毎日の青空、雨は降らないし、風もそれ程嫌みに吹かない、この正月。 寒いが爽快、乾燥肌の警戒をせねばならぬが、それでも冬がこれまで以上に好きになりそうだ . . . 本文を読む
世は静かなり、逃散の時代に・・
Y 君はもう60年の付き合い。私もY君もろくろく授業に出ず、お互い何に興味を持っていたのかわからない青春時代を送った。気が付いてみると彼は医者になっていました。医者になってからもあまり私と交通はなかったのですが、お互い60歳頃になって急に親しくなりました。後で聞いた話ですが、彼はインターン制度の廃止を唱える若手医師の首領になって厚生省と戦い、そのために頑迷固陋の白い巨塔を追われ、医師免許のみが頼りのはぐれ医者になっていました。
私はそんな彼を愛しはじめ、私の色々なイベントにも誘いました。トマトフェスタ、ブラジル会へのよく来てくれました。ブラジルへ一緒に行った時は、侍医代わりとなって健康を守っていただきました。毎日毎晩、日系ブラジル人を交えての交流会があり、Y 君は1人ひとりの健康相談を受けながら、毎日の交流会で杯を交わしていました。彼は今は私の健康相談の相手として力になってくれています。そんな彼からの年賀状が揮っていました。その一部を紹介します。 . . . 本文を読む
南国のYさん(男、60ー当時 )
まあちゃん「お父さん、人間が文字を使ったのはいつ頃?」
父「うん、多分今から8000年前じゃないかな」まあちゃん「じゃあ、縄文時代ね。先生は人類がお米や野菜を作り始めた1万年前だって」
おじいちゃん「エジプトの古代王朝の始まりは紀元前3000年頃だから、農業はそれよりも5000年ぐらい前に始まったんだ。その前は狩猟漁撈が十万年以上続いたんだろうね」
まあちゃん「縄文時代か。人類史は長いのね」
おじいちゃん「まあちゃん、もう一つの見方を教えてあげようか?」 . . . 本文を読む
お父さんのお経
まあちゃん(20歳娘)が毎朝の父の読経を聞かされている。早く起きるとそのダミ声にうんざり顔。
まあちゃん「お父様、いつももじゃもじゃ言っている言葉、なに?」
父「もじゃもじゃとは失礼な。まあちゃんはもう20歳、成人式も直ぐだね。だったら責任世代の仲間入りなんだ。ではこれを見てご覧」
父は墨書した6文字を見せた。まあちゃんはそれを凝視して、なんだ?という顔。
まあちゃん「学・遊・闘・健・美・続・・がくゆうとうけんびぞく」
父「これでわかったね?これはお父さんの毎日の反省の言葉なんだ」
まあちゃん「悪いことをしたので?」 . . . 本文を読む