東京タウンウォッチング SC「アリオ北砂」、グルメパサージュの楽しさは“直線から曲線の時代”を示唆!?
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
江東区北砂「アリオ」の新しい試みの1つが、集客の目玉1階の「グルメパサージュ」。日本的に言えば、「グルメの小径」と言ったところ…。
小路や路地の楽しさは、「この先にナニがあるのかな!?」…と感じさせる期待感、興味にある。典型的な街が「神楽坂」、○○横丁を連発して路地にひょいと発見するお店の楽しさを満喫させてくれる。
古い街ほど当時の路地の面影を残して、今のレトロブームに繋がっている。そんな迷路型レイアウトを採用しているのが、「アリオ」の試みであるが、楽しさの主役はやはり“食べ物”。グルメの小径が“直線から曲線の時代”へ移っている時代性を現しているかのようだ。
言い換えれば、効率よく人を流す、見通しの良い合理的ショッピングのスタイルは曲がり角を迎えていると言える。
ショップでは、薄皮たい焼、ロールケーキ・ラスクカフェ、軽井沢ファーマーズギフト、有機米のうちの米うまいよ、下町バームクーヘンなど下町的面白さを感じる店が多いようだ。
目に付いたのは、ここにも、ABCクッキングスタジオが進出しており、料理教室ブームは更に広がっている事を感じさせる。
画像では、解りにくいが“曲線配置”を写したつもり。(*^_^*)
経営コンサルタント安岡裕二 TEL090ー3233ー7847