東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

「東京名店塾」懇親会で アトムさんのもてなし精神080728

2008-07-31 10:46:23 | おもてなしの心
  「東京名店塾」懇親会で アトムさんのもてなし精神080728

  懇親会といっても、「東京名店塾」のメンバーともなると、仕事熱心。練馬「西武池袋線」中村橋の家電店「アトム」さんが、例会で出た『こう暑い時には、お店に入った時、冷たい水をサービスしてくれたら凄く有り難いんだけど…』というコトバに早速反応!画像の様なビラを創りました…と披露してくれた。
 実行のスピードに感心すると同時に、(親切)はおもてなしの心の現れ…と実感した次第です。Good!!ですねえ。
 ※画像が良くないのでコピーを再現すると…
『健康に良く つめたくておいしい お水をどうぞ! ~アルカリイオン整水器で 本日生成したばかりのお水です~』……『体を弱アルカリ性に保ち、胃腸も整えます。お気軽にお召し上がり下さい』とあります。面白味に欠ける、ドンと惹き付けるキャッチコピーに一工夫欲しい…など意見が出そうですが、親切さは十分伝わります。これも(魅きつけるコピー)の勉強材料にしてみんなでセンスを磨きたいと思います。
(*蛇足 それにしても写真の腕を上げないといけませんね。反省)
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資生堂BCの「おもてなし技術」 080724

2008-07-25 21:51:00 | おもてなしの心
  資生堂BCの「おもてなし技術」 080724

 資生堂では世界で働く美容部員=BC(ビューティコンサルタント)を集めて世界大会を開いたという。画像の方も賞を受けたお一人だが、世界からは米国、ドイツ、中国など13ヶ国が選ばれて技を競った。
 メーキャップの技は勿論だが、(笑顔の接客などおもてなし技術)を競い合ったという。
 はて?、「おもてなし」は技術なのか? フト、違和感を覚えたが、「笑顔」とおもてなしは自然に繋がる所があることは確か。へ理屈はともかく、「笑顔で接客出来なければ、おもてなしの心がない」という逆説も成り立ちそうである。
 幾つかのチェックポイントがあるだろうから表面的なことだけでは言えない。おもてなしの心が現れる動作をひもといていけば、自ずから掴めてこようというものですね。ま、おもてなしという言葉か流行るのは良いことです。(*^_^*)
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日本のおもてなし精神がウケル! 北京五輪直前合宿日本に20ヶ国

2008-07-23 21:49:45 | おもてなしの心
  日本のおもてなし精神がウケル! 北京五輪直前合宿日本に20ヶ国

 北京オリンピックを控え、直前合宿地に日本を選んだ国が20ヶ国に上るという。理由のひとつに「日本のおもてなし精神」があるとのこと。
 日本は、物価は高いが、施設が良く、“対応がきめ細かで安心”と(おもてなし精神)が評価されているという。最終のコンディション調整には、安心と信用が大きな要素らしい。
 (中国の不安と日本の安心)は、世界の共通認識とか。テロ、暴動…なにやらきな臭いニュースの聞こえてくる中国。強権的操業停止や交通規制、付け焼き刃的排気ガス対策は民主国家では考えられない。
 一方、日本人の特質に、細部にこだわることと安心、安全、清潔に神経質なことが挙げられる。言うならば、完璧主義のようなところ。コスト万能ではない、一手間かけるムダととられかねない点が、世界で光っているという事だろう。
 合宿地は、北海道から熊本まで全国に広がっているが、大選手団はスウェーデン陸上が筆頭で選んだのが福岡とか(画像は植物園展望台から見た福岡市街)。場所は、21都道府県に及んでいる(7/9現在)が、山形、富山、福井、島根、香川、高知、熊本などローカル色の強い地域に広がっているのが嬉しい。小泉八雲(ラフカディオハーン)の故郷アイルランドが、八雲が松江に住んでいた縁で交流があり合宿するなども微笑ましさがある。
 効率一辺倒でない日本人的特質、おもてなし精神は世界に誇って良い資質であると思う。(^_^)
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おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」(続)

2008-07-03 12:37:01 | おもてなしの心
  おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」(続)
 
  「おもてなしの心を取り戻せ」というタイトルで、コシノジュンコさんのインタビュー記事を目にした。
 コシノさんは、海外でお宅に招かれることも多いそうで、『着物の奥深さ、立ち居振る舞いの美しさ、和食のおいしさなど、日本の良さを再認識することが多い』という。
 ~日本に伝わるもてなしの心とは?~という質問に対しては、『わざわざ、いちいちということだと思う』という。例えば、玄関の打ち水、ふすまや障子戸はいったん座ってから開けて客に挨拶する…その為の一手間を面倒と思わず心を込めるのが日本人という。
  「おもてなし」の形を示してくれたヒントに満ちていると思う。昨日、おもてなしとおもてなしの心の違いについて述べたいと書きましたが、私の解釈では「おもてなしの心」が根本にあって、形としての「おもてなし」に現れるのではないかと思う。
 合理主義、効率主義の発達した米国から上陸したスーパーマーケットやコンビニは、徹底して無駄を省き、売れ筋優先の回転主義を追求する業態。最近、レジ係の笑顔、挨拶、手を揃えたお辞儀など奨励しているようだが、空々しさを感じているのは私だけでなく、働く人達にも多いのではないか!? もてなしの格好だけ実行させるようなマネはやめて欲しいと思う。(-_-) 
 ※追記 「名店」を目指す「東京名店塾」のメンバーは、おもてなしの心が先にあることを腑に落として欲しいと思っています。
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おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」

2008-07-02 21:55:24 | おもてなしの心
  おもてなしの心 世界語となった「OMOTENASHI」

一寸前頃、日産の高級車ティアナのコンセプトが「OMOTENASHI」という内容のことを書きましたが、北京のモーターショーでもコンセプトが披露されたらしい。カルロス・ゴーン社長は、「日本が誇る上質な“おもてなしの心”を世界に広めたい」とスピーチしたそうである。
  又、シャネルの社長(小説家でもある)が講演会で「日本の市場をどう思うか」という質問に対して、「商品に関する日本人のこだわりを学び、日本人の優しさのあるおもてなしを学んだ重要な市場…」と応えたとのこと。いまや(おもてなし)は、世界語となったようだ。そう言われれば、世界中で日本的な優しい接客を受けたことがないという経験をお持ちの方も多いのではないか。私の経験でも、アジア、米国などぶっきらぼうで、ぞんざいな感じを受けることが多い。
 日本人として、誇らしくもなるが、一寸マテ! 何気なく使っているが、「おもてなし」と「おもてなしの心」の関係は、微妙な違いがある!?? と思う。その辺りの解釈は、明日続きを書こうと思います。(*^_^*)
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日産自動車ティアナのコンセプトは「おもてなし」

2008-06-04 22:04:02 | おもてなしの心
  日産自動車ティアナのコンセプトは「おもてなし」

 日産自動車は2日、上級セダン「ティアナ」をフルモデルチェンジし、発売した。そのコンセプトが「おもてなし」というニュースがアンテナに引っかかった。

  会社の広報によると、
 『「モダン」「リラックス」「おもてなし」をキーワードに高級な価値を提供する車として開発。デザインでは曲線をあしらい優雅さを演出したほか、スタイリッシュガラスルーフを採用し、リビングルームにいるような室内空間を実現した。また、新開発の無段変速機(CVT)により、快適な走りが楽しめる。』…とある。
  車のコンセプトに、「おもてなし」とは一寸意外感を持った。…が、
『…リビングルームにいるような室内空間…』という辺りが(もてなし)に通ずるか!?リビングをお客様をお迎えする歓談の場と考えると、曲線的で、スタイリッシュなサンテラス風なイメージと繋がってくる気がしてくる。
 “自分を褒める”→“自分へのご褒美”などと、自分も含めたもてなしの時代という空気なのかも知れない。
 「おもてなし」はお客様だけでなく、もっと広やかに捉えるのが良いのかも知れないと思うが、この感覚、お客様にも聞いてみたいと思います。 ※追記…今日(6/4)日産TEANAの全面広告が掲載されていた。
大見出しが 「OMOTENASHI」
説明文には、『「おもてなし」とは、絶妙な心づかいによって、くつろぎと期待感に満ちた空間をしつらえ、かけがえのない時間をつくりだすこと。今や世界でも、“OMOTENASHI”として注目される日本発の素晴らしい価値にこだわり抜いて、新しい日産ティアナが生まれました。室内の静けさ。ロングドライブでも疲れない至福の座り心地。さあ、心からやすらげる極上のひと時をお過ごしください』(全文)
…おもてなしの中身を解きほぐすヒントがあると思いましたので、付け加えました。(^^)
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タップダンサー中野ブラザース ゲンキの秘訣!

2008-03-11 11:35:09 | おもてなしの心
  タップダンサー中野ブラザース ゲンキの秘訣!

 今朝、NHKを見て、71才、72才のタップダンスコンビ「中野ブラザース」にゲンキの秘訣を見た。
 根っからの芸人だったこともあるが、(お客様を楽しませる)エンタテイメント精神が脈打っている。
 福岡で永年教室を開いているが、(技術)を超えて、(楽しませる)(楽しんで貰う)という「心」が、60年のタップ人生を支えている。これがお客の立場に立った発想の原点だろう。2人が膝を痛めながらも、(タップシューズごと棺桶に入りたい)という精神は見事なもの。
 歩け歩けの伊能忠敬の人生も凄い。人生50年の時代に、55才になってから測量に一生を掛けた(余命ナシ)の生き方も素晴らしい。
 好奇心は若さの秘訣、中高年に(ゲンキを与え)、(ゲンキを貰う)をモットーに、(余命ナシ)の精神で、私も東京タウンウォッチングを楽しむ人達に応えていこうと思う。(^_^)
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岩手県北上市の快挙とおもてなしの心

2008-02-20 21:56:00 | おもてなしの心
  岩手県北上市の快挙とおもてなしの心

 東芝が新世代DVDの規格争いに敗れ、撤退を表明した。社内は悲痛、悲嘆に暮れているかと思いきや、ナント「半導体フラッシュメモリー」で世界のトップシェアを狙う1兆8000億円大型投資の新工場を北上市と四日市市に建設するという。
 東芝の積極果敢な選択と集中戦略には驚かされるが、本題は(北上市への工場進出)、北上市の工場誘致への努力に、市長自ら毎年工場周りをし、「お困りのことはないですか」とご挨拶をするということを伝えたことがある。
 そのほか、いつもお客様の立場で(役立つことはないか)考え、実行するという。この努力が稔り、工場誘致に成功し、地方自治体財政再建の優等生とのこと。この発想力や行動力に感心したものだが、今回の東芝進出はビッグもビッグなニュースとして大いに湧いていることだろう。
 「お困りのことはありませんか」という前垂れ精神は、(おもてなしの心)に通ずるものがあるのではないか。北上市の快挙に喝采を送りたい。
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ホテルオークラのもてなし追求

2008-02-17 14:25:41 | おもてなしの心
  ホテルオークラのもてなし追求

 ホテルオークラでは、清掃後の客室チェックの試験制度「マスター・オブ・ハウスキーピング」を導入したという。
 客室はホテルにとっての商品。お客様には接しないが、もてなしの裏方の中核を担うと言っても良い。一流ホテルでは、清掃後のチェックが厳しいと言われるが、これを社内資格として磨きを掛け、差別化を図るという。
 凄いのは、作業スピードも要求する点で、「ベッドのしわ、汚れ」「時計の時刻設定」「メモ用紙の汚れ」など83項目のチェックを15分以内に終わらせなければならないという。オークラの、(スピードに磨きを掛けることで、仕事が身体に染みつく)という考え方は頷ける感じだ。
 資格の有効期間が1年という緊張感も良い。更に、マスターの資格を持っているスタッフが用意した宿泊には、「ザ・プレミアム・スイートステイ」という販売プランまであり、ホテルのウリモノにする+αまで付く。
 サービスの質を高める裏方に光を与える動きは益々広がりそうだ。
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スターパックスの目指すもてなし

2007-11-17 14:18:22 | おもてなしの心
 スターパックスの目指すもてなし

 フルスピードで日本中を席巻するスターバックスのCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)を兼ねるトップのお話を聞いたので、そのレポートを…。
 演題は、「スターパックスの目指すもてなしとは」というもので、先ずは黒のエプロンをつけた(珈琲スペシャリスト)のコーヒーテイスティングに始まった。先ず、香りを味わい、次にすすって飲むのが正しいとか。(音を立てる位のすすり方)が良いのは、空気も吸い込む事で味わいが違うらしい。 普通、スタッフはグリーンのエプロンだが、コーヒーの色に近いという理由で、黒のエプロンは(コーヒースペシャリスト)に与えられたもの。又、理由は明かさなかったが、日本では制約があって使えないが実質はオーガニック栽培であることも強調?していた。
さて、断片的に本題を…。*安岡コメント
(*トップが女性で、グリーンのエプロンをつけて登場した演出にも驚かされた)
○人にコーヒーを提供するピープルビジネスです(*経営コンセプトと言える)
○感動を提供し、日常に潤いを与える(*企業文化と表現していましたが、ミッション=使命と言っても良い)
○お客様こそ、キング&クイーン(*お客様第1主義の哲学)
○熱意あるパートナー(*スタッフではなく、同じ価値観を共有する仲間の意味)
○サードプレイス(*コーヒーとパートナーを通した会話があるくつろげる空間)
○目指す5つの考え…先ずコーヒーのプロである事とパートナー、サードプレイなど(*後の2つは押さえ切れませんでしたが、行動指針のようなものでした)
*特に強く印象に残ったのがパートナーという考え方。人が最も大切な財産であり、一杯一杯のコーヒーに心を込めて、感動を与える。スタバには、マニュアルにはなく、心からのサービスは、1人1人としてのお客様に接するところにある…という、仲間としてお互いの人間性を尊重し、尊厳を傷つけない共感集団を目指している点がありました。
PRビデオの『お客様の声』で、「人の輪ができる」「名前で呼ばれると嬉しい」「お店の人との気持ち良い会話がある」など…。
又、『パートナーの声』に、「心の出会いの場」「フレンドリーに接する」「1日を振り返って思いだして貰える」「パートナーの中にゲンキ無いなあと思ったら声をかける」「何気ない会話の中で1日を大切にする」など、おもてなしのヒントになるものが含まれていました。
 スターバックスはシアトルでコーヒー豆だけを扱う専門店としてスタートしたとの事でしたが、その頃から(小さなコミュニティ)を大切にしていたというから、おもてなしの心の元は既にあったという事でしょう。現在、世界で12.000店舗、毎日600万人のお客様があるそうです。日本では銀座に1号店を出し、今では730店舗、1日40万人の来客があるとか。更に、ドライブスルー店、病院内への出店など、新たな流通戦略を展開しており、戦略について学ぶ点も多い。



 
 
 
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