東京タウンウォッチング (吉祥寺)楳図かずお邸フォト090131
29日付けで、「楳図かずお邸が景観を壊している」訴訟の事を取り上げました。「東京名店塾」仲間の「男爵練馬店」のTomさんが早速行ってきたらしく「男爵Tomのひとりごと」(ブログ)にフォトが掲載された。
確かに、飛び抜けて個性的な建物ではあります。もし…「,あなたのお宅の近所にこんな住宅が出現し、物見高い野次馬が来る様になったら…」と考えたら、顰蹙ものかもしれない。しかし、「それも又良し」と面白がる人もいるかも知れない。見方は両面あるという事。(因みに訴訟を起こした人は2人とのこと)
*(蛇足)ヒンシュクという漢字は、先ず大抵の人は書けまい。PCだと一発で打ち出せるからコワ~イ !
写真は、曇り空だったようで、コレが青空だったら遊園地“楽しい館”の様な気もする。要するに場違いを何処まで許容するか!?ということかとも思います。いずれにしても、上天気の時に撮ってこよう…と。
外壁の赤白のストライプ模様、屋根の赤色の円筒がある…など…楳図かずおのヨコ縞模様の服装と重なりますね…。
※Tomさんの感想から➡ 『…たしかに行ってみると閑静な高級住宅街だったと思ったが、いざ目の前に立つと明るい赤と白のストライブ模様、玄関周りの深緑。そして屋根の上に顔を出しているようなまことちゃん、色といいデザインといい自分は落ち着いていて楽しい家と思って帰って来た。…』と肯定派のようですね。(^o^)
※ 男爵Tomのひとりごと(ブログ)は ➡ こちら
東京タウンウォッチング (吉祥寺)楳図かずお邸景観訴訟騒動090129
住民2人が起こしていた「楳図かずお邸が景観を壊している」訴訟が認められず、楳図さんが勝利した形になった(1/29日経)。
一昨年、「イムスクラブ」や淑徳大学タウンウォッチング講座で「吉祥寺~下北沢」ウォッチングを行いましたが、話題になっていた楳図かずお邸を“物見高く”探して行ってみた事を覚えている方もいらっしゃるでしょう。その時は工事が進行中で足場やネットのすき間から垣間見る程度でしたが、(住民との軋轢で塗り替えたのか!?)など憶測したものでした…(実際の完成は08/3月)。 楳図かずおと言えば、(特異なデザインの衣装)で世間を騒がす異端児漫画家として印象にある方も多いはず。新聞情報の写真を見ると、《赤白のストライプ》がクッキリと浮かび上がっている感じ。
特徴は、外壁が赤白のストライプ模様、一部が緑、屋根に赤色の円筒がある…とのこと。ヨコ縞模様の服装を思い出しますが、 《ヨコ縞のストライプ》が、楳図かずおの《アイデンティティ》、つまり存在証明という訳らしい。これは、譲れないでしょうね。※楳図かずお邸は、吉祥寺井の頭公園近くにあります。
近く、出かけていって生の写真を撮ってきて続報としてお伝えしたい。乞う、ご期待!?(*^_^*)
これが、人気酒造の看板酒「人気一」、旨さにつられて思わずパチリ。青人気、黒人気、赤人気etc.バラエティに富んだ品種を生み出して、「人気一」ブランドを徹底的に広めようという戦略とお見受けした。このブログでも、つい人気一の名前を多く取り上げてしまった。多方面での営業活動と相俟って盛業を祈りたい。
ところで、このところ日本酒の繋がりが増えている。日本酒党(総裁稲葉さん、スローライフ協会)、日本酒利き酒会(赤坂城所さん、慶応OB会)など、それぞれ主催者、利き酒師(解説講師)の個性も反映されて、面白いモノだ。色々好みの酒は移ったが、最後はやはり日本酒に戻る気もしている。
さて、肝心の本の著者、佐々木さんの写真を取り損ねてしまいました。ご寛恕をお願いします。失礼しました。
佐々木さんの出版記念会で、色んな方とお目に掛かったが、目立ったのはこの方!! 福島の蔵元「人気酒造」というユニークな社名の若手社長遊佐さん。「人気一」というブランドのロゴにも凝っている。
「人気通信」というカラフルな情報新聞を発行、日本酒のグローバルな普及発展にも力を入れている。通信では、小布施の桝一の役員にまでなったセーラさんが結婚したニュースが載っていた。日本酒に惚れ込んだ外人が、日本人と結婚したかと思いきや、外人同士とはチト残念な気も…。
昨日29日、知り合いの佐々木俊弥さんの「スローフードすぎなみTOKYO宣言!」出版記念会があるというので、荻窪「葉山」というレストランへでかけた。
なんでも「スローフード」という考えや運動の発祥はイタリアだそうで、今では世界中に支部があり、ここ杉並が日本の代表に認められたとのこと。
佐々木さんがその日本代表という訳。清和会の編集部、イベント活動などを通して知り合った仲だが、素晴らしい活動家でスローフードを通して大きな世界的輪が広がりつつある。
地場の野菜、沖縄野菜など、食育の考えに裏付けられた食材、なかなか美味しかった。席をご一緒した地元農家の森田さんが作った「トマト」の甘かったこと、旨かったこと…良い味でした。(画像)に写っているシェフが切り分けている鯛のムニエルも良い味…スローフードというと、旨さイマイチという固定観念を考え直した。
例によって始めてお会いする方とのご縁は楽しいモノだった。
昨日取り上げた(本と雑貨)の店は本体。自由な空気が社風で、みんなで考え出す一寸羨ましい集団。
この店も、そんな空気から生み出された新業態と見える。ボリュームたっぷりのバーガーと外国ビールで特色を出している。店内のアメリカンカントリーな雰囲気もイメージが合っている。外れた時間帯、午後3時近くだったか、結構の人が入っていた。土地柄に合って軌道に乗っているように見える。
スタッフのみんなが参加して(店)を創るという点で、代官山の「くら」も好例だ。代官山のランドマークともなっている、ハリウッドランチマーケットの経営で外観は一見蔵のように見えるが、和洋融合を目指す経営の方向性にあった人肌を感ずる内、外装の造りだ。建築の時から、スタッフ全員参加で造ったと聞いた。スタッフもお客も絆で結ばれたような(共感経営)の理想のショップである。2つのショップの共通性を感じた。
※昨日取り上げた「ヴィレッジヴァンガード」の本のコピー、「自殺うさぎの本」のコピーに、(岩盤浴ぐらい~癒されます)というコピーがついている。(一寸マテ!自殺したいと思ったら「岩盤浴」くらい行ってみたらどう!?)という投げかけであろうか? このセンスが年配者には浮かびそうにない。一寸引っかかっていたので、取り上げてみました。
下北沢若い街
「またまた 自殺うさぎの本 ~岩盤浴ぐらい~癒されます」…素人のお店のスタッフが考えた本のコピーである。これが大いに売上増に貢献しているという。本と雑貨のヴィレッジ・ヴァンガード下北沢店のこと。
本は、装丁と同時に帯が売上を大いに左右するらしい。その帯を押しのけて、勝手な感じで、スタッフがコピーを考え出す。
自殺うさぎ…なんていう本があるらしい!?? こちらには何のことか解らないが、同年代の若い人達にはピンと来るのだろう。
頭を使って面白がる→反応が出る→やる気がでる…という好循環が生まれるという事らしい。雑然と見える陳列も意外性があって、びっくり箱のような面白さ、楽しさになっているらしい。価値観は年代でかなり違うモノだと実感するような店である。
株式を上場している勢いのある話題の会社。…ということで、六本木ヒルズに大型のショップを出店したが、いつの間にか撤退。客層が合わなかったのだろう。街とお店の関係は、基本が土地の客層にあることを示す事例だ。若い人が多い、音楽や演劇に反応する下北沢ならヴィレッジ・ヴァンガードがピタリと嵌りそうである。
吉祥寺の発展しつつある中道通りに、高知屋というなにやら人目を引く店を発見!聞くと、高知県のアンテナショップらしい。扱っているのは、「文旦」など高知県の(旬)の特産品で、まるで八百屋さんのような店構え。アンテナショップというより、情報発信ショップのような役割と見た。
地方の県が特産品を販売する県の情報発信ショップを出す場合、銀座、原宿、新宿などを狙うのが常識だが、あえて吉祥寺の将来性を買って、それもはずれの中道通りに出店するという戦略ならば、なかなかの見識と言えそうだ(*「街調査」によると、住みたい街№1というデータもある)。このショップが採算的にも成功するようなら先見性があったというべきでしょう。
池のほとりにあるカフェ、自然林を臨む風景がなかなか良い。自然の中に溶け込んでいる雰囲気もあり、なかなかの人気スポットらしい。
ゆったりと午後のひととき、ジョージ・マダム達がティータイムのお喋りを楽しむに相応しい。
猫がゆったり寝そべっていたり、スローな語り口の会話でこそ癒されるというもの。早口や一方通行で話されると、癒しどころか返って疲れる。KY(空気が読めない)なんて、野暮というものです(*タウンウォッチング仲間のお喋りから、そんなこと感じちゃいました)。
昨日取り上げた吉祥寺小ざさのとなり、ここにも行列店舗がありました。
「メンチカツ」がお目当てらしい。店名は覚えませんでした。その心は(メンチカツ)は、行列までして買う品物なのか!?…という偏見?があるからかも知れません。
近くには、「えびすだこ」というたこ焼きの行列店も見かけた。辛抱強く行列するのを得意技?とするのは女性のようだ。ただし、食べ物かな!?
まてよ、徹夜で並ぶのは若い男性も得意のようでもある。あれは、苦労して手に入れたというある種の達成感もあるに違いない。
思わず脱線しましたが、「どんな商品に並ぶのか」「行列の心理学」という研究もありそうだが…。 (-_-;)