東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“本屋は変わる!?”090108
「フタバ図書 テラ」という一寸変わった本屋さん(3階)。“図書”“テラ”という店名もそうだが、業態の説明が(複合書店)とある。
本は勿論だが、CD、 DVD、 GAMEの他、古本(*リサイクル本と言っているが…)の買い取りセンターまである。新刊から古本まで扱うとなれば、業態の複合化もここまで来たか!?と驚くばかり…。
TUTAYAが(本)を前面に出したり、スターバックスと複合店舗を作ったり、当初のレンタルビデオショップから大きく変身したり、ヴィレッジ・ヴァンガードのように“遊べる本屋”を謳って、雑貨を含めたサプライズな売り場を作ったり…最近の本屋の業態変貌は激しい。
《燃える原宿》 世界プレイヤーの激戦地に!!<o:p></o:p>
H&M etc.ファーストファッションが勢揃いする~<o:p></o:p>
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東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“節約=リフォーム時代”090108
今の不景気はただ者ではない実感が浸透してくる。消費面では、「低価格高品質」志向が強くなるばかり、販売する側にとってこれ程辛い状況は経験がないのではないかと思われるほど。
そんな消費の節約傾向で、1つのトレンドにあるのがリフォーム。ここSUNAMOで「ママのリフォーム」という店を発見。古くなった洋服類は、フリーマーケットやネツトオークションの常連らしいが、「お直しして着直す」というニーズが台頭しているらしい。チェーン化する処も出てきているようだ。この店は4階の目立たない場所にあり、其れが又良いのかも知れない。
節約志向やお値打ち感吟味は、アウトレットやレンタルの好調ぶりに現れている。メーカーズシャツ鎌倉は、4.000~5.000円位のシャツ、ネクタイ専門から出発し、値頃感と品質で、サラリーマン、OLのハートを掴んで大成功したが、今度は(襟、袖)を2.500円で付け替える商法を始めた。身頃と色が違う(クレリックシャツ)のように仕立て直すという。節約とデザインの2つを満たす人気の出そうな着想ではある。
東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“客層の主役は母と子”090108
江東区は、人口45万人、最も人口が増えている地区といわれる。その主役が沿岸部に急増するマンション群。背景には人口増歓迎とする区長の施政方針があると聞いた事がある。
ららぽーと豊洲へ行くと、周辺のマンションに実感が湧くが、このSUNAMOもメトロの最寄り駅は、東西線「南砂駅」だが、住所は(新砂)となっていて、埋め立て地の一角の感じ。新開地➡マンション➡若いご夫婦、ニューファミリーという連想が浮かぶ。
そんな訳で《子連れ》のお母さんが目立った。平日はかくして、子連れママ達のコミュニティの場ともなる!? (*^_^*)
東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“DHCとサプリメント”090108
「DHC」の直営店が1階にある。DHCとは、聞いてみると(大学翻訳センター)の略だそうである。地道な仕事が出発点だったらしいが、働く女性や若い主婦などを対象とした(化粧品や健康食品)のビジネスに乗り出してメジャー化したものらしい。 栄養補助食品としてサプリメントビジネスが米国から輸入されたのは、そう古い事ではない。しかし、今やドラッグストアに欠かせない定番品であり、DHCはその大手ということらしい。何気なくTVを見ていたら、DHCのCMが流れていた。それくらい副業として始めた?ものが、いつの間にか大きなビジネスになった。経営多角化の成功例だろう。
そう言えば、楠田絵里子さんが(何十種類ものサプリメント)を用意して、その日足りなかった栄養摂取量を補っていると言っていた。それ程、女性にとって欠かせない商品になっている。若い女性にとっては、ドラッグストアはスーパーに近い存在らしい。アンチエイジング(抗加齢)商品がもてはやされているが、いつの間にか中高年にとっても、知らず知らず色々な栄養補助食品を飲まされる?時代になりました。あまりに健康や病気に対する情報が氾濫するものだから、将来の不安に対する脅迫観念を植え付けられるようで複雑な気持ちになるようでもある。
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東京タウンウォッチング SUNAMO(南砂SC)“魔法のパンツ”と立地090108
「Bスリー」(1F)というストレッチパンツの専門店。ポスターによると《魔法のパンツ》とある。限りなく(股上)が浅く、足が長く、お尻が美しく見える…という事を強調して魔法に掛かったようなイメージをキャッチコピーにしたものらしい。
なかなかに(目を引くキャッチコピー)だと感心した。女性の後ろ姿を見て、セクシーさを感ずるのはスカートよりもお尻から足にかけてのパンツスタイルと思うがどうか!? この店はあちこち出店をして好調のようだが、撤退しているケースも結構ある。観察すると、繁盛しているように見えるショッピングセンターやファッションビルでも、店内立地をひとつ間違えると効率がグンと落ちてしまう。そんな微妙な読みが大きく影響している事を改めて実感。
東京タウンウォッチング 南砂ショッピングセンター「SUNAMO」店内はシンプル090108
画像は店内入った空間。特別目を引くアートとか演出は無く、極めてシンプルな印象。準郊外型ショッピングセンターでは、最近の越谷・イオンレイクタウンの「エコ」をテーマにしたアートや、ららぽーと系ショッピングセンターの文化・遊びのバラエティに富んだ+α付きの施設づくりに対し、ショッピング中心の実用的印象を受ける。
さすがに、オープンから11月にかけて、「みんなの笑顔でつくられた《SUNSMOモザイクアート》」(*公募した笑顔のフォトを貼り合わせた!?)展示や「トレジャーハンティング」(宝探しのスタンプラリー)、「ちびっこミュージックパレード」、「ハロウィンミラクルツアーズ」、大道芸など楽しそうなイベントは目白押しだったよう。商店街などでも、スタンプラリーをやる所があるが、こちらの映画もどきに(トレジャー=お宝、財宝)などというエンタテイメントなネーミングのセンスは真似してみたい…!?
東京タウンウォッチング 南砂ショッピングセンター「SUNAMO」いわれとシンボルマーク090108
明るく楽しい施設を目指して、「砂町」+「モール」と、「SUN・太陽」+「AMOUR・愛」から生まれた造語が「SUNAMO」とある。ナ~ル!? 地理的には、海岸部にあるので、明るいイメージではあります。
シンボルマークは、落款(*書画に作者が署名し、印を押す…アレですね)のイメージで、コンテンポラリー(*現代的)な和を意識したデザインとの事。色は、日本の伝統色である茜(あかね)色を使っている。
館内の“江戸情緒”というのは気が付きませんでしたが、このマークやカラーは日本的ではありますね。そう言えば、表参道ヒルズのシンボルマークも欅と表参道の参を組み合わせた(和っぽい)イメージでした。デザイナーも和風回帰のトレンドに乗っているのかな…なんて思います。(^o^)
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新のショッピングセンターSUNAMOから、旧の商店街砂町銀座~新旧混淆の亀戸サンストリートショッピングセンターを巡り、客層と時代の流れの関連を考えるタウンウォッチングを計画しています。しばらくは、コースに沿ったウォッチング体験をレポートします。
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先ずは、外観(画像上)と入口(下)から紹介。シンプルで、飾りっ気の少ないイメージです。