昨日は珍しく、夕食後も少し製作を進めておりましたので更新をサボってしまいました。(^_^;) 土曜が出勤でしたので大した進捗ではございませんが、まずは座面の仕上げから・・・・。 シートは物入れの様な箱の上に取り付けられておりまして、ソミュールのシートが失われている無線手席を見てみますとSdkfz250の様に一応数段階は前後させられるように見受けられます。で、この調整機構が今一よく解かりませんので、とりあえずシートの外側にボルトが付いていたと仮定しまして座面の下に少し大きめの板を取り付け、例によって例のごとくホワイトメタル(フリウルの履帯の余りもの)を盛ってクッションを再現しました。 写真に撮ってよく見てみると少し気泡が・・・・・まま、完成後はシートの背もたれしか絶対に見えませんから、まあいいやって事にしちゃいましょう!(←オイオイ!!)
お次は背もたれの製作に入るのでありますが、まずは実車の写真をご覧あれ・・・背もたれのスプリングに関しては、当初、ショーモデリングのエッチングパーツに付属のものをそのまま使うつもりだったのでありますが、実物の方が明らかに目が粗い・・・。 “らしさ”で言うならショーモデリングのパーツを使った方が、より精密っぽく仕上がって良いのでありますが、実物を見てしまいますとねえ・・・・スプリングのコイルの巻数を適当に作るのも、目立つ部分のボルトの本数を適当に再現するのも根っこは同じ事になってしまいまして、一応スケールモデラーを目指す者としては少々具合が悪いってことで、無駄な努力と知りつつもスプリングを自作することに致しました。(^_^;)
最初は“こんなスプリングぐらい・・・”と、完全に舐めきっておりまして、治具には2本の真鍮線を使って0.1mmの真鍮線を8の字にグルグル巻きつけておいて、後で伸ばせばいいやと思って作り始めたのでありますがこいつが超曲者。 何たって上下の円のピッチが1.5mmしかありませんので均等に伸ばすのが非常に難しく、何本もオシャカを出しつつ1時間以上かけて右写真の左上から2番目の不揃いなものを1本作るのが関の山・・・・いくら手が慣れてきても、これじゃ計8本作るのに何日掛かるかわかったもんじゃありませんので、左写真のちょうど一本分の治具を作って量産する事にいたしました。(^_^;) で、とりあえず昨晩は2本だけ作りましたが、ショーモデリングのエッチングパーツに比べると、まあそれっぽくできたかな??
しかし何ですな、この治具を作るのに15分、2本作るのにせいぜい10分って・・・・2本の真鍮線の治具で1時間以上悪戦苦闘してたのに・・・・・・急がば回れとはよく言ったものであるなあ~と実感した週末でございましたとさ!!
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