テストを開始するとすぐに、水面に輝きが現れました。周囲の縦桃や木々が水面にきれいに映るようになったのでした。誰にも微生物が激しく活動を始めたと直感させられました。
上善如水
お酒に上善如水という銘柄があるが、それは老子の言葉、”上善は水の如く 万物を利して争わず 衆人の悪む所に当る””故に道に畿かし それ唯 争わず 故に尤なし“に学んだものです。
「水はあまねく大地をひたす如く、自ずからして至らざる所はない」「水は誰とも争わず、あまねく至り(どこにでもいて)、人の嫌がる低い方にいて、不争の徳を示している。」
いかに汚れた水にしても水は怒らない、受け入れて、至らざる所のない、だから、水の中には自然の力を静かに復元する力があるという。池の中は、底と表面が温度が違う、空気や光の届き方も違う、動き方も違う、このために微生物の種類や比率が違う生態系が安定して存在している。バイオファンで異なった生態系同士を静かに接触させると、新しい生態系が形成されるだろう。もしかしてそれは江戸時代の往古の生態系だったかも知れない。
こんなことを勝手に考えました。
今の科学技術は、非常に短気です。化石燃料という動力を使って、機械や化学物質で汚染物質を切り取る、変化させ、漉し取り、機械システム(工業)にして、不要なものを廃棄したり埋め立てたり、焼却したりする。汚濁した池では、人力や機械で、底を洗い(浚渫)、空気や化学物質を強制注入するなどして水と不純物の隔離をしているが、汚染の原因はそのままにしている。
「においが消えたよ」「いやな虫が減ったよ」「水が光ってきたよ」「蝶やトンボが増えたよ」などの声が増えていますが、なぜ?という説明しきる科学はないのではないか。バイオファンの働き方は正直言って、よくわかりません。それはおそらく働き手が微生物だからかな、微生物については科学はほとんどわかっていないからかなと勝手に思っています。
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