東京タウンウォッチング 深川芭蕉記念館と大川端
丁度桜が満開の4月3日。裏手の隅田川からみた処も、桜とマッチしてなかなか良い風情。ここから大川端を辿って「芭蕉の座像」に着くように出来ている。
大川端なんていかにも江戸。いやでも、池波正太郎の小説を想い出す。「大川の土手を着流しの浪人が風に吹かれて、ひとり飄々と…」なんて、書き出しの情景が浮かぶ(*自己満足)。
「夏草や つわものどもが 夢のあと」…やっぱり芭蕉の俳句は旨いですねえ。瞼の奥に、情景が浮かぶ様じゃないと旨い句とは言えないのですね。
5/15のタウンウォッチングでは、みんなで下手な俳句を愉しみながら歩くとしますか!?(^o^)
丁度桜が満開の4月3日。裏手の隅田川からみた処も、桜とマッチしてなかなか良い風情。ここから大川端を辿って「芭蕉の座像」に着くように出来ている。
大川端なんていかにも江戸。いやでも、池波正太郎の小説を想い出す。「大川の土手を着流しの浪人が風に吹かれて、ひとり飄々と…」なんて、書き出しの情景が浮かぶ(*自己満足)。
「夏草や つわものどもが 夢のあと」…やっぱり芭蕉の俳句は旨いですねえ。瞼の奥に、情景が浮かぶ様じゃないと旨い句とは言えないのですね。
5/15のタウンウォッチングでは、みんなで下手な俳句を愉しみながら歩くとしますか!?(^o^)

東京タウンウォッチング 5/15(木)深川~門前仲町コース
5/15(木)深川~門前仲町コースを企画しています(近々正式案内)。
今、外国人特に欧米の人に(日本の下町)が大人気だ。谷中の古い旅館では、宿泊客の殆どが外国人とか。館内の案内ビラや食事メニューが英語になっていて感心したことがある。魅きつけられるのは(日本の伝統的生活様式)らしい。畳、ちゃぶ台、焼き鳥、お風呂…など、高齢者にはなじみ深い庶民文化の様なモノだ。
歴史回帰というか、人気のタウンウォッチングに欠かせないのが(下町)だ。高齢化社会になり、連れだった街歩きが盛んな時代。深川~門前仲町にかけてのコースも実に楽しい。そこで、以前取り上げた門前仲町に加え、しばらく「森下駅」からのご案内をしたい。
先ずは「芭蕉記念館」、芭蕉の辿った(奥の細道)など、ゆかりの俳句、旅装束など、想いを馳せる事が出来る。
「五月雨を 集めてはやし 最上川」なんて、情景が目に浮かぶようですね。
5/15(木)深川~門前仲町コースを企画しています(近々正式案内)。
今、外国人特に欧米の人に(日本の下町)が大人気だ。谷中の古い旅館では、宿泊客の殆どが外国人とか。館内の案内ビラや食事メニューが英語になっていて感心したことがある。魅きつけられるのは(日本の伝統的生活様式)らしい。畳、ちゃぶ台、焼き鳥、お風呂…など、高齢者にはなじみ深い庶民文化の様なモノだ。
歴史回帰というか、人気のタウンウォッチングに欠かせないのが(下町)だ。高齢化社会になり、連れだった街歩きが盛んな時代。深川~門前仲町にかけてのコースも実に楽しい。そこで、以前取り上げた門前仲町に加え、しばらく「森下駅」からのご案内をしたい。
先ずは「芭蕉記念館」、芭蕉の辿った(奥の細道)など、ゆかりの俳句、旅装束など、想いを馳せる事が出来る。
「五月雨を 集めてはやし 最上川」なんて、情景が目に浮かぶようですね。

東京タウンウォッチング 門前仲町「深川不動本堂護摩焚き」
深川不動堂の圧巻は、何と言っても(激しく燃え上がる炎)の「御護摩修業」といわれる秘法。護摩とは古代インドのサンスクリット語に由来するもので、不動明王の祭壇を設け、護摩木という特別な薪を焚いて祈る真言密教で、(薪は煩悩を表し)、煩悩を焼き尽くす修業を指している。
卒塔婆に似た護摩木に悩み事、願い事を書いて、燃え上がる炎にかざして納める様に、思わず精神の高揚を感じた。何時の世も、人の悩みは尽きず、大勢の信者が熱心に祈る様は、途中で席を立つ雰囲気でなかった。
不敬なことだが、新興宗教が様々な仕掛けで、呪縛にかけるやり口と重ね合わせてしまった。モデルは、やはりあったのだと、つい思ってしまった。
※縁日に合わせ、5/15(木)辺りに「イムスクラブ」主宰で、「深川~門前仲町」コースの下町タウンウォッチングを計画しようと思っています。
深川不動堂の圧巻は、何と言っても(激しく燃え上がる炎)の「御護摩修業」といわれる秘法。護摩とは古代インドのサンスクリット語に由来するもので、不動明王の祭壇を設け、護摩木という特別な薪を焚いて祈る真言密教で、(薪は煩悩を表し)、煩悩を焼き尽くす修業を指している。
卒塔婆に似た護摩木に悩み事、願い事を書いて、燃え上がる炎にかざして納める様に、思わず精神の高揚を感じた。何時の世も、人の悩みは尽きず、大勢の信者が熱心に祈る様は、途中で席を立つ雰囲気でなかった。
不敬なことだが、新興宗教が様々な仕掛けで、呪縛にかけるやり口と重ね合わせてしまった。モデルは、やはりあったのだと、つい思ってしまった。

※縁日に合わせ、5/15(木)辺りに「イムスクラブ」主宰で、「深川~門前仲町」コースの下町タウンウォッチングを計画しようと思っています。
東京タウンウォッチング 門前仲町「深川不動堂」
門前仲町の象徴は何と言っても「深川不動堂」。真言宗成田山新勝寺の東京別院とあって、現在も盛んな信仰、信徒を集めている。江戸時代五代将軍綱吉の頃、不動尊のご本尊出張ご開帳がこの地で行われたのが始まりという。
本堂を始め、奥に入ると宝蔵大日堂、位牌堂など、様々な部屋があり、見応えがある。永代通りから参道にかけて、毎月1日、15日、28日の縁日には、賑やかな屋台が張られる他、年中通して、様々な行事がある。
永代通り並びには、江戸最大の八幡様「富岡八幡宮」がある。ここは、威勢の良い水掛け祭りが有名。境内には、伊能忠敬が蝦夷地測量の出発点だったことを示す(旅装束で今にも歩き出すような)ユニークな記念碑があったり、お相撲さんにゆかりの深い神社として力士の手形を刻んだ碑もある。
※画像は深川不動堂。節分間近とあって矢倉が組まれていた。


門前仲町の象徴は何と言っても「深川不動堂」。真言宗成田山新勝寺の東京別院とあって、現在も盛んな信仰、信徒を集めている。江戸時代五代将軍綱吉の頃、不動尊のご本尊出張ご開帳がこの地で行われたのが始まりという。
本堂を始め、奥に入ると宝蔵大日堂、位牌堂など、様々な部屋があり、見応えがある。永代通りから参道にかけて、毎月1日、15日、28日の縁日には、賑やかな屋台が張られる他、年中通して、様々な行事がある。
永代通り並びには、江戸最大の八幡様「富岡八幡宮」がある。ここは、威勢の良い水掛け祭りが有名。境内には、伊能忠敬が蝦夷地測量の出発点だったことを示す(旅装束で今にも歩き出すような)ユニークな記念碑があったり、お相撲さんにゆかりの深い神社として力士の手形を刻んだ碑もある。
※画像は深川不動堂。節分間近とあって矢倉が組まれていた。



東京タウンウォッチング 門前仲町「深川不動尊参道甘味の店」
お誘い戴いたのが2/1で、丁度ご縁日に当たる日だった。深川不動尊周辺には屋台がイッパイ出て賑わっていた。折角ご案内戴いた参道のケーキとカフェの店が満席。何気なく見回して近くに甘味の店を発見、入ってみた。外観は何となくみすぼらしい感じがしたが、入ってみると意外こぎれいで、それなりに(茶屋)の雰囲気もある店だった(画像)。
ご年配のお母さんらしい方が接客、私は好きな小倉餡の汁粉を注文(*おぐらでないと面白くない)、空いた店内でそれとなくお喋り。このお母さん「息子がやれ」というからやってるが、ホントはやりたくないんだ…と言う。息子さんの姿は見えず、察するに古くから参道で店を構えていたが、別に仕事を持つ息子さんが勿体ないから、店を綺麗にし母親を働かせている…といった処か!? などど想像をしてみる。何となく、歴史のある参道の中に人間模様を見たような気がして面白かった。
お誘い戴いたのが2/1で、丁度ご縁日に当たる日だった。深川不動尊周辺には屋台がイッパイ出て賑わっていた。折角ご案内戴いた参道のケーキとカフェの店が満席。何気なく見回して近くに甘味の店を発見、入ってみた。外観は何となくみすぼらしい感じがしたが、入ってみると意外こぎれいで、それなりに(茶屋)の雰囲気もある店だった(画像)。
ご年配のお母さんらしい方が接客、私は好きな小倉餡の汁粉を注文(*おぐらでないと面白くない)、空いた店内でそれとなくお喋り。このお母さん「息子がやれ」というからやってるが、ホントはやりたくないんだ…と言う。息子さんの姿は見えず、察するに古くから参道で店を構えていたが、別に仕事を持つ息子さんが勿体ないから、店を綺麗にし母親を働かせている…といった処か!? などど想像をしてみる。何となく、歴史のある参道の中に人間模様を見たような気がして面白かった。

東京タウンウォッチング 門前仲町「天ぷら・きどぐち」店内
続編で店内のご紹介。カウンターだけの店で、奥様と2人で切り盛りしている家族経営。余り愛想のないご主人と気配りの効いた奥様の接待、良いコンビに写った。
大体、天ぷらは揚げたてでないと値打ちが極端に下がる。良く団体向け旅館の「冷え冷え天ぷら」などとこき下ろされたものだ。だから、職人と相対した揚げたてで食する(お座敷天ぷら)にとどめを刺す。そんな贅沢は言わず、味は変わらず、下町らしい値段で、いつも満員の盛況のようだ。(手頃な値段で、味は一流の心意気)をB級グルメというが、まさにそんな店としてお勧めモノです。
※「天國きどぐち」江東区牡丹1-14-6℡03-3642-1086 東京メトロ門前仲町駅2分
続編で店内のご紹介。カウンターだけの店で、奥様と2人で切り盛りしている家族経営。余り愛想のないご主人と気配りの効いた奥様の接待、良いコンビに写った。
大体、天ぷらは揚げたてでないと値打ちが極端に下がる。良く団体向け旅館の「冷え冷え天ぷら」などとこき下ろされたものだ。だから、職人と相対した揚げたてで食する(お座敷天ぷら)にとどめを刺す。そんな贅沢は言わず、味は変わらず、下町らしい値段で、いつも満員の盛況のようだ。(手頃な値段で、味は一流の心意気)をB級グルメというが、まさにそんな店としてお勧めモノです。
※「天國きどぐち」江東区牡丹1-14-6℡03-3642-1086 東京メトロ門前仲町駅2分

東京タウンウォッチング 門前仲町「天ぷら・きどぐち」
淑徳大学の公開講座タウンウォッチングで知り合った方に、門前仲町に知り合いが店を開いたから招待したいとお誘いを戴いた。銀座「天國」で30数年勉めた職人さんが、のれん分けで独立したもので、お誘い戴いた方が天國勤めの時代からの知り合いだという。
門前仲町、天國という言葉に魅かれて、お誘いに乗った。画像に見るように小さな建物だが、一国一城の主、一生懸命な姿が好印象。
味はさすがに年期の入った銀座仕込み、舌鼓という感じではありました。Kさんご馳走様でした。
淑徳大学の公開講座タウンウォッチングで知り合った方に、門前仲町に知り合いが店を開いたから招待したいとお誘いを戴いた。銀座「天國」で30数年勉めた職人さんが、のれん分けで独立したもので、お誘い戴いた方が天國勤めの時代からの知り合いだという。
門前仲町、天國という言葉に魅かれて、お誘いに乗った。画像に見るように小さな建物だが、一国一城の主、一生懸命な姿が好印象。
味はさすがに年期の入った銀座仕込み、舌鼓という感じではありました。Kさんご馳走様でした。
