鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

2017年の宝塚について語らせておくれ~後編~。

2017年12月26日 | 言いたい放題
※宝塚の話です。前編も書いてます※

【2017年・夏】

その時の公演はこんな感じでした。

・宙組『パーシャルタイムトラベル』

・宙組『エースモーション』

・雪組『幕末太陽傳』

・星組『阿弖流為』(漢字変換一発でできた!すごい!!)

・星組『オーム・シャンティ・オーム』

・花組『邪馬台国の風』

・雪組『琥珀色の雨に濡れて』

・雪組『キャプテンネモ』

まずなんといっても大きかったのは、雪組のトップコンビお二人が卒業されたことですよね。

チケットが全然とれなかった卒業公演『幕末太陽傳』はありがたいことに、NHKBSプレミアムでもう放送されていまして。

(退団公演は必ずBSプレミアムで保存するという約束があるのだろうか?

 いずれにせよありがたい話です。

 DVD・ブルーレイとは違うアングルで撮ってくれているんですよ~)

私も観ましたが、ハッピーでいい作品でしたね。

ショーもステキだったし。

ただねぇ…これは原作がそうなんだろうけど、生きるために体をはらなければいけないお女郎さんに

「ここはいいところ」

など明るい言葉を言わせていたりするのが、私は

「男社会が言わせてるようなセリフだなー」

と思ってイヤでした。

楽しいわけないじゃん。

体売らなきゃいけないんだよ?

お女郎さんてホステスさんじゃないからね、体売ることが仕事だから。

でも、皆さん演技が素晴らしかったし、夢の世界らしくハッピーなラストだったので良かったなと思います。

ショーはとにもかくにも、真彩希帆さんの美しすぎるエトワールに感動。

なんて綺麗な声なんだ…

雪組トップコンビが卒業され、宙組トップスターの朝夏まなとさんの卒業もいよいよ…と思っていたところへ、七夕(だったよね??)ショックですよ~

花組芹香斗亜さんの組替え、宙組の美しき娘役さんたちの退団発表、その他大量組み換え…。

いや~もう今年の夏は大変でした

【2017年・秋】

秋の公演はこんなんでしたよ~。

・月組『All for One』

・花組『ハンナのお花屋さん』

・花組『はいからさんが通る』

・宙組『神々の土地』

・専科『神家の七人』

・月組『鳳凰伝』

…書いてて改めて…2017年秋は良作揃いですねっ

いや~スバラシイ。

どれも評判本当に良かったんですよ。

「観に行って良かった

「通って良かった」(本気のファンは同じ公演を10回以上観るのがザラです)

私はありがたいご縁で『ハンナのお花屋さん』を観ることができました。

生でね!(キリッ)

学校でみせたい感じの、楽しいけど色々考えさせられる作品だった。

芹香斗亜さん花組最後の公演でしたが、魂こもった演技にジ~ンと泣かされてしまったよ。

ネタバレだけどハンナちゃんのあの“選択”がとてもカッコよかった。

ヒロインであるミアちゃん、幸せを受け入れられてよかったね。

『All for One』は元気をもらえる楽しい作品。

愛希れいかさん・美弥るりかさん・宇月颯さんのカッコイイ男役っぷりが最高でした。

男役だよ、お・と・こ・や・く。

珠城さんはこの作品においてはカッコいいというより、応援したくなるというか。

『神々の土地』はご存じ、朝夏まなとさんの退団公演。

重厚なシナリオでハラハラドキドキ、面白い。

愛月ひかるさんの演技がすごすぎて、参りました。

【そして2017年・冬~セカンド~】

そして今。

冬ですよ、冬。

・月組『アルカディア』

・星組『ベルリン、わが愛』

・雪組『ひかりふる路』

公演はこのようになってるんですけどね…。

『ひかりふる路』は望海風斗さん・真彩希帆さんの新トップコンビお披露目公演。

作曲が『スカーレットピンパーネル』を手掛けたフランク・ワイルドホーンさんということで、とてもステキ。

(フランクさんは元宙組トップスター・和央ようかさんと宝塚で出会い一目惚れし、ついに結婚したという伝説をお持ちです)

文句無しの歌上手同士ということで、映像だけで私は降参しっぱなしです。

なんて素敵な歌声なんだ…!

私は遠征(本拠地である宝塚市の宝塚大劇場へ行って観劇すること)はしないので、ストーリーはグラフで読んだだけですが、とても素敵な作品だな~と思ってます。

1月2日から東京宝塚劇場で公演なので、猛者は寒空の下当日券(多分ほぼ立ち見)に並びましょう。

うん…。

いや~…月組の大量退団発表がねぇえ…。

幸せな気持ちで宝塚スペシャルが終わってさ…。

わー…。

タカラジェンヌはフェアリーですから、ほとんどのフェアリーはいつか人間にもどるのですよ…。

だけど…ううう、悲しい

月組ファンの皆さま、息…じゃない、生きてますか…。

なんか言いたい放題するつもりだったけど、あんまり出てこないや。

悲しいねぇ。

柚希礼音さんと夢咲ねねさんが退団発表された時にも思ったことだけど、

宝塚は特に一瞬の夢の世界。

好きだと思ったら、すぐに動かないとあっというまに夢は終わってしまう。

だから、観に行ったりファンレター書こう!!


と改めて思います。

チケットは大人気でなかなかとれないけど、最近はライブビューイングほとんどやってくれるし、ほとんどの作品はDVD・ブルーレイが出るので

「ライビュ専門」

「DVD専門」

「あと、グラフと歌劇をよむ!ルサンクも!!」

こんなファンの在り方もありますよ~。

私も…書くよファンレター。






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2017年の宝塚について語らせておくれ~前編~。

2017年12月26日 | 言いたい放題
※タイトル通り宝塚の話です※

【宝塚は2017年も新陳代謝すごすぎ】

宝塚の2017年を言いたい放題させていただきます…。

いや~昨日すごかったね

ベテランファンの友達いわく

「タカスぺの後は大抵なんか爆弾くるで

「大晦日の18時まで安心はできぬ

ということである程度覚悟はしていましたが、月組の人気者達がどどんと7人退団発表を…

仕方ないこととはいえ、悲しいです…。

ううう。

さて、そんなこんなでカッとなったので2017年の宝塚を言いたい放題させてください…。

かたよってるけど…。

語らせてくれや…(鳥まりさんは瀕死です)。

【2017年・冬~ファースト~】

その頃やっていた公演はというと

・月組『グランドホテル』

・花組『金色の砂漠』

・星組『オーム・シャンティ・オーム』

・星組『燃ゆる風』

・雪組『星逢一夜』

こんな感じ。

(私、ショーよりお芝居が好きなんですよ。

 なのでショーは省略。

 実にすいません)

「脚本が面白い」

という作品が多くて、周りの宝塚ファンさん達はとても喜んでいらっしゃった記憶があります。

私の周りでは『グランドホテル』が特に評判よかったかな。

全員が主役という感じで、大人っぽくて味わい深い素敵な作品。

新トップスター珠城りょうさんの魅力がフィットする主人公だったと思います。

正直

「ふざけんなよ??」

と思わせるキャラでもあったのですが、珠城さんの魅力でステキになっていた。

そして

いや~愛希れいかさんの素晴らしいこと

娘役の域を超えた芝居だった…やっぱり彼女は特別だわ。

『1789』のマリー・アントワネットも素晴らしかったものね。

女役というか大人役というか…。

ほぼほぼヒロインなフラムシェンちゃんは、早乙女わかばさんと海乃美月さんのWキャスト。

早乙女さんフラムシェンは憎めない愛らしさがあり、海乃さんフラムシェンは健気なかたさがあって良かった。

DVDはたしか海乃さん版…『1789』は早乙女さんオランプだったので、仕方ないかぁ。

雪組『星逢一夜』は初演版も大評判で、NHKBSプレミアムでも放送されていたのですが、2017の再演版はさらに切なく哀しく美しくなっていたそうで。

(もちろんチケットとれなかった)

主演の早霧せいなさん・咲妃みゆさんの泣かせる芝居は安定で、観れたという人たちは

「知っている話なのに、また泣いた~」

とおっしゃっていました。

演技が上手いって本当に大切だよね…しみじみ。

そういえば、この作品に出てくる三日月藩ってたしか実在してるんですよね。

違った??

【2017年・春】

当時の公演はこんな感じ。

・花組『仮面のロマネスク』

・花組『MY HERO』

・宙組『王妃の館』

・月組『瑠璃色の刻』

・月組『長崎しぐれ坂』

・星組『THE SCARLET PIMPERNEL』

一気に変わりましたよね、本格的に。

花組のトップ娘役さんが変わり、星組の新トップコンビが大劇場お披露目。

『スカーレットピンパーネル』はとにかく

「礼真琴さんが上手い!!!」

「七海ひろきさんがカッコいい!!」

と皆さん大騒ぎでした(笑)。

うん、カッコいいよねぇ…

宙組はここでトップ娘役の実咲凜音さんが卒業。

最後まで進化と綺麗がとまらない実咲さんには

「まいりました

と思いましたわ。

愛希れいかさんと実咲さんは本当に…トップ娘役の域を超えているなぁと私は思うよ。

(その証というか、退団後実咲さんはガンガン大きなお仕事射止めてます。

 さすが~)

男役さんに寄り添い、いつでも下がってサポートに徹して…という娘役さんも素晴らしいけどね。

それは咲妃みゆさんが体現してくださいました。

長くなってしまったので前編後編にわけます!!





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魔性の女たちは現在…??

2017年12月24日 | シリアス
【魔性の女はどうなったのか】

モテて、モテて、マジでモテすぎてすごい。

そんな女性を鳥まりは実際二人知っている。

(芸能人とか作家さんは除外。

 実際にご本人を知っているのとは違いますからね)

そんな二人の魔性の女がかつてどんな風にモテて、今どうなっているかをひっそりと記録です。

昔の私のように

「とにかくモテたい~モテモテになりたい~!!!」

と思っている人には、特に大切なことが学び取れるかもよ~。

【魔性の女・一人目】

一人目は、もちろん我が姉。

過去記事で何度か書いてますよね。

ちょっと前の記事で

「うわ~そんな一面が!!」

と思った人もいるかもしれませんが(笑)。

常時ああだったわけじゃないから。

二人以上になると同調圧力だったり、加虐心が暴走したりすんのかねぇ。

(※この記事→『年末だし、ここだけの話(誰でも読めるけど)』)

姉はまったく美人でもなくスタイルもどちらかといえば悪い(スマン)のですが、昔っから本当にモテました。

しょっちゅう告白されてたもん。

街を歩けばナンパされまくり…。

ぶりっ子でもなくセクシーでもないので、姉の何があんなウケるのかいまだにわからない。

まあしいて言えば、さっぱり明るく見えるのがいいんでしょうかね。

社交的な性格だったし。

エリート・イケメン(めちゃくちゃカッコいい人が多数)・高収入・外国人などなど、世の中で

「いいなぁ~

とされている(?)色んな男性と付き合っていました。

が、そんな彼女も大人になり…。

けっきょく生涯の伴侶に選んだのはエリートでもイケメンでも大金持ちでもない、気の合う男性でした。

義兄にはぜったいに言えないが、

「〇〇ちゃん(姉)、あんなにハンサムな人達と付き合っていたのに実は面食いじゃなかったのね!」

「あんな条件のいい彼氏じゃなくてあの人選ぶなんて意外~」

と周りでは言われています…

夫婦になってからは特に目立ったモテっぷりもなく、平和にすごしているようです。

【こっちは悲惨…二人目】

ではでは二人目。

姉の話は

「モテモテ女も結婚して落ち着いたねぇ」

で済む話ですが、こちらの魔性の女はなかなか悲惨です。

お覚悟を。

くわしいプロフィールはもちろん身バレにつながるので書けませんが、この人を鳥まりは高校時代から知っている。

仮にここではMさん(魔性だから、M)と呼びましょう。

Mさんはスレンダーナイスバディ&女子アナになれそうな美貌の持ち主でした。

「彼氏がとぎれたことないし、いつもモテてま~す

とけらけら笑っていました。

かわいいもんねぇ…。

ストーカー被害も絶えないし、元彼氏→次の彼氏。へのバトンタッチがかぶっちゃったりでなんかいつも修羅場やってた記憶が。

今だから言えるけど(昔はモテないブスのひがみでしょって言われるのが怖くてぜったい言えなかった)、Mさんは

「モテることに執着しすぎている」

ところがあって、異性に対して色っぽく振る舞いすぎたり、気を持たせすぎたりしていたんですよ。

男も女もチョロイ(ひどい言い方だが)のは恋愛経験の少ないウブな人であり、そういう人に気を持たせすぎたあげく振ると、もうストーカーになるしかない。

彼女は自分を求める男性のスペックをいつでも誇っていましたが、大学入ったくらいからおかしなことになりはじめた。

Mさんは

「彼女がいたんだけど、彼が私に夢中になっちゃって、略奪みたいになっちゃった

と相変わらず誇っていましたが、相手の男が実は彼女と別れていなかった…というケースが続出。

モテているつもりで遊ばれていた。

狂わせているつもりで、狂わされていた。


自由恋愛において貞操観念は当人たちの気分だけの問題なんで、法律的に問題ないとはいっても

「うわぁ…」

と思う。

(※関連記事→『自由恋愛ってどういうことなのか一度把握しておくと良い』 )

社会人になってからは押しが強くステータスの高い既婚男にだまされまくりで、未婚同士(もっといえば、きちんと前の恋人と別れてから付き合っているか)の恋愛をしたことがあるのか微妙…。

「また男に家庭を捨てさせちゃうかも」

「私、恋におちたらもうとまんないんだもん」

と恋愛小説のような言葉を私もMさんから聞いたけど…。

愛されてるんじゃなくて、不倫男にタダで体と時間と心あげちゃってるだけだよ!

とは言えないよね~…友達だったら言うんですけどね、友達じゃなかったので。

不倫男・ゲス男のいう

「愛してる」

「好きだ」

「かわいいね」

を彼女は愛(恋)だと受け止めていたかもしれないけど、言葉だけでなく行動を見て判断しろって話で、誰も彼女と結婚はしなかった。

Mさんは

「結婚して子どもを持つのが夢」

だと言っているのにですよ。

学生時代のMさんを知っている友は

「Mさん、あんな可愛かったのに、なんかすっかり人相変わっちゃったねぇ」

といいます。

彼女がまともな恋愛をしているとか結婚したという噂は聞きません…。

う~ん。

結末が両極端な二人の魔性の女…。

一時的なモテは幸せと直結しないのだと教えてくれているのかもしれません。

※続きっぽい記事書きました!※
  ↓
・小悪魔は悪魔に捕食される残酷。







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クリスマスはたのし。

2017年12月24日 | 日記
【プレゼントは愛、真心】

クリスマスイヴですね。

12月24日が日曜日ということで、いつにも増して街はにぎやかなことになりそうな予感

私はひっそり穏やかにクリスマスムードを楽しむつもりです

最大の楽しみは近所のケーキ屋さんで予約したクリスマスショートケーキ。

今からワクワクです。

子どもっぽいし地味だけどいいの…幸せだから

先週(今週?)の平日に某有名デパートをハシゴしていたら、老いも若きも殿方たちがプレゼントを買い求めていらっしゃいました。

一番多かったのはやはりジュエリー・アクセサリーフロア。

いや~ニコニコしてしまいますねぇ。

人が人に何かを贈りたいという気持ち…愛…真心。

人の美しさを垣間見させてもらった気分です。

花一輪であろうとも、愛する人が贈ってくれるものって特別だよね~しみじみ。

「手持ちのお金が本当にない!」

という殿方は、花一輪と日頃の感謝をつづった手紙を贈るとロマンティックで喜ばれると思います。

【娘役ファンの方へ、おまけ】

おまけというか私が書きたいから書くだけですが

個人的に私が

「娘役ファンゴコロを満たしてくれるな~」

と最近思うショップはこんな感じです。

・トッカ

・アナイ

・フォクシー

・エムズグレイシー

ちょっと高級で店員さんもキリッとした方が多いので、なんか入るだけでトキメキます。

特にトッカは娘役さん御用達なんで、

「あ、あの方が着ていたのだ

ってときめきっぱなしです。

この前は星風まどかさん(宙組のトップ娘役さん)が着ていたフラワープリントワンピースを発見しましたよ。

感激してたら店員さんが気付いてくれて、

「お家で手洗いできるんですよ~」

と教えてくださいました。

へぇえええ~。

そうだ、あとこれも。

新宿伊勢丹の本館2階に

「ここは娘役ファッションエリアか??」

と思うスペースがあったので、新宿近隣の方はぜひチェックしてみてくださいね~。

行けば一発でわかります(笑)

ではではダラダラ長文書きましたが、皆さま素敵なイヴをお過ごしくださ~い








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年末だし、ここだけの話(誰でも読めるけど)。

2017年12月18日 | シリアス
鳥まりには二人の姉がいる。

もちろん大人になった今では全員別々に暮らしているが、子ども時代は多くの兄弟がそうであるように実家で一緒に暮らしていた。

姉二人は年が近いが、鳥まりは離れていた。

姉二人は家庭内でいつもつるんでおり、幼少期の私はいつも…。

イジリだ、と言い訳がきくいじめを繰り返し受けていた。

今、当時の写真を見てみると

「お前らだって太ってるし顔ぱんぱんじゃねーか」

と思うのだが、姉達は妹(私)に

「太ってる」

「醜い」

「デブ」

「体重何トン?」

「脂肪のかたまり」

と毎日浴びるように罵って笑ってきたものだった。

今の子どもがプリキュアや妖怪ウォッチにはまってわくわくするのと同じに、私も当時子どもたちの間で流行っていたアニメ作品にときめいたものだけど、

「バカじゃないの」

「恥ずかしい」

「そんなのみないで」

「ださ~い」

と辱められたもんだ。

こういう思い出のせいで、私は今でもアニメや特撮ヒーローにはまる子どもたちを見ると心が苦しくなってしまう。

なかよしだかりぼんだかちゃおだか忘れたが、毎月楽しみに読んでいた少女漫画雑誌は何度となくメチャクチャに落書きされた。

おもちゃを台無しに汚されたり、隠して私が泣くとまた存分に罵った後こっそり返してきたりした。

もちろんただ返すのではなく

「最初からあったのに、鳥まりがバカ騒ぎして大泣きした!!」

というようなやり方である。

あと、定番はなすりつけ。

自分たちがやったことを

「鳥まりがやったの!!」

と親に言いつける。

ありがちな話だけど、改めて文字に起こすとひくな。

多くのイジメは代償行為・ストレス発散・弱い者いじめのどれかに分析されると思う。

きっと姉たちのいじめもそうだったのだろうけど、弱い者からしたら

「本丸にやれや」

という気持ち。

なんとも心が暗くなる思い出話ですが、この話からいいたかったのは以下のことなんです。

家族がやばかったりしんどい人はたくさんいるよ!

けしてレアケースじゃないよ!

だから恥ずかしいことでも、自分のせいでもないんですよ!


多くの人がそうであるように、私もノノシラー(漫画家の田房永子さんが作った造語。人をののしることを生きる喜び&支えにしてる人々)の手にまんまと乗って生きていた。

(田房さんがノノシラーについて書いた漫画が今ならネットで読めます。

 ノノシラーについてくわしく描いてくれているのは3話。
  ↓
 ・『いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった』田房永子(BOOK PEOPLE)  )

「私が恥ずかしいから辱めらめるんだ」

「私がバカだからこう言われるんだ」

「私が悪いからお姉ちゃんたちが叱っているんだ」

という感じに。

でもそれはぜったいに違う。

弱い者、劣った人(そもそもこの表現が乱暴だけどさ~)ならひどい目にあわせていいなんて、まともな人間がゆるすことじゃない。

家庭は…特に子どもにとって家庭とは逃げられない世界です。

その中に自分の安全を脅かす人がいる・いたってのは本当に本当に辛いことなのだ。

「よくあること」

「たいしたことじゃない」

って、辛い思い出を見ないふりはしたくないなとふと思ったのです。

両親も祖父母も兄弟も、大人になったら別々に生きることだってできる。

今まさに辛い思いをしている幼い人たちは、どうか

「永遠にこのままだ」

と絶望しないでねと伝えたい

家族はいい思い出と嫌な思い出が混合で存在するのもまた辛いところでね…。

しゅんとしますが。

もっと辛い人もたくさんいるって言われたらそりゃそうでしょうねって答えるけど、鳥まりさんもまたよくある安心安全快適とはいいきれない家庭で育ったんだよってお話でした。







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