父「自分の道を求めないということだね。まあちゃんは誰かの提灯にぶら下がらないで自分の提灯を持って欲しいなぁ」
まあちゃん「お父さん提灯や先生提灯も駄目?」
父「もちろんだよ。まあちゃんの人生旅行も結局は片道切符の一人旅なのだよ」
まあちゃん「そうか。お父さんもお母さんもいつかはいなくなっちゃう」
父「そうだ、でもね、人生旅行中の辛い時や困った時、嬉しい時はまあちゃんと思いを共にしてあげたいな。それが親子なんだ」
まあちゃん「お父さんはお母さんにもそうしてあげているの?」
父「痛いところを突くね。出来るだけそうしたいけどね。つい我が儘が出て、お母さんには素直になれていないね。離婚されない内にお母さん提灯にぶら下がろうっと!」
まあちゃん「狡いわ、狡い!“自分提灯”を持ちなさい」
春愁や 一期一会の 別れかな
父「まあちゃんは2年もすると社会人だね」
まあちゃん「ずっと何か仕事をして生きたいわ」
父「いい決心だね、でも仕事というのは自分の生きる道を自分で作ることなんだ」
まあちゃん「そのためね。若い時は苦労は買ってでもしなさいって先生が言っていたわ」
父「人と人は一期一会の別れなんだ。人生は片道切符の一人旅だ。たとえ親子でもね。親と子、夫と妻、誰あろうと、毎日の瞬間、瞬間は自分の生きる道を旅をしているんだ」
まあちゃん「ありがとうお父様。お母様も」
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