洋白というと真ちゅうにニッケルが15%ほど含まれているだけなのですが色や輝きがステンレスに似ていて、私には“硬いくて使いにくいもの”という先入観があって素材を持ってはいますが今までほとんど使ったことがありませんでした。で今回、洋白のハンダ付けについてご質問がありましたので試してみました。
結論として、洋白は真ちゅうと全く同じようにハンダ付けすることが出来ました。(写真右側の帯板を×に付けた物が洋白です) フラックスもハンダも一般金属用を使い加熱時間も同程度で全く問題なくハンダ付けすることができます。ついでにというか折角ですから、ステンレスも一般金属用のフラックスとハンダで試してみました。(写真左側の少し幅広の薄板2枚がそうです) 上側のものを見ていただいて解るようにステンレスも一般金属用でハンダ付け出来なくはないのですが、これだけ薄い(0.1mm程度、古いオンザマークのエッチングのランナーです)ものでも真ちゅうの倍以上の時間加熱しないとハンダが広がりません。写真の下の物が真ちゅうなら十分全体にハンダが広がるぐらい加熱したものですが、広がると言うより付着したという感じですね。やはりステンレスには専用フラックスとハンダを使った方が良さそうです。
洋白をハンダ付けする際にダマになって上手くいかなかったということですが、フラックスがたまたま十分塗布されていなかったか加熱不足が原因のようですね。或いは見た目がほとんど変わりませんから、素材が洋白ではなくステンレスだったのかも知れません。いずれにせよ今回組まれるパーツが洋白であれば真ちゅうと同じですので、どうぞ安心して作業を進めてください。完成楽しみに致しております!
そうなんですか 真鍮と変わらぬ作業性ですか
再トライしてみようと思います。
マーダー3H 完成がいつになるかわかりませんが、また報告しますね
どうも ありがとうございました。