2019-0901-man3345
万葉短歌3345 葦辺行く3091
葦辺行く 雁の翼を 見るごとに
君が帯ばしし 投矢し思ほゆ 〇
3091 万葉短歌3345 ShuG256 2019-0901-man3345
□あしへゆく かりのつばさを みるごとに
きみがおばしし なげやしおもほゆ
〇=出典未詳。
【編者注】挽歌(3324-3347、24首)の第22首。女。3344番歌(長歌)への反歌。左注に、「右二首」、続けて但し書き(要旨)に、或いはこの長短歌は防人の妻の作か。
【訓注】葦辺行く(あしへゆく=葦辺徃)。雁の翼(かりのつばさ=鴈之翅)。君が帯ばしし(きみがおばしし=公之佩具之)[「<帯ぶ>の尊敬態」]。投矢(なげや=投箭)。
【2010年11月01日開設から】3225日
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