東京タウンウォッチング 丸の内「三菱美術館」マネとモダンパリ展を観る
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
4/20日は「イムスクラブ」タウンウォッチングの「“花に恋する”丸の内~三菱美術館~銀座New店舗」コースでした……が、寒さ続きで花の方はさっぱり、しかも予報の時間帯より早く土砂降りの雨に見舞われ、銀座をカットするなど散々な目にあってしまいました。
救いは、充実した展示の美術館が、小振りのスペースでしたが快適な空間で、比較的ゆったり見られた事、雨を避けてカフェタイムを取った国際フォーラムの「ご飯ギャラリー」がみんなでお話しするには極めて居心地の良い空間である事を発見した事…悪いなりに、良い事もキッとあるものですね。
マネの絵について…、マネは伝統に対する反逆児であったらしいです。女性の裸体といえば、ビーナス(女神)を意味する美しい、あこがれ、神聖なものを意味する伝統があった時代に、市井の女性、しかも、明らかに娼婦とわかる女性を描いたことで、世間の批難を浴びたという。
その作品が、正装した紳士と側に侍る裸婦を描いた「草原の昼食」、挑戦的な目でこちらを見つめる裸体の娼婦「オランピア」の2作。残念ながらこの問題作は出品されなかったが、作品の陰に隠されたこうした物語を知って絵を見る事がいかにも楽しい。*画像は、この2点を遠慮がちに撮ったものです。
「ご飯ギャラリー」カフェで、女性達にポストカードを差し上げたら、揃って綺麗な女性に手を出し、この2点の作品は不人気でした。女性の鋭い勘で見抜かれたかな!?
ついでながら、「ご飯ギャラリー」は、JAが経営するというだけあって、日本酒の温度管理が抜群に良い!! ワングラス380円の冷酒がこんなに旨いものだとは…再発見!! (*^_^*)
経営コンサルタント安岡裕二 TEL090ー3233ー7847