東京タウンウォッチング 新橋 B級グルメ村「ギン酒場」お値打ち感に欠ける!?
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
新聞情報に釣られ、懇親会候補の下見を兼ねて行ってみた。「B級グルメ村」の今流行の感あるうたい文句に惹かれた。未確認情報だが、大阪辺りからの東京上陸店のイメージを受けた。
“ご当地名物”を惹きつけポイントにしている。ex.大阪名物の“串カツ立ち飲み”をイメージさせる「串揚げ5本セット」600円。1本150円×5本==750円だから、お得セットであるが、量の満足感が無さ過ぎる。
B級のご当地名物を少しずつかき集めた苦心!?のメニュー(大阪の串揚げ屋台もその一つ)だが、何しろ半端もんの感じ。どれがウリという点がピンぼけになっている。いや、新規参入というのは、目先の新しいメニュー開発、設備投資、初期投資の資金手当と返済など苦しいところを突破しなくてはならないので試練はある。
その点、やはり古くからあって繁盛している店は家賃の固定費も低く価格と量の満足感、顔なじみの店員さんとのフレンドリーな関係など、お客様の支持を得る条件が揃っている。固定費が低いと言うのが“強み”なのだろう。
この酒場は、個人で食べログ的採点をすれば、☆2つ程度。一見安そうだが、1個、或いは1本@150円程度だが、極めて量が少ない。結果として満足感が低く、高い感じが残った。“旨くて量がタップリ、値段以上の満足感”…これがB級グルメの真骨頂と考えているが、最後は“中身の味、量、値段のバランス”が価値を決める。
※画像のようにビール箱で昭和レトロ感を出しているがすべて新しく、返って古くからの店の“サラリーマンの哀感が刻み込まれた”年輪の重みを感じさせられました。
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経営コンサルタント安岡裕二
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