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来年のセンター試験はどう変わるのか その1

2014年02月06日 | 受験関連

まず、センター試験の受験科目が文系でも理系でも現在よりも

負担が増えます。

基本的に現在アベノミクスの効果ですこしずつ産業界の状況は良くなりつつありますが、

それでも大学生を持つお父さんの給料がそれほど増えていないのは事実です。

ようやくアメリカ経済も復活を遂げてきてFRBが金融緩和縮小を始めましたが、

激震としてまるで津波のように日本経済にダメージを与えたリーマンショックはまだ

記憶に新しいです。

その影響もあって、国公立の授業料年間53万円は大変魅力です。

さらに就職率においても国公立出身大学の学生さんは恩恵を受けています。

就職の決めては最後は出身大学ではなく、本人の資質がものをいいます。

しかし、国公立出身者の学力のベースはしっかりしているので、採用する側からすれば

大変魅力があります。

センター試験は多くの私学でも採用しています。センター試験の素点をもっていくだけで

何の試験をも受けずに私学の合格が決まるのです。国公立受験生をすこしでも確保したいというのが

私学の本音です。双方にメリットがあるので、この受験方式はまだ数年は続くでしょう。

 

さて、文系の人に採って最も負担になるのは科目で言うと 理科です。

理科は今年までは、化学、物理、生物のなかから1科目選択すれが良かったのですが、

来年のセンターからは、 化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎の中から

2科目選択しなければいけません。科目が増えるのです。

理系の人も化学/物理のそれぞれの強化は当然採らなくてはならないのですが、

その内容とボリュームが上がります。以前は6単位で良かった単位の内容が

化学基礎+物理基礎のない要も入れて全部で12単位になります。

ボリュームがなんとになってしまうのです。

ゆとりが完全に終わったのですよ。

ということで、現在のいま高2の生徒さんは大変ですが、

その対応を迫られてしまいます。明日はセンターの勉強を始めるには

何をすればいいかお話しします。

 

 

 

 

 

 

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