東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

西武渡辺監督のマネジメントはアンチ管理野球!? 続き

2008-09-30 10:20:57 | ミニ経営戦略・戦術論
西武渡辺監督のマネジメントはアンチ管理野球!? 続き
 
   渡辺監督は、徹底して怒らない、自主性尊重の姿勢を貫いたらしい。その代わり打てない時も、使い続ける勇気も大変だったろう。西武の野球は殆ど見た事がないが、ポカスカホームランを打つ印象が強かった。
  しかし、伸び伸び野球の開花には、伏線がある。ナント、早朝からバットを振る「アーリーワーク」を続けてきたという。アウェイで敵地の球場でも練習場を借りて続けた。「ひさしを貸して、母屋を取られる」の図という訳。そして、初球から打って凡退してもおとがめナシという。ここから、ホームランの量産が生まれた。 
 そして、渡辺監督と大久保コーチが「強制と拘束による統率への反抗」という(志)を共有している…という見方もある。指導陣の一枚岩、言い換えれば(価値観の共有)という組織パワーに繋がるキーがあった事も見逃せない。
  問題は、負けが込んだ時、優勝の重圧が掛かった時のメンタル面。若い軍団であるだけに、精神面の弱さも顔を出す。心技体とは良く言ったモノである。ゴルフでもメンタル面の自己コントロールを口にする選手が多い。
 経営の中でも、(自由に考え実行する)のが理想だが、どっこいそうはいかないのが現実だ。渡辺流には、2軍時代に徹底的にしごいた、つまり実践的トレーニングを徹底して取り組んだ自信が精神面を支える、自分の長所を追求し、しつこく追いかける、深める信念のようなものが(志)であり、強みと自信の相乗効果を生んでいくのではないか。「東京名店塾」では、夢と志を掲げている。志のある人生…素晴らしいと思いませんか!?
  今日からテニスの大会があり、「錦織選手」が出場する。一流選手にのし上がったのは、誰が何と言おうと飛び上がって打つ難しいショットを自分のものにした事にある。「世界一になる」という志は、現実味を帯びる。凄い!!(^_^)
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西武渡辺監督のマネジメントはアンチ管理野球!?

2008-09-29 22:13:57 | ミニ経営戦略・戦術論
  西武渡辺監督のマネジメントはアンチ管理野球!?
 
  西武の優勝とオリックスの健闘振りが話題になっている。それもその筈、前年5位と最下位の2チームが1位と2位というのだから、評論家は形無しだ。
 監督が替われば、かくも影響するのか、会社経営も経営者次第で大きく変わる所は似ていると言えなくもない。
 渡辺監督は、徹底して怒らない、自主性尊重の姿勢を貫いたらしい。その代わり打てない時も、使い続ける勇気も大変だったろう。中村というバッターのような本塁打王と三振王をかねるような粗い打者を使い続け、他にもホームランバッターがつぎつぎ出て、他チームを震え上がらせる打線が出来上がったという。
 「2軍は教育の場、1軍は自主判断=自己責任」という渡辺哲学が花開いたと言える。管理野球と対極にある考え方のようだ。枠に嵌めない(伸び伸び野球)で勝利を勝ち取る…こんな幸せな監督、選手もあるまい。
 経営の中でも、(自由に考え実行する)のが理想だが、どっこいそうはいかないのが現実だ。渡辺流には、2軍時代に徹底的にしごいた、つまり教育した子飼いの選手がのし上がってきた…という背景がある事が見逃せない。
 先ずは、(管理)という縛りと(自主性)という自由とのかねあいをどう取っていくか? 続編で考えてみたい。(^_^)
 ※この事例は、「人は、褒めるのが伸びるのか、叱る方が伸びるのか?」というマネジメントの問いかけでもある。
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東京タウンウォッチング 池袋三越閉鎖に思う080927

2008-09-28 11:55:51 | ミニ経営戦略・戦術論
  東京タウンウォッチング 池袋三越閉鎖に思う080927

 百貨店の苦戦が続いており、老舗三越が池袋店閉鎖の他、郊外への戦略投資だった武蔵村山SC店の撤退など発表した。
 池袋店を買収したのが投資ファンド、すかさず家電量販一位のヤマダが丸ごと賃借して来年にはオープンするという。ビッグカメラの本拠地に、ヤマダが出店したと思ったら、今度は2店体制の寡占型集中出店となる。凄まじいばかりの争奪戦である。そんなビッグの覇権争いはともかく、三越の閉鎖は(やはり)という思いが隠せない。駅に直結する巨大店の西武、東武に対し、小型で立地の不利はどうしようもない状況、誰が見ても撤退候補だった。
 漁夫の利を得たかに見えるのが「ヤマダ」。有楽町でそごうの後を受けた「ビッグカメラ」のお返しという格好だ。投資額も、半分で済むという。何しろ、百貨店だから、内装もしっかり、昇降のエレベーターなど、設備を丸ごと利用出来るからこたえられない。
 あらゆる業界で、規模の上位へ集中化が進む趨勢だ。しかし、どっこい小型店、家族店は強い所は強い。ハイテクとハイタッチが同時に進むと言ったのは、第三の波のトフラーだったか。オリジナリティの明快な商品・技術とハイタッチなサービス、接客があれば、絶対に生き残れると信じている。但し、肝心なのは、この両輪が揃う事だと思う。(-_-)
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「東京名店塾」 「ロレーヌさん」のいもっち

2008-09-27 10:42:38 | 「経営コラム」
  「東京名店塾」 「ロレーヌさん」のいもっち
 
  初めて食べるので、お祝いの意味も含めて、観光案内所に立ち寄って、買ってみました。練馬産のサツマイモを原料にしたスウィートポテト。家人には評判が良いようです。(*私はもともとスウィートポテトはそれ程の好みではないので、甘すぎる感じでした。私がはまっているは、何と言っても「シフォンケーキ」。練馬祭りでは、洋菓子組合として出店、ロレーヌさんはシフォンケーキを出品するそうですから、買い求めるチャンスですよ!?)(*^_^*)

※追記 ロレーヌさんのお店は、大江戸線春日町という駅の住宅地にあります。寂れた商店街の中にあり、極めて解りにくい。評判の注文した誕生日ケーキを引き取る方の為に、「モバイルサイト」を立ち上げました。ここからQRコードで地図を読み取って、来店し易くしようというサービス心です。
 詳しくは、26日の「東京名店塾」ブログを見て下さい。因みに、ロレーヌさんのインターネット活用の技はAクラス、「東京名店塾」の中で教えられる事数々あり、グループ勉強会の素晴らしさを実感しています。(^_^)
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「東京名店塾」 練馬観光案内所のロレーヌさん陳列(続)

2008-09-26 22:42:59 | 「経営コラム」
「東京名店塾」 練馬観光案内所のロレーヌさん陳列(続)

  入口の「ロレーヌさん」“いもっち”のPRスタンド看板。店内陳列の場所に続いて、スタンド看板まで作ってPRしてくれていました。嬉しいですね。
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「東京名店塾」 練馬観光案内所のロレーヌさん陳列続

2008-09-25 17:01:01 | 「経営コラム」
  「東京名店塾」 練馬観光案内所のロレーヌさん陳列続

  入口入って真正面に「ロレーヌさん」のネリコレ(練馬コレクション)に認定された“いもっち”と“たぬきのおなか”の2種類が展示されています。最高の優遇ぶり、言い換えれば練馬祭りのシンボルキャラクターの創作ケーキを依頼された程の練馬を代表するお菓子としての期待感の現れでしょう。
 読者の皆さんも、練馬駅を通過する機会がありましたら、是非お立ち寄り下さい。
 ※蛇足 観光案内というのは、観光スポットを訪ねたり、催しがあって会場を聞いたりする時のガイドが主な仕事の気がしていたが、ここは東映アニメの映像を流してはいたが、「物産館」のイメージが強かった。良し悪しはともかく、色んな捉え方があるものだと妙な所に感心したりしました。
 
  
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「東京名店塾」練馬観光案内所全景 

2008-09-24 21:58:55 | 「経営コラム」
  「東京名店塾」練馬観光案内所全景

  「東京名店塾」メンバーの「ロレーヌ」さんは、オリジナルの誕生日ケーキ、ネット販売で、今、絶好調だ。練馬祭りという練馬区の一大イベントのキャラクターデザインケーキを創作したり、練馬区を代表する洋菓子やさんとして、練馬区のブランドイメージupに大きな貢献をしている。
 そんな努力も稔ってか、西武池袋線練馬駅の大江戸線に繋がる地下1階の「練馬観光案内所」の練馬土産の顔として、のし上がっている!?。
 その情景を4回シリーズで伝えていきたい。
第1回は「練馬観光案内所」…、個人的に一刀両断すると(センスが悪い)。企画から運営まで、思わず注文をつけたくなった。人の流れから外れているのだから、先ず、外観のデザインに目立つ、個性的、魅きつけるものが欲しい。聞いた所、区から観光案内所に委託、運営は西武鉄道サービス会社へ委託…という丸投げ構造で、定年者のおじさん再雇用の場所になっているらしい。言ってみれば、役所丸抱え施設だから、採算は無視というということになってしまう。
  こういう施設も、家賃を払える採算をとるエネルギーと知恵を出す事を目指せば、面白く魅力のある場所になると思うが…。思わず脱線してしまいました。失礼しました。
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「東京名店塾」ブログに旋風巻き起こる!!

2008-09-23 22:42:24 | 「経営コラム」
  「東京名店塾」ブログに旋風巻き起こる!!

  注目!! 「東京名店塾」ブログは、この所連日のように投稿があり、活況を呈していましたが…、ナント!!?
「21日(日)に638人のアクセスがありました。
  ナントナント、一日のブログ100万件中、順位が467番目」というから驚きました。私の睨んだ?ところ、ロレーヌさんの誕生日ケーキが「のっちさん」という女優さん? の番組で紹介された(19日深夜の日テレ)ことが原因ではないか!?と思いましたが…。

 前に、TV出演者の番組のイベント?に、ロレーヌさんのお誕生日ケーキが使われたと知った時、これは伝染が早いと感じましたが、その後の広がりは想像以上の様です。わが「東京名店塾」からヒーロー誕生!! というビッグなお話しでもあります。メデタし、メデタし…。みんなでお祝いする価値有り!!
 実は、この日だけの旋風ではない。アクセスは、20日(土)231人、22日(月)489人…、よく見ると、この所100人近いアクセスがありますので、
なんか、「東京名店塾」ブログが1つの壁を超えた…そんな気がしてきました。
  東京タウンウォッチングの達人 ブログのアクセスは、とんでもない数字があった時の例外を除いて、普段は100人前後から120人程度、先日140何人というのがあった…という調子です。
 いかに、638人という数字が凄いか(メジャーな著名人ブログを除いて普通のブログでは際立った数字)…解る気がしませんか!?
…という訳で、本日は「東京名店塾」ブログ関連のニュースでした。(^_^)
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書いて心を伝える文化…花開くパイロット万年筆の快挙

2008-09-22 22:28:28 | ミニ経営戦略・戦術論
  書いて心を伝える文化…花開くパイロット万年筆の快挙

 9/20のNHK経済羅針盤に「パイロット万年筆」が登場。大ヒットを飛ばす《消せるボールペン》に話題が集中! 色んな事を感じさせられて実に面白かった。
 先ずは、そのボールペンの色、種類の多さに驚く。その開発最前線は、(街角のお店の売り場)にあり、女性開発担当が(試し書きコーナー)から色や何に書くか…など、足、耳でニーズを探る。ヒットのヒントは街角の現場にあり。正に「現場主義」の実践(東京タウンウォッチングの街角探検の面白さは色んな商品の変化から時代の流れを感じ取るところにあり)。
 次は、色、形の好みだけでなく、書き込む対象物がもの凄く多様化し、(選ぶ)楽しさ、ニーズが広がっている事。必然的に、品種は滅茶苦茶増える。在庫管理の革新も背後にはあるのだろう。ともかく、根底にお客様が自分で選ぶニーズに応える「顧客中心主義」が強いことを感じる。
 消せるボールペンの成功には、「技術×ニーズ」がマッチしているという根本の確認もある。消すのではなく、色を透明にするのだそうだ。ここが技術。フランスの学生達は、鉛筆を使わず、もっぱらボールペンを愛用していて、消せたら便利というニーズがある事から、2005年先行販売したとの事(日本は2007年発売)。
 街角で、使い手の中心である(女子中学生)の筆記具入れを見せて貰ったら、……ナント!! 27本のボールペンが入っていました。使い方が又、文字、色、は勿論、対象物が物入れだったり、色んなものにカラフルに書き込む。更に、書いたものをケイタイで写してメールで送るという技も使う。自分も相手も、自然に(楽しむ)ことに入り込むのが現代っ子らしい。
 …マ、驚く事ばかりです。パイロットの社長は、「書いて心を伝える」と言っていましたが、廃れるどころか益々花開く「書く文化」の時代とも言えるようです。今、暗い話にひきづられ勝ちだが、こんな面白い時代があるのか…とも思う。 
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東京タウンウォッチング 人気商品(技術)のブランド化・六本木香妃園鶏煮込みそば

2008-09-21 22:00:47 | ミニ経営戦略・戦術論
  東京タウンウォッチング 人気商品(技術)のブランド化・六本木香妃園鶏煮込みそば

 9/16 A商工会議所赤坂サカス~東京ミッドタウンタウンウォッチングの後、六本木の「香妃園」で懇親会。ここの鶏煮込みそば(画像)は、ヘルシーでとにかく旨い。六本木夜遊びの仕上げには欠かせないと評判を取った自慢の一品である。表通りから裏通りのビルへ移ってきたが、全く変わらない人気の店だ。
 この人気を支える「鶏煮込みそば」に、商品ブランド戦略を重ね合わせて考えた。企業のブランド力は、商品或いは技術のブランド力が基になって創られる。
《強いものをより強く》という戦略は効き目が大きいと思う。圧倒的評判、具体的には60~70%のシェアを取ったら周辺商品をひろげ、次の柱となる商品へ人、物、金をつぎ込むという考え方である。
 このメニューは、そんな役割を担っている。ゴース料理に組み込まれているのは勿論だが、私の感じたところ、基幹メニューのPRも足りないし、他のメニューも際立った旨さが足りない。

 ※追記 薄型TVのパネルで、プラズマの松下、液晶のシャープの流れが決定的になったと報じられました。簡単に言うと、他の電機メーカーが基幹部品であるパネルの自社生産をやめて、松下やシャープに生産委託するという構図です。シャープは早くから液晶の技術に特化してきたが、その強みが遂に圧倒的なシェアを勝ち取る事になったという訳です。これも、強みを更に磨く戦略の成功を示していると思います。
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