが、便乗して使わせてもらいました。
何でも本気でやっていましたが、将来音大に進むとか
そういうことではなくて、とにかくジャズピアノを弾きたい一心で
ピアノを練習していました。
大学に入っても軽音楽部に入ってジャズのレコードを片っ端から
コピーして、オスカー・ピーターソンやハンプトン・ホーズなんかを
弾けるようになっていました。ピアノの演奏の仕事もし始めて
けっこう稼ぎました。
今思うと、ギターじゃなくてピアノにしておいてよかったなと思います。
やはり曲を作ったりコード進行を考えたりするときに
ピアノが最も適していると思います。
昔の大作曲家もほとんどはピアノの名手ですものね。
モーツァルトしかり、モーリス・ラヴェルしかり、ドビッシーしかり。
またピアノの音は心を穏やかにします。
ピアノは和声を簡単に弾けるし、また
打楽器的な演奏も可能です。
ピアノを弾くことで脳の刺激となり、心も体も
癒やされます。
脳科学の澤口先生がピアノが脳に効くことを解説していますので、
読んでみてください。