2019-0915-man3360
万葉短歌3360 伊豆の海に3105
伊豆の海に 立つ白波の ありつつも
継ぎなむものを 乱れしめめや 〇
3105 万葉短歌3360 ShuG294 2019-0915-man3360
□いづのうみに たつしらなみの ありつつも
つぎなむものを みだれしめめや
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3353-3428、76首)の第8首。女。左注(読下し)に、或本の歌として、「白雲の 絶えつつも 継がむと思へや 乱れそめけむ」。続けて、「右一首伊豆国歌」。
【訓注】伊豆の海(いづのうみ=伊豆乃宇美)。