今日は休もうかと思っても、体操に集まるあの人、この人と今日も会えると思うと、いつの間にか外を歩いている。30分歩くと体操会場の川縁の公園に。30人はいるが暗くて顔が見えない。「どなたにもおはようございます」と云い、返礼をもらう。しかし15分も体操をしている内に空が明るみ、終わる頃になると、くっきりとお互いの顔が見えるようになる。人々はぞろぞろと川岸に向かい左と右に分かれて帰途に付く。私は家と逆の方向の1㎞下流のガス橋に向かう。その方面に向かう人たちとグループを組みながら、世間話をしながら歩く。右手に見える富士山と飛び交う渡り鳥は絵になる。ガス橋で下流方面に向かう人たちと別れて(反転して)丸子橋に。この道を歩くと毎日決まり切ってほぼ同じ時刻に顔を見知った人とすれ違い、会釈を交わす。その中の一人の彼女は最近犬を連れて私が来るのを待つようになった。どうやら独居老人らしい。翌日には待っている人が二人に増えていた。話を聞くと、二人目の彼女は愛犬が死んだので、今はひとりぼっち、その犬を連れて歩いていた河原を毎日歩いているとのこと。寒いので5分程度でこの場を去るが、これまでにもちょっと“寂しい話”をする人に何人か出会っている。朝の散歩は彼、彼女にとって非常に大切な習慣になっていることを知った。
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