鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

その才能の消費期限はあまりに短い。

2025年01月30日 | シリアス
【幼く若い人達を大切にするとはどういうことなのか…】

持て囃す(もてはやす)。

他に比べるものがないほど素晴らしいと、大勢で褒める。

おだてて搾取しようとする雰囲気をおおいに含むのが“もてはやす”という言葉だ。

賞賛と金で転落してしまった人を、身近にも何人か見てきた。

いい年した大人でも、あっという間に陥落されてしまう。

そしてその先に幸せがあることはまずない。

ましてや、純粋で調子に乗りやすく、それゆえに深く傷つきやすい子どもを持て囃すのは罪深いことだと私は考えている。

子役さんと、ここ10年くらい?小さな専門家、未来の天才博士…とメディアに使われている

「その分野の勉強が好きな素人子ども」

に特にそう思う。

子役さんの残酷さは皆うっすら気付いているでしょう。

幼子というのは、手がかかるのが当たり前。

面倒くさいのが当たり前。

親の言うことさえ聞かないのだから、大人の言うことなんか聞かないのが当たり前です。

だからこそ、泣いたり叫んだりせず大人しくて、指示に素直に従ってくれる…。

つまり

「御しやすい」

(御する=ぎょする。他人を自分の思い通りに動かす)

子どもは貴重で仕事をさせやすい。

そういうお子さんが子役として重宝されるわけですが…。

幼子でいられる時間は一瞬。

幼さが薄れてきた時、子役さん達と同年代の子どももさすがに聞き分けがよくなって、

「同世代なら出来る人がとても少ない」

ことじゃなくなる。

そうすると、今までとは違う武器で戦っていかなきゃいけないわけで…難しいよね。

芦田愛菜さんなんかは子役から順調に国民的スーパースターになられた稀有な存在。

全ての子役が芦田さんになれるか?

彼女ほどじゃなくても、10代・20代になっても芸能界で安定して稼げているか?

考えるまでもないよね

ベイビードクター(…)。

はもっと深刻だと私は思う。

彼ら・彼女らは

「子どもなのにすごーい!!!」

という演出でお顔もお名前もほぼ全国公開されて、持ち上げられる演出で利用される。

でも、彼ら・彼女らの知識なんて、成人~御年配のその世界を愛する人達には当たり前の知識ばかり。

そんなのにどれだけの価値があるのか…。

(わかりやすい例でいうと、ショパンの難曲を小学校低学年の子が弾けたらすごいですよね。

 でも、弾けることと上手いことと魅了する演奏が出来ること、全部別々。

 また、その子が中学生・高校生になった時に同世代のトップクラスであり続ける保障なんかない。

 世界中の名門音楽学校に天才など数え切れないほどいます。

 その中ですら、プロや先生になれるのはごくわずか)

年を取るまでのわずかな時間に、ベイビーたちが先輩達をしのぐほどのプロフェッショナルになれる確率なんて…私は低いと思う。

純粋で、その世界を愛した幼い人達がいつの日か

「自分は裸の王様にされていた」

と気付くのか。

「自分はこんなもんじゃない!!」

と傲慢なまま年老いていくのか。

全部忘れてたくましく人生を楽しめればいいけど…。

子どもって純粋で傷つきやすい。

利用されたってこと、わかると思う。

辛いんじゃないかなあ…。

金を稼ぐことが全てじゃないよ。

でも、愛してたことに辛い過去が絡むとそれ自体やめちゃうことないですか?

そうなりそうで悲しいなあ。

幼い彼ら・彼女らと同じに、それ以上に物知りな人も賢い人も世の中には星の数ほどいる。

けして特別な存在じゃない。

でも同時に、あなた方が楽しく学んでいるのはとても素晴らしいことで、ひとりひとり特別で尊い存在でもあるんだよ。

…この矛盾した真実を、伝えられる大人はどれだけいるのやら。

ちっぽけでよくいて、特別じゃない自分。

でもたった一人の特別な自分。

両方受け入れて成長するのが大事だと思いますね。









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愛や結婚に夢見る女子を、嘲笑いたくない。

2024年12月09日 | シリアス
【幸せになりたいって思って、何が悪いんだよ!】

現実でもフィクションでも、

「幸せな恋愛がしたい

「素敵な花嫁さんになりたい

「可愛いママになりたい

「愛する人と出会って結婚するのが私の夢なの

と夢見る女子をバカにするのは溢れている。

頭が空っぽだとか言ってね。

一方で、時代にある程度淘汰されたとはいえ

「異性と恋愛するのが普通」

「結婚して子どもを産むのが女の仕事」

という空気は無くなってない。

だったら恋愛・結婚・子育てに夢見る女子をもっと大事に扱っても良かろうに…なんともはや

古今東西、こういう夢見る女性(幼子から老人世代まで、まんべんなく…)が悪い男に利用されて最悪無残に命を奪われるストーリーは、フィクションでも現実でも有り触れている。

「もう飽きた!!」

と言いたいほどに。

よくある話だったし、今でもそうなのでしょう

私自身は、こういう夢見る女性をぜったいバカにしたくないと思っています。

幸せになりたいって頑張って、その夢が恋愛や結婚で何が悪いんだよ!と。

そりゃあね…恋愛・結婚したがゆえに不幸になった女性はたくさん見てきた。

でも良いじゃないか、相手変えれば、不幸になる自分の思考パターンと時間かけて上手く付き合っていけば。

転職したり引越ししたりするのと同じ。

色んな夢があるんだから。

【グラディスのような使われ方はされてほしくない】

※アガサ・クリスティの小説『ポケットにライ麦を』およびそれを元にしたドラマ作品へのネタバレがあるので、ご注意ください※

「恋愛・結婚に夢を見て不幸になった女の子」

で、私が真っ先に思い浮かぶフィクションのキャラクターは、アガサ・クリスティの『ポケットにライ麦を』に登場するグラディスです。

ミス・マープルシリーズの作品で、グラディスはかつてマープルさんのお屋敷で家事を仕込んでもらった小間使いの女の子というキャラクター。

若くて、美人じゃなくて、頭も良くない。

お給料のほとんどを服や化粧品に費やして、

「映画スターの道がひらかれるかも」

「素敵な恋人が現れるかも」

と無邪気に夢見る女の子…よくいる、ふつうの女の子。

彼女は身寄りがないこと・無防備なこと・バカだったこと…などから悪い男に狙われ騙され殺人の実行犯にされたあげく、口封じに殺されてしまうの。

その男の本命の奥さんは、貴族の美人。

何重にも軽んじられている。

こいつにとってグラディスは人間じゃなかったのだ。

現実だったら、グラディスのような女の子は世論に叩かれまくるだろうなと思う。

特に現代だったら最悪。

幸せな恋を夢見ただけなのに、身の程知らずだのブスのくせにだの、お前みたいな女は殺されたって当然だのと罵詈雑言がSNSに溢れかえるのが容易に想像できてしまうよ…。

グラディスのようには誰もなってほしくない。

って考えると、夢見るのと同時に

「現実は悪い奴がいる」

「あなたを人間とも思わない人が世の中にいるかもしれない」

と教えるしかないのかなあ…なんて思ってドヨンとしちゃうな

【こっちは目も当てられない現実の話】

グラディスのむごすぎる物語は作り物だからまだ見れるとして、こちらはあまりに悲惨で直視したくない現実の話です。

もちろん固有名詞は書かないけどさあ。

そんなに遠くない昔、

「幸せな結婚をして、子どもを産んで、愛する旦那様と宝物のような子ども達と暮らすのが夢」

という女性がいた。

彼女は抜群に男性にモテる美女で、お嫁さんにしたい職業について、そのうえ高給を稼ぐ“勝ち組”女性だった。

実家は地方のお金持ちで家族からもとても愛されていたの。

結婚適齢期になった彼女はある男に熱烈に口説かれてあっという間に惚れてしまって寿退職した。

結婚式は大変豪勢なものでしたが…相手は

「知る人なら皆知ってる、評判の悪い人」

だったから、知ってる人には

「自分だったら大事な娘をぜったいあんなのに嫁がせない」

「お嫁さん…あんなに無邪気に浮かれて、どんな運命が待ち受けるのやら」

とすでに言われていた。

『エリザベート』(ミュージカル)の不吉な結婚式みたいにね。

短い婚約期間の間に、彼女は夢見心地でセレブお料理学校に通っていたそうだ。

これからずーっとずーっと永く続くはずの、幸せな未来を夢見てね。

…それの、何がバカなんだろう。

彼女が何をしたっていうのだろう。

ここから、彼女が10年もない間に襲われた不幸は、辛すぎてとても羅列できない。

最後だけ書くと、夫の命令で治るはずの病を治療させてもらえず苦しみ抜いて亡くなった。

かわいいかわいい子ども達を産んであげたのに、修行した美味しい手料理も、他のあらゆる苦労も何も感謝されずに。

多くの女性は母親になれば、子どもを守ろうとどんなことでもする。

彼女は子どものために夫にされたことを何も外部にもらさなかった。

どころか、愛されてるとか感謝とかそんなことばっかり最後の方に口にしていたんだよね。

それを真に受ける人がいるのが驚きだけど…。

だから今でも彼女の不幸せな結婚を美談として語る人は少なくない。

夫氏はその筆頭だ。

…私は、それを漏れ聞くたびに心がスウッと冷たくなるよ。

どんな気持ちで彼女が生きたか。

自分より長く生きる子どものために耐えたか。

どれほど苦しんで旅立っていったか。

興味ないのよ、夫氏は。

グラディスと同じ。

自分の道具なんだよ。

人間じゃない。

軽蔑するね、きっと子どもにも同じことする。

特に娘にはどんなことしてるんだか。

悲しい悲しい、本当の話。








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真っ暗な湖畔を歩く。

2024年11月26日 | シリアス
【うっすらと絶望を抱えながら】

私は自他共に認めるチキンハート=腰抜け=臆病者=意気地なし=弱虫。なので、色んなことが怖くて恐ろしい。

ロープーウェイは何度乗っても行きはすごく怖くてドキドキする。

(帰りはルンルンして景色を心から楽しめる。

 そしてまた忘れて次は怖がる

穏やかな内海を渡る小型客船すら、怖くて一人ではデッキに出られない。

(旅先で一人残るのは寂しいので結局ついて行って、そしたら案外楽しめる)

山どころか森も林も恐ろしい。

自分の弱さに自覚的なのだと無理やり良く解釈しておこうか(笑)。

そんなチキンハート的に、

「案外怖いな!!!」

と驚いたのが、湖のほとり。

北海道だったかな、湖畔のホテルに泊まって朝・昼・友と散歩したんだけど…。

美しかった。

厳かだった。

自然の美しさは奇跡だと体でわかる感動体験だった…けど、怖かった

海じゃないのに、水に浸かってるわけじゃないのに、安全なところを歩いているのに、恐ろしい。

やっぱり昼が一番怖くなくて、朝より夜がずっと怖く感じました。

なつかしい遠い昔の思い出。

あの、うっすら怖くて絶望する感覚って…未来を楽観視できない時にとても似てる気がする。

こんな時代だし、誰もが感じているんじゃないかな。

「この先どうなっちゃうの」

「生きていけるの」

「自分、死んじゃうのかな」

「どうすればいいの」

「何がと具体的に言えないけど、怖いんだ」

「なんなら全部がわからなくて恐ろしい」

こういう気持ち。

勉強、部活、家事、仕事、育児、看病、介護、恋…などなど集中してる時は考えないのよ、そんなボヤっとしたことは。

でも、ふっと力が抜けた時に襲ってくる暗く柔らかい、薄い絶望感。

帰りの電車で・車で、お風呂入ってる時、単純作業をこなしてる時にやってくる奴等…。

洗濯物畳んでる時とか、コピー用紙詰めてる時とか、タイムカード打刻してエレベーター待ってる間とかがあるあるな気がします

ああいう時、私は有間しのぶさんの漫画『その女、ジルバ』を支えにしてやりすごすのですよ。

※その女、ジルバ(1)(アマゾン)

最終巻(5巻)か4巻だったと思いますが、主人公の新(あらた)さんが

「真っ暗な道を一人で歩いているみたいで、ずっと死んじゃいたいと思ってた。

 でも、気がついたら勝手に幸せになっちゃってた。

 あの辛い辛い絶望期間が貯金で、それうんと利子がついたみたい。

 こんなに幸せにしてもらっちゃって良いのかなあ」

こんな風に人生を振り返る場面。

(新さんは百貨店販売員の仕事を加齢が理由で姥捨てされ、結婚を約束していた彼氏にも裏切られ、お先真っ暗な気持ちで40才の誕生日を迎える。

 その後すぐに高齢ホステスだけのお店・オールドジャックアンドローズの新米ホステスになって仕事が楽しくて幸せになるお話です。

 ・原作漫画版『その女、ジルバ』。

 ・『明日カノ』に疲れた人に『ジルバ』をおすすめする。

この天と地の間には、お前の哲学では思いも寄らないことがまだまだ起きるんだぞ。(byシェイクスピア)

という台詞がありますが、本当に人生なんて、何が起こるかわからない。

日本は災害が起きやすい国なので、先祖代々日本人はネガティブになりやすいと言われています。

ネガティブな方が生存率が高いから淘汰されていったんですって。

でも、

「何が起きるか」

の何は悪いこととは本当に限らないのだ。

良いこと、嬉しいこと、希望、そんな時もたくさんある。

だから…今うっすら辛くてもちょっと先には幸せな未来があるかもしれないと信じて、今をやり過ごす。

耐える。

そのために、新さんの物語をいつも心に記憶しております

作中

「あんなちっぽけな店でホステスしてるのが支えなんて、哀れだねえ」

「幸せってアンタ、年寄りと鍋囲んだくらいで大げさよっ!」

と言われていましたが、新さんにとってはこの上ない尊い幸せなのです。

きっとそういうのが誰の人生にもあって…辛い時こそ、少し先に幸せが待ってる。

絶望貯金の利子はたっぷりだ!!と信じて過ごしたいのです(笑)。

朝・夕の寒暖差や、世相で落ち込んでいる人が少なくないから書きました。

みんながきっと、この人生の未来で

「勝手に幸せになってた~」

って笑えますように







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顔でバレる心は、愛か恐怖か。

2024年11月04日 | シリアス
【憧れから得られる力ってすごいなあ】

先月か先々月くらいだったかな。

薬局の韓国コスメコーナーを見に行ったら、先客さんがじっくりテスターで品定めをしていました。

バッグにIVE(韓国の女性アイドルグループ)ウォニョンさんのアクキー?アクリルキーホルダー??写真キーホールダーが着いていた。

「ああ、ウォニョンさんのファンなんだな」

と思ってたら、お顔やファッションを見てびっくり。

驚くほど、ウォニョンさんに似ている。

※チャン・ウォニョン(Google画像検索)

もちろん御本人じゃないよ。

ここ日本だし、身長が私(165センチ)より低かったし。

(ウォニョンさんは173センチ)

でも、ほんっとうによく似ていた。

それで勝手に感動したのです。

憧れるって…愛の力ってすごいなあ…って。

もともと似ていたとしても、あの方がウォニョンさんを知らず大好きにならずに生きていたらきっと違う感じになったと思うんですよ。

愛ってすごい

人でも何でも、どんどん憧れて愛して生きた方がきっと楽しいなと思う出来事でした。

【姿は生き様、心の鏡】

推しに憧れ推しを愛し、自分も推しのように美しく変化する。

こんな美しい話と、実は同じ構造の話。

姿を見れば抱えているコンプレックスがわかる。

つまり、姿(外見)≒心(内面)ということ。

全く同じではないけどさ。

例えば、私の顔…顔面の造形じゃなくて、メイクを見れば私のコンプレックス・願望はすぐわかるでしょう。

私の望みはこうよ。

「1ミリでも目を大きく見せたいっっ!!!」(笑)

めっちゃ描いちゃう。

描いたところで、元が小さいので全く大したことはないけども

目の大きさに考えが及ばなかったり、

「このちいーーーさな瞳が好き(ナルシスト)」

だったらアイメイク自体しないかもね。

メイクは個人の楽しみだから、好きなメイクをすればいいんだけど…同病相憐れむ(同じ病気や悩み苦しみを抱えた者は互いに労わり合い同情し合う、の意味)なのか…。

街であまりにもアイメイクがやりすぎちゃったりこだわりすぎてバランスを欠いている人を見ると

「私と同じで、目が小さいのがコンプレックスなんだろうな…。

 あのメイクをすれば、なんとか自尊心保てる武装できてるって思ってるんだろうな…。

 でもそのレベルはちょっと心配よ…」

と共感から勝手に想像しちゃう。

たいていそういう人は怯えきった瞳をしている。

戦闘力高そうなファッションやメイクをしていても猫背で、自信なげで、声が震えていて。

同じなんだよなあ、きっと。

幼い頃の私と。

人間の醜さを嫌ってほど見せ付けられた(=いじめという名の校内犯罪被害者だった)中学時代、私もああだった。

もしかして見る人が見れば今も同じなのかもしれません。

今見ると

「あれ、けっこう皆と私同じだ」

なんだけどね。

幼女時代のバレエ発表会写真が数枚、近年自宅で発掘された(のち、なぜか母が自分の寝室に飾ってある)のだが

「私だけが目が小さくて太ってると思ってたけど、別に皆同じだな。

 目が小さくてふっくらした、ふつうの女の子だな…というか自分がなかなか見つけられない…」

こんな有様でした(笑)。

きっとコンプレックスで色んなものをありのまま見られなかった(認知できなかった)のね…。

たった6才か7才で、かわいそうに。

いや、もしかしてもっと幼かったかも?

【推察色々】

メイクって本当に心を語る。

「これでもか!

 これでもか!
 
 これでもかああああああーーーーっっ」

ってベースメイクを塗り重ねてコンシーラーも地層のようになっている人は当然肌にコンプレックスがあるでしょう。

シミ全隠しコンシーラーしたりする人。

メイクとは違うかもだけど、メガネとコンタクトも。

どんなに目のコンディションが悪くてもコンタクト装備を休まず、目が真っ赤かになっている人も多い。

メガネ=ブサイクって刷り込まれちゃったんだろうなあ。

メガネはメガネで可愛いんだけど。

男性でこういう人が少ないのは、メガネ男子が社会的に高く評価されているからでしょうか。

それでも新コロ怖いから明らかにメガネ着用女性の地位は上がったけどね。

ずっとコンタクト必須だった女優さんや女子アナさんがメガネで堂々仕事するようになった気がします。

ファッション・振る舞い・言葉使い・声の調子…もちろんこんなのも色々バレますよね。

どんなに素晴らしい名家やら大富豪に生まれても、びっくりするほど人をバカにした嫌な話し方をする人は

「誰にも注意されず、自分を省みる客観性も育たず、ナルシストの他責思考でここまで来たのかー」

とみんなわかる(笑…えないのか?)。

【どうせならジョイ!や愛でいきたい】

joy…喜び・うれしさ・歓喜・満足・幸運。

愛はもうそのまま、愛。

できれば恐怖や攻撃性ではなく、こういうジョイや愛で生きていたいね。

ファッションも、メイクも、思考も、己の有りよう全て。

人生を楽しむ、愛するって大事だなってますます思うからです。

新コロ怖い…よりは、世界中の傷ましい戦争のせいでそう思う。

負けたくないし、あきらめたくない。

いつの間にやら2024年あと2ヶ月ないですけど、意識して生きたいよ






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エンドレスループ悪口は内なるSOS。

2024年10月15日 | シリアス
【気付いて、こっちを見てと泣いているのさ】

SOS(エスオーエス)は、かつて船舶を中心に用いられていたモールス符号による遭難信号である。 現代では遭難に限らず助けを求める合図として使用されることがある(Wikipediaより)

自分でも他人でも、

「その話何度も聞いたよー」

「しつこい、100回聞かされたわ!」

「あーあ自分、また同じ話しちゃってる…」

こういうことはよくある。

たいてい愚痴や悪口でね。

(自慢話を毎度毎度飽きずに披露する人もいるけど、それはまたちょっと違う気がする。

 過去の栄光をもう一度!
 
 今の自分は全然チヤホヤしても褒めてももらえないからプリーズ!って感じかな 笑)

何回、何十回、何百回話しても、聞いてもらっても、全然心が晴れたり忘れたりできないのはなぜか…。

たいてい、自分を主語にして

「自分はこう感じた、こう思った」

を語っていないからだ。

本当に話したい・聞いてもらいたいことを言えていない。

わかってもいない。

でも心は求めている。

気付いてよ、こっち見てよ、と、子どもみたいに


AがどうしてBがこうした、Cがこうなった。

そんな状況説明を何回繰り返してもいつまでも自分の心に辿り着かない。

「Aがこうして、自分はこう思った」

「Bにはこう思った」

「Cがこうなったことに、自分はこう感じた」

そこに潜っていかないと、傷ついた自分の心には辿りつけない…内なる自分…インナーチャイルド、かなあ。

トンチンカンな感情撒き散らしと他人巻き込みエンドレス会話しちゃうと、自分も嫌われたりして辛いものです

【一般論にすりかえて、痛みから逃れたい】

次に書く話は個人の特定を防ぐためにフェイクを入れて書きますが、言いたいことや彼・彼女がやっている反応は現実そのままです。

Xさんという知人女性がいる。

Xさんはアイドルから俳優に転身した海外の某男性スターに長年夢中で、来日イベントはもちろんのこと海外にも遠征するくらい熱量高く応援していた。

その男性スターは美貌のみならず、優しく可愛くファンサービスが良くて、

「こんな素敵な人めったにいない!」

と感謝すら覚えながらXさんは推していた。

結婚発表をしても、変わらず愛していけると信じていた。

…のだが、新婚ホヤホヤの彼が奥さんに暴力をふるったこと、浮気をしていたことなどが現地でスクープされてしまう。

最初はスターさんも認めなかったので、

「メディアが嘘ついてるんだ!!!」

と怒りをそこへ向けた。

(日本でなら週刊誌かな?)

しかし、続々と証拠が出され、奥さんも暴力ふるわれた、浮気もされた、彼と別れたいと表明する。

この時点でも

「もっと決定的な写真があるとか、録音があるとか言うけど、文字でしか出さない。

 嘘に決まってる!

 奥さんも嘘ついてるんだ!」

とまだまだ責める。

自分の大好きな人が、悪いことをしたなんて辛すぎるから。

加害者であってほしくない。

被害者でいてほしいから。


…しかし、もちろんスターさんは最終的に認める。

「報道されたこと全てが真実ではないけど」

と逃げ口上(=他人の問いに対して、言い逃れようとして言うことば。責任や罪を回避するための口実。逃げ言葉)を入れつつ、

「彼女に手を上げてしまったのは本当です。

 結婚した後で妻以外の女性と間違いがあったのも本当です」

確かにその点では加害者であった、と。

Xさんの心はさらに傷ついてしまった。

SNSでは、ここまで言っても

「スクープしたメディアもテレビもネットニュースも全部嘘なんだ、でっちあげなんだ。

 彼は被害者だ!

「あんな優しい○○が殴らずにいられないほど、浮気せずにいられないほど、妻が悪いんだ。

 クズなんだ、そうに決まってる、何もかもあの女が悪いんだ。

 むしろ被害者は彼なんだ!

こんな風に言う人も多かったらしい。

でもXさんはそこまで盲目になれなかった。

暴力も悪い、浮気も悪い、ここまでやって彼をかばえない。

でも辛くてたまらない。

…で、Xさんは結局スターさんを叩くように“見える”一般人の悪口を言うことで感情を発散させようとした。

あくまで一般論にすりかえて、

「黙れ!」

「○○を叩くな!」

という気持ちを込めて絡んでいったという。

論点をずらして、一般論に挿げ替えて(すげかえる、ってこう書くのか…)

「彼は被害者だ!

 彼は被害者だ!」

って叫び続けた。

興奮してる人、ましてや深く傷ついて怒りに我を忘れている人と対話なんて出来ない。

だから本人には言えないのだけどね。

Xさんは、スターさんの行為に傷ついたんだよ。

「私は傷ついた」

「私は辛い」

「私は苦しくてたまらない」

って、本心はズタボロ。


でも辛すぎて向き合いたくない。

大好きな人に傷つけられたなんて、苦しくて辛すぎるから、認めたくない。

だから自分を守ろうとトンチンカンな一般論言い切り・達観キャラになろうとする。

よくある悲しいことです

同じスターさんに夢中だった、Yさんというファンは強かったよ。

Xさんや他の攻撃することで自分の感情から守ろうとするのと違って最初から受け入れててすごすぎた。

Yさんはこう言っていました。

「○○が大好きだった。

 彼に恋するみたいに夢中で応援した数年間は私の青春だった。

 でも、彼がしたことで宝物みたいなその時間も全部汚れて、間違っていて、罪だったんじゃないかと思わされて辛い。

 今もやっぱり好きなの、だから無かったことにしたくなる。

 そんな自分も全部嫌。

 私をこんなに苦しめる○○が憎い。

 こんな格好悪いこと言えない。

 でも言う。

 恥ずかしいけど言う。

 私は傷ついた、大好きな○○に傷つけられたって思ってる」

…とても辛くて、勇気がある発言だった。

友達に言っただけの言葉であっても。

Xさんは相変わらず、自分の感情にいきつかない無限ループ悪口が止まらない。

だから周りから浮いてしまっている。

本人の心も全然癒えていかない。

一方、辛い自分の感情に向き合って言葉にしたYさんは無限ループ悪口を言わない。

辛い記憶をかかえながら、現実の幸せを積み重ねていっている。

少しずつ癒していっている。

…悲しいくらい鮮やかな対比だね。

辛いよね、自分の心と向き合うのは。

愛する人に何かあったときは…。

Xさん・Yさんは女性ファンと男性スターの話だけど、男性ファンと女性スターの間でも似たようなことは起こる。

Zさんという某国民的アイドルグループの大ファンの男性は、最推しメンバーが熱愛スクープでグループ脱退して大ショックを受けた過去を持つ。

何年たってもずーっとずーっと、その元・最推しメンバーの悪口を言っている。

「あの女はどうしようもなかった」

「あいつは○ッチ、グループ加入させたことが間違いだ」

すさまじい罵詈雑言。

彼女がアイドル卒業して女優さんになって結婚してお子さんを産んで離婚しても、いつまでもいつまでも言う。

向き合えたらいいのにね。

大好きな人に彼氏がいて辛かったと、その後の対応にもすごく傷ついたと。

今なお罵詈雑言吐いてないと抑えられないほどの悲しみ・苦しみがある。

心の中で、彼が助けを求めているのだから…。

自分が何より苦しいだろう。

自傷行為に近いものだから。







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