Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

落ち葉焚き

2007年11月06日 19時34分50秒 | Weblog
柿の木に「落葉病」という病気があります。
名前の通り葉っぱが落ちてしまうのですが、葉っぱだけでなく実も落ちてしまいます。
正常な木はそろそろ葉っぱが落ち始め実も熟成し収穫の適期となります。
病気の木は半月も前からすっかり葉っぱも実も落ちてしまいすでに冬のような有様です。

菌による病気らしいです。消毒もしたのですがダメな木はダメでした。
落ちた葉っぱに菌がついているんだそうで、そのままにしておくと来年まで菌を持ち越すのだそうです。
農協の指導によると落ち葉を撤去もしくは焼却せよ、とのこと。

はぁ~?

でも、やりましたよ、ええ。
掻き集めて燃やしました。
大量の葉っぱが落ちているのですからちょっと集めればすぐに山となります。
熊手で掻き集めるのですが、畑にはまだ草もあるので引っかかってやりずらい。くたびれる。
畑は広いし途方に暮れてしまいました。

そしたらしめしめ、次男坊がいるではありませんか。
授業は5限からだなんていう呑気な大学生1年生をたのんで手伝ってもらいました。
やはり若い力は素晴しい。嫌がりもせずせっせとやってくれたのも素晴しい。
俄然仕事ははかどり予定通り済ませることができました。
熊手は1つだめにしてしまいましたが。

とても疲れました。
半分は意地でしたね。ええいコンチクショー、やってやるやってやる。
これが本当に効果があるんだか。徒労感に見舞われつつ。

それと煙がすごい!
簡単に燃えるのですが湿気もあるからか白い煙がもくもくとすごい!
それを何箇所でも燃やすものだから煙幕を張ったようにすごい!
風向きで道路の方へ流れていくと交通の支障になってやばい!
家の近くだし火事と間違えられたらやばい!
ちゃんと消防署には連絡しました。

こんな事をそこら中でやったら大変な事になるな、と思いました。
病気を防ぐための自衛策であり、隣接園にも害を及ぼすので周りへの配慮のためではあるのですが、ちょっと考えものだなと思いました。
コメント
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