Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

値段の不思議

2011年06月02日 11時16分37秒 | 日々暮らし
「梅打ち」をしました。
「甲州小梅」とよばれる小梅です。
昔はけっこう高値で取引されて貴重な収入源になったようですが、供給過剰になったためか、消費量が落ち込んだためか、安値が続き、採算がとれないような状態になり、我が家でも2本を残し梅の木は切ってしまいました。

1本は老木。
この木から今年は80kg収穫できました。
これを梅屋さんに直接持っていき買い取ってもらいます。
220円/kgでした。
まあまあですね。一時、100円前後の時期があり、そりゃああまりにひどいってもので、その頃に比べればまあまあってとこです。
その場ですぐに現金に換えてもらえるのが魅力です。
まあまあの小遣い稼ぎになりました。

私と81歳の母とで収穫するのですからね。
竹竿でブッ叩くのでございますよ。
半日分の日当として、まあまあですね。

しかし、スーパーに並んでいる小梅をみると、1kg780円の値段が付いている。
原価の3倍以上。
よくもまあそんな値段が付けられたもんだ!納得いかねー!

もう1本は小さな木で、10kgほど収穫しました。
これは売らずに自家用に使おうと思います。
それが一番リッチなのかもしれませんね。