3/11「イムスクラブ」で「南砂ショッピングセンター(sunamo)~砂町銀座~亀戸サンストリート」ウォッチングの体験からレポート。
画像は、京葉道路ぞいから見た亀戸サンストリート。一時勢いのあったショッピングセンターだったが、テナントの入れ替え、運営部門の口ぶりなどから、さすがに前年を下回っているように見えた。
ウリモノの(イベントノウハウの他商業施設や商店街への輸出事業)もそうそうは続かず(カンによる推測)、テナント入れ替え、空き店舗のゲーセン化など、この不景気もあって苦戦を免れないようだ。
テナントの中では、TUTAYAが「蔦屋書店」と本屋を看板とする業態への転進が目を引く。江戸末期の出版プロデューサーでもあった蔦屋重三郎にあやかったものらしい。ビデオ時代の若手旗手だった経営者の今後の舵取りは…!?
ムダカットの1つに長野から分社した「貧乏神神社」の移転が淋しかった。以前は、2階の一角に大々的に設置し、「貧乏飛んでいけ!!」と大声を出して、笑いを誘うユニークなイベントコーナーになっていたものを1階の緑地の一角におとなしく納めてしまった。なにやら残念な想い。こんな処にも、厳しさが表れているようだった。
帰りには、亀戸駅前のレトロな小路の家族経営の居酒屋で懇親。愉快な川柳とホッピーで盛り上がった。池袋、新宿、北千住へラーメンと中華で50店舗まで拡大した「福しん」の会長さんの川柳『恋敵 譲れば良かった 今の……』→…はご想像にお任せ致しましょう(*^_^*) こんな下町の楽しさは、不景気な時代に似合いそうです!???
3/11「イムスクラブ」で「南砂ショッピングセンター(sunamo)~砂町銀座~亀戸サンストリート」ウォッチングの体験からレポート。
南砂ショッピングセンターから約1.5㌔、元気に歩いて下町の繁華商店街として鳴らした「砂町銀座」へ…。
随分前に、商店街中央辺りに、極秘作戦で赤札堂を誘致し、繁盛する商店街事業の快挙と言われ、見学者も相次いだ時期があった。ホームページを見た限りでは、次の一手が見あたらず苦しんでいるように見える。
さて、実際歩いての感想。昔ながらの店が殆どで、新しい店は数が少ない。背後地も低層住宅で、高齢者が主たるお客様。その限りでは昔ながらの商売は向いているとも言える。
焼鳥屋と揚げ物屋がやたら多い印象。この辺りにも伝統から変わりきれないもどかしさを感ずる。今、NPOだけでなく、スーパーが配達に乗り出す時代。京都の商店街や武蔵小山商店街が共同配達を事業として軌道に乗せた記憶があるが、今はどうか? Changeが如何に難しいか、昔ながらの商店街もその象徴と言えるのだろう。
3/11「イムスクラブ」で「南砂ショッピングセンター(sunamo)~砂町銀座~亀戸サンストリート」ウォッチングの体験からレポート。
イオンのセルフレジ体験とフタバ図書の新本屋、リフォームの大盛況から…トレンドを読む
新しい商業施設をウォッチングすると、必ず新しいトレンドの発見や確認の収穫があるものだ。そんな3つの事例を取り上げてみます。
イオンで「セルフレジ」を体験。子供に人気と聞いたが、ドリンク類などセルフで精算出来る一部の商品に限られること、最後に通過する所に2人のパートさんを配置して監視とサービスしているムダ…まだまだ実験途上と見た。全体には、高い所の商品配置サインの他に、ミニ袖看板のような具体的な商品名が目線に入って解りやすい陳列の工夫をしていたのが良い。
次に「フタバ図書」という本屋さん、新刊本の他に中古本買い取り、販売コーナーがあるのが時代を感じさせた。名古屋から進出した東京1号店とか言っていたが、新刊と中古の際が接近する時代にあってトレンドに乗りそうだ。特にマンガ本愛好者は、2度見ることが無く、中古といっても新刊に近い綺麗なまま持ち込むらしい。
もう一件、「ママのリフォーム」という洋服お直し専門店の再発見。なんと全国に380店あるチェーンだった。昔からあるお直しのニーズを見事にシステム化して企業化に成功したと思われる。○○円より…と価格を明朗化する努力も時代にあっている。ここへ来て、益々追い風だろう。
東京タウンウォッチング 「南砂sunamo」洋食ヨシカミの体験090311
3/11「イムスクラブ」で「南砂ショッピングセンター(sunamo)~砂町銀座~亀戸サンストリート」ウォッチングの体験からレポート。
先ず、4階飲食街では、お目当て淺草の洋食「ヨシカミ」でランチ体験。ハヤシライスランチ(1450円)を食しましたが、47年の伝統を持つ洋食やさんのこと、ドミグラスソースが絶品。女性スタッフの説明も堂に入っていた。因みにソースは、毎日裏ごしして、新鮮な材料をいれて、継ぎ足すやり方とのこと。
洋食といえば、オムライスが人気ナンバーワンかと思っていましたが、ドミグラスソースにこそ真骨頂があると気付かされました。…となると、メニューではハヤシライス、ビーフシチューに真髄がある な~んて思ったものでした!?
ユーモラスな「うますぎて申し訳ないっス!」のキャッチコピーに老舗らしい自信を垣間見た感じでした。
東京タウンウォッチング 「SUNAMO(南砂SC)~砂町銀座~亀戸SS」ウォッチング 亀戸サンストリート編①
ビデオレンタルのTSUTAYAが、いつの間にか「蔦屋書店」に…!!(メインの入口にある看板)
広場側への入口外観。
亀戸の精工舎跡地にできた「亀戸サンストリート」が好調のようだ。《下町商店街のような賑わい》を演出する…といったコンセプトで、迷路型レイアウトと毎日イベントに特色があり、亀戸駅から徒歩5分程度で、しかも幹線道路に面しているという立地の良さもあって、ショッピングセンター成功例に挙げられている。
中身のテナントは勿論変わっているが、特色である《連日イベント》は継続されており、イベント企画を事業として地方へ輸出している位だから大したものである。
さて、TSUTAYAの新業態を模索する動きは、六本木ヒルズ店、越谷レイクタウン店、東京ミッドタウンなど、コラボレーションを含めて色々見かけるが、何と言っても大きい変化は「書店」をキーにした複合業態。その姿勢をハッキリと打ち出したのを、ここ「亀戸SS」で発見した。それがこの「蔦屋書店」と謳った看板。元々カルチャーコンビニエンスクラブ(母体の会社)社長の創業時の理念が、江戸時代後期の版元(出版社)「蔦屋」で、プロデューサーでもあり、写楽を世に出した「蔦屋重三郎」にあやかって付けた店名である事は広く知られている。いわば、原点に立ち戻ったとも言える。何とも感慨を覚えるが、新業態がどこへたどり着くのか正念場を迎えていると言えそう…。
東京タウンウォッチング 「SUNAMO(南砂SC)~砂町銀座~亀戸SS」ウォッチング①
「イムスクラブ」のタウンウォッチングで、「SUNAMO(南砂SC)~砂町銀座~亀戸SS(サンストリート)」コースを企画しています。
そこで、かって押すな押すなの雑踏で、超繁盛商店街として鳴らした「砂町銀座」へ立ち寄ってみる。時間的には、未だ5時頃だったが、夕暮れとなりアーチに灯が入る頃になった。
さて、すっかり買い物スタイルが変わってしまった事もあるが、往年の面影は無く、繁栄を取り戻す策に妙手はなく苦しんでいるかのようだ。ホームページを見てみたが、発展構想を画けず、個店の情報発信も不活発と言って良い状況のようだ。道幅が狭く、徒歩、自転車主体の買い物客で賑わっていた頃、将来の布石に「赤札堂」を秘かに核店舗として誘致したドラマの成功は、自他共に幹部のリーダーシップを認め合ったものだった。
画像は、アーチと最も賑わいを見せる中心部辺り。昔を知る人にとっては今昔の感。店の人に聞くと「南砂ショッピングセンター」開店の頃はかなり人を引かれたが、今は元に戻っているとのことだった。北砂のこの辺りは古くからの街で高齢者が多く小商店群、SUNAMOショッピングセンターの出来た南砂辺りは若いファミリー中心でチェーンの専門店、大型専門業態テナント…と対照的な人口と店舗構成。
商店街ばかりではないが、《変化対応》が如何に難しいか?まざまざと見せつけられるようだ。
東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“B1グランプリ登場”090108
「F1」ならぬ「B1」グランプリを取った(昨年の大会?)富士宮の焼きそばがフードコートに登場している。
100円刻みの「焼きそば一本勝負」という感じ。麺を茹でずに生から焼く…とかで特色を謳っている。 お味は…というと、感激する程のものは無かったのが正直な感想。ご当地B級グルメとして、街おこしの動機付けとしても話題になる事が多いが、極々庶民的なものが多いだけに差別化も難しそう。メディアに載って始めてイベント性が出るし、ご当地で食べてこそ(旨さ)を感ずるのではないかと思うが…。東京の下町へ進出して、2年後の契約更新時を超えられれば、都心への進攻戦略が成功と言えるでしょう。ガンバレ富士宮!!
フードコートで見かけた水サービスの「カップ」。色んな場所でお世話になるが、カップが2つ、或いは3つ一遍に取り出してしまい、困惑する事が多い。この水飲み場のカップは裏返しに置いてあり、ひとつひとつ取れるようになっていて、安心感があって、カイゼンされている事を感じた。(*^_^*)