Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

今年の桃総括

2009年08月15日 10時54分20秒 | 農作業
一時例年より10日も早いペースで進んだ桃の収穫も後半足踏み状態となり、結局いつもと同じくらいの時期に終了となりました。
市場がお盆休みとなる14日15日の前日に最後の桃を収穫・出荷して終了となりました。
コンテナを片付けたり支柱を片付けたりシルバーを片付けたり、きょうは草刈りを済ませ一段落つきました。
このあと消毒をして肥料をかけて、今シーズンの桃の作業は終わりとなります。

いくつか問題点もありましたが、美味しくて良い桃が採れました。

今年改めて感じたのは、袋を掛ける・除くタイミングの難しさです。
早過ぎても遅過ぎてもダメ、特に早く除袋してしまうとその段階で生育がストップしてしまいいくら日が経っても良い桃にはなりませんでした。

虫対策。
今年の一番の敵はハモグリガでした。うまくやっつけれませんでした。
植物は葉が命。葉っぱが元気よくないと健康な生育はできませんね。

もうひとつミカンキイロアザミウマ。すごい名前だ。
よく耳にはする名前でしたがいったいどんな顔の虫なんだろうと思っていました。
それが今年はわかってしまった。
桃のお尻みたいなあの線、あそこが黄色く痣のようになってしまう。これだ、きっとこれだ。
でも虫の正体は分からずじまいでした。
虫害のついた桃は出荷できません。早生の品種にいくつか見られました。

長年の敵のアブラムシやカイガラムシはなんとか退治できたようです。

約2ヶ月にわたる桃の収穫作業は終わりました。
季節はしだいに桃からブドウ・ナシといった秋の果物へ。
今の時期確かにブドウ・ナシの方がお口に美味しい。
桃の木はまた来年美味しい果実をつけるべく休養します。お疲れ様でした。
コメント
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