万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3353 麁玉の3098

2019年09月08日 | 万葉短歌

*** 万葉集 巻14 相聞(3353-3428、76首) 始 ***

2019-0908-man3353
万葉短歌3353 麁玉の3098

麁玉の 伎倍の林に 汝を立てて
行きかつましじ 寐を先立たね  〇

3098     万葉短歌3353 ShuG282 2019-0908-man3353

あらたまの きへのはやしに なをたてて
  ゆきかつましじ いをさきだたね
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3353-3428、76首)の第1首。男。
【訓注】麁玉(あらたま)[「静岡県浜松市浜北区の一部。天竜浜名湖鉄道宮口駅周辺を中心とした浜北区の北西部分の地域」(Wikipedia)]。伎倍(きへ)[「麁玉の小地名だが、所在不明」。11-2530璞之 寸戸我竹垣(あらたまの きへがたけがき)]。