ひょっとして今年はず~っと夏なのかと思うぐらい暑い日が続きましたが、10月に入ってようやく朝夕は少し肌寒いぐらいになり、秋の訪れを実感する今日この頃でございますが、秋の夜長の夜なべ仕事と申しますとニッパーやハンダゴテより、やはり針と糸がしっくり来るようでございまして・・・・(^^;
ちょいとピンボケですが準備致しましたのはかようなお道具・・・何や、いつもの道具と変わらんやないかい!と言うなかれ、ピンバイスの替りに装着されておるのは縫い針なんでございますな。で、写真上のものには糸を通す頭の部分の先端を鋭利に削って縫糸を通した針を、下のものには太くて長い畳針をしっかり咥えさせておるのであります。でもってこいつで何を縫うのかと申しますと・・・先般ご紹介させて頂きましたネームタグをB-3ジャケットに縫い付けてやろうっていう魂胆なんでございますよ。で、縫い方なんですが当初一本の糸の両端に針を付けて裏と表の両側から縫っていく“2本針”っていうやり方を考えてたんですけど、どうもムートンのファーが邪魔をして縫いにくそうなんで、ハンドミシンのような↓かような縫い方を採用した次第・・・
下手糞な絵で解り難いですけど・・・(^^; 要するに畳針でステッチの穴を開けておいてから、1本の糸を裏表両方に同じ長さだけ通しておいて表の方に針をつけ、針を差し込んで表の糸に裏の糸を絡めて行くという・・・ええい!言葉で説明したら余計に解りにくいがな!!(大汗) まま、お裁縫をお教えするブログではございませんのでお許しを・・・(^^; で、結果的には↓こうなるのでございます。
ジャケット本体の縫製に関してはステッチの幅はMilスペックで1/8インチと決められておるのでございますが、現物の写真をみるかぎり後付のネームタグやパッチ類は1/6~1/10インチ程度でバラつきがございまして・・・縫い目を多くすると面倒なんで約1/6インチの4mmに致しました。(^^; でもってネームタグだけ新品のピカピカっていうのも違和感がございますので、ちょいとペッカード・オイルを含ませてお化粧をば・・・・
如何でしょ?まま、エエ感じに違和感なく仕上がりましたでしょうか? これで冬の準備も万端・・・早く寒うならんかのう~。(←コラコラ!)
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