万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3365 鎌倉の3110

2019年09月20日 | 万葉短歌

2019-0920-man3365
万葉短歌3365 鎌倉の3110

鎌倉の 見越の崎の 岩崩えの
君が悔ゆべき 心は持たじ  〇

3110     万葉短歌3365 ShuG301 2019-0920-man3365

かまくらの みごしのさきの いはくえの
  きみがくゆべき こころはもたじ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3353-3428、76首)の第13首。
【訓注】鎌倉(かまくら=可麻久良)[神奈川県鎌倉市]。見越の崎(みごしのさき=美胡之能佐吉)[鎌倉市稲村ケ崎(いなむらがさき)?小動(こゆるぎ)崎(岬、鼻)?]。崩え(くえ=久叡)[「崩れるの意・・・<悔ゆ>を起こす」]。