東京タウンウォッチング サマンサタバサ新作
サマンサタバサは、若い女性に人気のバッグメーカーから出発し躍進しているメーカー。外国メーカーのような名前だが、れっきとした国産、社長は個性的なワンマンのイメージで、次々とアイテムを広げたり、NYへ出店したりと…成長戦略が注目される企業だ。
だが、関連分野として宝飾は相性がよいが、洋服となると歴戦のメーカーがひしめく激戦区、提携や自前のセレクトショップなど試行錯誤の感じを受けていた。
そして、低価格旋風の逆風。3万円台のドル箱ゾーンからワンランクプライスダウンした2万円台の(価格対応狙い)新作バッグを大々的に打ち出した。それが、画像の“スクリッタ”というブランドの広告。東京ガールズコレクション系みたいな女の子が目に付くが、バッグの広告です。
価格対応といえば、デザイナー系のコムデギヤルソンがH&Mとコラボレーションしたり、今度は伊勢丹と組んで“緊急事態”対応の値頃な新市場を狙ったブランドを平場で展開するという。価格押し下げ圧力が蔓延している感じである。