2019-0918-man3363
万葉短歌3363 我が背子を3108
我が背子を 大和へ遣りて 待つしだす
足柄山の 杉の木の間か 〇
3108 万葉短歌3363 ShuG296 2019-0918-man3363
□わがせこを やまとへやりて まつしだす
あしがらやまの すぎのこのまか
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3353-3428、76首)の第11首。女。
【訓注】待つしだす(まつしだす=麻都之太須)[「<待つ時(しだ)し>の訛りか(・・・)」。待つ(松)、杉(過ぎ)と懸ける]。