昨日(6月1日)新宿区商店会連合会常任理事会終了後、大室会長と志村筆頭副会長に
「ここ15年の間で新宿区内の肉屋、八百屋、魚屋、いわゆる商店街の基幹業種店舗が
すべて1/3になってしまいました。それ以上に『俺の代でやめるんだ』という店も少なくない
のが現状です。」
「店数がいくら減っても困っている新宿区民は一人もいません。そんな時代なのか、とも
考えました。」
「しかし、昨年の東日本大震災を経験してまちの再生復興の先頭に立っていたのは大手
量販店でもスーパーでもコンビニでもありません、我々商店街メンバーでした。切迫して
いると言われている首都圏直下型地震を考えて、このまま商店街の生鮮食品店舗を無くす
訳にはいかないと思います。」
「そのためには商店主だけでなく消費者の皆さん、これから商店街で商売をしていきたいと
思っている皆さんにも御参加いただき『新業態開発会議』を作りたいと思いますが如何で
しょうか?」と申し上げ、お二人の賛同を得ました。しかし話はここで終わりませんでした。
自宅に帰って来た私の携帯電話が鳴り、「今、新宿区の産業振興課長さんと会ってあなたの
提案をお話ししました。新宿区と新宿区商工会議所、商店会連合会の3者による会議にして
あなたが責任者になって進める事を決めて来ました。生鮮品だけでなく全業種を対象にしな
がら、当初は生鮮三品から始めて下さい」という志村筆頭副会長からのお言葉でした。
さあ~!来週からは忙しくなりそうです。いろいろな皆さんからのお知恵とアイデアが
この会議の推進力です。テーマは「閉めたら困る店づくり」にしたいと思っています。
どうぞお力添えください。