JJ1RJR Blog

引っ越しました

Alpha Linear Sale

2014-08-22 13:27:00 | ノンジャンル
しばらく経ちますがDaytonの直前にTenTecとの合併を発表したAlphaですが、以前のTenTecの大売出しに続いてAlphaの商品もかなりの割引率でのセールをしています

オートチューンリニアの9500は$7995が$6995、マニュアルチューンの$5750が$4995といった具合です

合併後のモデルチェンジを見据えた在庫整理のようにも見えますが考えすぎでしょうか・・・
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WRTC 2014 European Team Review その3

2014-08-19 00:33:00 | コンテスト
アメリカチームに続いて昨夜開催された欧州チームの振り返りです
出張中のためWebinarの開催時間に間に合わず途中からの参加となったため、最後のプレゼンテーションの抄訳のみとりあえず載せておきます

残りはWWROFのウェブページに掲載されたら載せる方向です
W1Lチーム(OM3GI+OM3BH)

・われわれは誰? OM8Aのチームメンバーです

・参加資格 
  欧州4エリア 欧州中部(HA-OE-OK-OM-S5-SP)
  5チーム
  欧州4エリアの参加資格獲得は激戦
  
・準備
  2010年からWRTC2014に向けて開始
  CQWW,WPX,ARRKにOM、CT3から参加
  (Madeira Contest Team他に感謝)
  機材の準備(最後の数ヶ月)
  CQ-Mコンテストでのセットアップテスト
  (最初で最後)
  ログの分析(IARU HF 2012,2013)
  戦略についての終わりのない議論と伝播のモニター

・セットアップ
  トランシーバー
   OM3GI IC7600(コンテストでバンドスコープを使いたいため)
   OM3BH K3+P3(重量の観点で選択)
  バンドバスフィルター2台 OM6BPF
  WRTC用バンドスイッチ(デザインOM3GI、ソフトOM3BC)
  アンテナスイッチ 2x6
  トリプレクサー デザインVA6AM バンドスイッチ内に内蔵(OM3GI)
  ラップトップ2台
  BCCプリセレクター2台(実際には必要なかった)
  アンテナチューナー(80mSSB用)
  110/220V変換トランス
  予備機 K3
  ログ:WinTest
  音声録音:WinTest

・戦略と戦術
  オペ二人とも同等
  各自で判断(CQ,S&P、モード、バンド、QSY)
  1局は常時20mで運用
  CWの注力(SSBよりも効率的)
  パイルアップがない場合はSSBに時間を少し費やしCWに戻る
  マルチを呼ぶのは2・3回が上限
  5ポイントQSOの注力

・ロケーション サイト14

・W1Lチーム
  サイトマネジャー W1MA
  レフリー     NF4A
  テントスポンサー SP3KEY/SN3R

・うまくいった点
  セットアップの信頼性と機能性
  セットアップのフルオートメーション(バンド変更は数ms)
  BPF,アンテナスイッチ、トリプレクサーをコンパクトに
  一体化することにより配線を簡略化
  出力減少は最小 伝送損失は0.7dB以下
  P3アダプターとIC7600のバンドスコープを利用
  (S&Pとバンド変更に非常に有効)
  送信機間の相互干渉は全く無し

・課題
  戦略への抵触:
  1局は常時20mで運用し5ポイントQSOへ注力
  (80mに時間を費やしすぎた)
  10mのモニターに時間を費やしすぎた
  S&P時に2ポイント局を呼んで時間を無駄にしないこと

・統計
  大陸別:Eu48%、NA47%、SA2%、AS2%
  レート
  CW対SSB CW 79.5%、SSB 20.5%





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N1MM+ Open Beta testing

2014-08-17 02:17:00 | コンテスト
先日のWAE CWの直前にダウンロードはできるようになっていたようですが、待望のN1MM+のベータ版が正式にリリースされました

以下はN1MMからのメールの抄訳です


誰でもダウンロード可能かつN1MM Logger Plus Yahoo groupにも参加できるとのことです
ただし、ベータ版ですので以下の点に注意が必要です

□ データがなくなる可能性あり 
  修復可能性は未知数のため入賞狙いなどで真剣参加
  の場合は特に注意

□ CQWW SSBまで9週間あるので重大なバグの修正し
  問題なく使えるようにするに十分時間はある
  改善や機能追加はOpen Beta Testing期間原則
  対応しない

□ N1MM Logger+ ホームページにあるFAQおよび移行
 にあたっての注意書きを読むこと
  現行のN1MM Classicと異なり、バージョン番号は
  リリースされた年月を示さないのでそのほかの事項と
  ともに記録を残しておくこと
  現時点でのベータバージョンは0.18.3368 
  最初の0がベータ版であることを明示
  18はフルインストールの(大)番号、
  3368は最新のアップデートの(小)番号
  フルインストーラーのファイルネームが最新アップデート
  のファイルネームと一緒のときは、フルインストーラー
  のみのインストールでOK
  最新アップデートのバージョン番号が大きい(新しい)
  場合は、最新アップデートのファイルもインストールが
  必要
  フルインストール番号が変わった場合は、再度
  フルインストーラーのインストールが必要

□ N1MM Classicの最新バージョンをダウンロードした1万
  4千人の全員がリリースされた最初の週にものすごい
  勢いでN1MMplus.hamdocs.comにアクセスするとと
  誰も得をしないでしょう
  サーバーおよびサポートチームへの必要以上の負荷を
  避けるために、相当数のダウンロードがされた後に
  ダウンロードページへのアクセスを停止するかもしれ
  ない

  ダウンロードページへのアクセスできないときは我慢して、
  また後でチェックしてみてください
  初めてN1MMを使うユーザーにN1MM Plusを試してみる
  べきと勧めるのは、差ポーチチームの負荷を軽減する
  ために避けましょう

□ テストを始めたら、リフレクターに質問する前に24時間
  待ってください
  ウェブのマニュアルおよびN1MM Logger Plus
  Yahoo group アーカイブを読んでください 
  N1MM Plusウェブサイトのサーチ機能も改善されて
  いるので試してみてください

現時点での開発への時間は1万2千時間にものぼり、開発チームに感謝します


N1MM


原文はこちら


From: "N1MM tfwagner@snet.net [N1MMLogger-Digital]" <
N1MMLogger-Digital@yahoogroups.com>
Date: Aug 16, 2014 6:09 AM
Subject: [N1MM-Digital] N1MM Logger + Open Beta testing
To: <N1MMLogger@yahoogroups.com>, <n1mmlogger-digital@yahoogroups.com>, <
n1mmloggerplus@yahoogroups.com>
Cc:


After a year of development, on Monday we are releasing N1MM Logger+ for
Open Beta testing. This means that anyone can download the program from
the new website (n1mmloggerplus.hamdocs.com) and test it, and anyone can
join the N1MM Logger Plus Yahoo group. I hope everyone will keep some
things in mind:

? The large feature set of the program means that it will take expanded
beta testing to flush out the remaining issues. Anyone using it for a
serious contest effort should be forewarned that data loss is possible,
and recovery uncertain.

? We have 9 weeks before CQWW SSB, which should be time enough to
resolve significant bugs and validate program operation. Please do not
expect suggestions for improvements or added features to be acted upon
during this Open Beta period.



? Be sure to read the FAQ and transition notes on the N1MM Logger+ home
page. Take note, in particular, that - unlike N1MM Classic - the version
numbering system no longer represents the year and month of release. As
I write this, we are on beta version 0.18.3368. The leading "0" denotes
a beta version. The ?18? denotes the Full Install (major) number, while
the "3368" is the Latest Update (minor) number. When the numbers in the
Full Installer filename are the same as the Latest Update filename, then
you only need to install the Full Install. When there is a higher
(newer) Latest Update version number, then you also need to install the
Latest Update. When the Full Install number changes, you?ll need the
Full Install again.

? If all 14,000 people who downloaded the latest version of N1MM Classic
descend on the N1MMplus.hamdocs.com website in the first week, nobody
will be very happy. To avoid overwhelming the server or the support
team, we may disable access to the download page after there have been a
substantial number of downloads. Please bear with us, and if you cannot
access the files on the website, check back later. For the same reason,
please refrain from introducing N1MM Plus to new users by telling them
?You gotta try this,? lest we drown in queries from first-time users.




? When you begin testing, please wait one full day before asking your
first question on the reflector. Take the time to look at the manual on
the website, and at the N1MM Logger Plus Yahoo group archive. You?ll
also find that the N1MM Plus website's Search function has been much
improved ? please give it a try.

I want to thank the team for taking time from their lives, families and
jobs to make this possible. Estimated development time to date is 12,000
hours.

73,
Tom - N1MM

http://n1mmplus.hamdocs.com/tiki-index.php

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WRTC American Team Review K1A

2014-08-14 13:35:00 | コンテスト
K1Aチーム(N6MJ+KL9A)59チーム中1位(優勝)

2010年WRTCでの教訓
  マルチが全て               
  メインバンド以外も大切                      
  DXがメイン 
  1QSOあたりの得点は決定的    
  効率的なS&P               
  スローな時間帯が差を大きくする

20140目標
  より多くのマルチを獲得
  常に10mをチェック
  レートがゼロになるまでWにビームを向けない
  ランニングは誰でも早くできる S&Pのスピードが鍵
  夜間は常にバンド・モードを変えてレートを維持する

今回の戦略

・全てのバンドでQSOする
・マルチに注力 レートもついてくることを願いつつ
・10mのオープンを決して外さない ペースの遅い方のリグで15分毎にチェック
・CWが全て SSBはバンドのピークで最高レートでランニング それでも可能であればS&Pを継続
・CWスキマーへの露出を最大にする
・アンテナをWに決して向けない 常にDXをランニング

スキマー戦略
・好き嫌いにかかわらず、スキマーが形勢を一変させる
・スピードは変えずに一貫したCQ
・効率的にスキマーに引っかかるためのデフォルトCQは"CQ TEST K1A K1A"

事前テスト(FDにNK7Uにて)
・アンテナ以外の全ての機材をテスト
・スペアを含む全ての機材をテスト
・K7RLのK7RL/KL2Aと競争
・重複を含んで4000局超とQSO
・多くのバグが判明
・NK7Uのシャックを解体して多くの機材を借用
・機材はNK7U夫妻のバンにのせて一路東海岸へ搬送(含むIC78002台)
・ロケーション 本部から一番東に位置
・コールサインは一番良いのをゲット
・開始早々トラブル
 IC7800の外部モニター バンド全体と信号強度が一目瞭然
 音声のシェア 
  弱い局や大きなパイルで必要に応じた助力のために重要
  トイレ休憩にはSO2Rで周波数を確保
  珍マルチとのQSOを聞くのは楽しい

レフリーのRA3AUUは24時間真剣に取り組んでくれモチベーションアップに貢献
レート分析
 最高QSO数  300Q 23時
 最低QSO数   76Q  9時 
 CWのベスト  188Q (40m、23時) 
 SSBのベスト 170Q (20m、22時)

ICOM(N9JA)がサポート


なお、当地17日の夜にはEuからの参加チームによる振り返りが開催されるとのことです
※ 出張が入っていますがこちらも聞ければと思っていますがあまり期待しないでください
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WRTC American Team Review N1M

2014-08-14 13:32:00 | コンテスト
N1Mチーム(K9VV+VE3EF)59チーム中5位

過去のOARUコンテストについての事前分析

・2012と2013年のWRTCテストステーションのデータ
 を分析に利用 ただし、実際に利用したのは上位の
 データのみ
・エクセルでの分析およびCBSによりキャリブロデータから
 時間別推移データを作成
・CWとSSBのQSO占率を見て、目標をCW75%、SSB25%に
 設定 100W出力という現実を踏まえて、CWでの運用
 がより好ましいが、SSBのマルチも忘れないことが大切
・過去の上位局のログからマルチ獲得のためにどの位の
 頻度でバンド変更しているかを分析
・いるべきバンドの検討 過去の実績からどの時間にどの
 バンドにいたかを確認(ただし、テストオペはアワードの
 対象でないことに注意が必要)
・ビームの方向は?どの時間にどのバンドでどこのゾーンと
 QSOしているかを確認 エクセルデータに色をつけて
 見やすくした
・変わったオープンの把握 通常100Wでは対応できない
 ことが多いが、可能だとの認識で! 実際のWRTC2014
 では10:30に15mでそのようなオープンが見られた

実戦リハーサルとその他の準備

・局構成は2台のK3とパンアダプターとMK2R+と
 Microkeyer ログソフトはN1MM
・リハーサルのコンテストで全ての機材をセットアップして
 テストすることは極めて重要 IARUに数週間前に先行して
 開催されるWPX CWにて実施
・トリプレクサー不良が発見され本番より十分前に修理完了
 ローパワー用のトリプレクサー技術は要求水準にはまた
 到達してない 4O3Aの(ハイパワー)商品はプロ水準
 で、その仕様がそれを証明している
・全ての機材にラベルを貼る!
 (それぞれの局を赤と緑で分けた)
・全てのバックアップ機材のテストも忘れずに
・リハーサルした機材を撤収してそのまま梱包
・全てについてスペア機材を用意 発生する可能性のある
 全てを修理するためのパーツおよび器具も用意
・するべき必要のあること、誰が持参するかの全てについて
 の莫大なリストを作成 DXペディションやField Dayの
 チェックリストがこのリストをつくる手始めによい
・システムにおいてリンクが不調になることを想定して、
 実際に起こったらどうするかの対応準備 どちらのオペが
 修理に回りどの部分を直すのかを事前把握(例:オペの
 一人はRF関係、IT関係はもう一人)

運用補助ツール

・IARU HQ局リスト 全てのIARUメンバー団体およびその
 略称の直近リストを作成 過去数年のIARUコンテスト結果
 をダウンロードし、HQ局が運用されているか、どのような
 略称が使われているかを確認
・HQ局のハードコピーリストを用意 簡単に検索できる
 ように国別およびプリフィックス別を用意
・過去に運用したHQ局にうちてロギングソフト用のpre-fill
 コール歴ファイルを作成(WRTCでの利用がOKの場合)
・HQ局と同様にIARUアドバイザリー委員会メンバー
 (AC,R1,R2等)のハードコピーリストを用意 
 アドバイザリー委員会メンバー用のpre-fillコール歴
 ファイルも作成
・ビーム方向図および大圏地図を準備

・バンド変更やS&PをリマインドするPCで稼動するPop-up
 リマインダーの可能性を検討したが、ログソフトなどへの
 影響を回避するためその他のソフトの立ち上げはせず、
 リグの上にタイマーをマニュアルでセットして数分内に
 終わるように時間管理に利用 

コンテスト前の準備と撤収

・サイトに向かう車の中でAMラジオをつけてラインノイズを
 確認
・ローテーターの指示が正確かを確認 また、40mと80m
 のダイポールの設置方向も確認 今回のWRTCでは40m
 と80mのダイポールは適切な方向に設置しないと、
 共振点やSWRに大きく影響があった
・時期偏角を考慮に入れるのを忘れずに! W1では15度
・機器に接続前にアンテナアナライザーで全てのアンテナの
 SWRを確認 40mと80mで共用アンテナを使うときは
 両バンドで確認
・機器に電源を入れる前に、発電機を稼動して電圧を確認
・設置終了後、チェックリストによりチェックすべきこと、
 チェックすべき順番にもとづいてチェック実施(例:ネット
 ワーク接続したコンピューター、音声録音・再生、CW&SSB
 メッセージのプログラミング)
・次のような主要な行程におけるやるべきことのチェック
 リストを作成
 1.サイト到着時 2.全ての機材に通電後 3.WRTC
 コールサイン受領後 4.コンテスト終了後 5.ログ
 提出期限前
・コンテスト前夜に電源を切るときは、コンテスト前に電源を
 入れた際に機材に過渡電圧が残らないように発電機の
 電源を落とす前にすべての機材の電源を落とすこと。

コンテスト戦略

・M/2運用であるので、1局は15mで開始して日中はその
 まま同バンドに もう1局は日中は10mと20mを行き来
・夜間への移行時間は、日中と同様に、1局は40m、もう
 1局は20mと80mを行き来
・ランニングが主体 コンテスト開始3時間の平均QSOは
 1時間平均400QSO超 コンテスト全体での1時間平均QSO
 数は375
・23時から1時(UTC)は非常に多忙 多くのバンドが同時
 オープン10時から14時も同様
・北欧局の日の出は早いので80mへは早めにQSY 
 パイルも少なく簡単な80mのHQ局を確保
・20mでの深夜のオープンをモニター 6時から10時
・10mでの再度のオープンをモニター (EsでのQSO)
・パンアダプターの利用によりバンドチェックが容易
・マルチのパスの励行。これについては不十分で3位以内に
 入賞できなかった理由かもしれない


 






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