私が断捨離するようになったきっかけは、10年以上前に出版されたこちらのコミックエッセイです。
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※断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる (アマゾン)
2010年の末に出版されたのか…3.11の前だもんね…昔々だあー
年末の大掃除に、断捨離を実行してから変わったレディーの実話コミック。
素晴らしい捨てぶりに真似したくなること間違いなし
良い漫画なのでまだ持っているくらいです。
続編も面白い。
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※もっと断捨離アンになろう!(アマゾン)
実はこの漫画の原作になった実話ブログは今でも読めるんですよ。
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※断捨離 I(Non's ~ Insomnia ~)
こちらの記事から、次の記事・次の記事…と読んでいくのがおすすめ。
2008年に断捨離されていたのか~今は24年だから、16年前!すごい
さて、ブログでもコミックエッセイでも…Nonさんの断捨離話によく出てくるのが
「自分軸」
という言葉。
自分の軸がしっかりして、心が安定して生きていけるようになる…断捨離はその大いなる助けになると。
うん、私も実体験から、そして周りを見ていてもその通りだと思いますね。
モノが溢れた有様・汚い有様、全て心の中の映し鏡みたいなもので…汚い部屋にいる時は心も荒れてる。
スッキリ片付いている時は安定しているもの。
自分軸とは、自分と他者の境界をしっかりと作れるってことでもあるのかもしれません。
それは誰の問題、物、事柄、感情、心なのか。
それをしっかりはっきりさせて自分を守る。
境界がないと他人と自分がごちゃまぜになって、お互いに大変な悲劇が起こるものです。
毒親・機能不全家族・共依存夫婦orカップルなどはわかりやすくその悲劇ですよね。
他人だけじゃない。
過去、現在、未来の境界。
現実と想像の境界。
ちゃんとわかって、分けるって大切なことだ。
去年か今年か、大層女性にモテる若きジェントルマンが
「僕は威張られるのも世話されるのも指図されるのも、全部しつこくて大っ嫌い。
人権侵害ってやつでしょ。
僕の人生で暇つぶししたり憂さ晴らしすんなよって思う」
と言っていたけど、わかりやすく境界がない人からの侵略ですよね。
彼の領域か自分の領域かわかってなくて、嫌がる相手と同一化しようとする…怖いな
(去年だったわ。
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・しつこくするのは誰のため?)
さて、そんな自分軸、自分と他人などとの境界線をちゃんとわかって保つこと。
それには断捨離が練習になるらしい、と最近教えてもらいました。
この過去記事(→・口が悪い女性(ひと)・その5。)で、虐待系猛毒母持ちの女性・ハスミさんが
「変わりたい」
と頑張る中で自発的に断捨離されたことをサラッと記録させてもらったのですが…。
これについて、先日しみじみ彼女が思い出して話してくれたのです。
「選別して捨てる作業は、私が母に取り上げられてた“私の世界”を取り返す訓練の繰り返しだったと思います。
自分のものなのに、何も選べないし買えないし捨てられないでずっと来て、物理的に毒親から離れてもずーっとそのまま支配されていたんです。
でも断捨離して、明らかなゴミからでも
「私に、いるかいらないか」
と聞いて決めるのを繰り返さなきゃならなくて。
それを積み重ねてどんどん
「私が決めていい、選んでいい」
の成功体験から自信が出来ていったというか…。
「私が選んでも、とんでもない悪いことになんかならなかった。
私がやってよかったんだ」
って思えるようになったんです」
…なるほど…
やったことないと、どんなことでも恐ろしいものなあ。
電車に一人で乗るのも、一人で買い物するのも、今では当たり前に出来るけど初めての時はドキドキして怖かったのを思い出します。
自分軸を奪われた人には、決めるのも捨てるのもそんな風に怖いのか…もしかしたら私も昔そうだったのかもしれない。
遠い昔のことすぎて思い出せないけど(笑)。
自分軸・自分の聖域を取り戻し始めたハスミさんは、荒れてた頃とは別人のように明るくて幸せそう。
素敵なレディーです。
これが本来の彼女だっただよね…一方的に侵略されて領土(心・体)をめちゃくちゃにされて、傷ついていたんだな…。
やっぱりすごいね、断捨離さん
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