インチキな政治 インフラ

こういうインチキなインフラのもので生まれる議員は大体において、政治屋とか政治業者になりやすく、何とかチルドレンとか、昔は陣笠とかいわれ、善良の名に全く反する輩だ。
もう一つマスコミの力が政治をゆがめ劣化されるのを目の当たりに見た。マスコミは、このインチキなインフラを全く批判しないばかりかタブー視し、これらが民主主義の土台、基本理念に反していることをちらりともふれない。ガス抜き的にふれることはあってもあくまでガス抜きが目的である。マスコミそのものが、怪獣化して虚構を振りまく存在に化しているといってもいいすぎではない。
こうしたこと打開するのは、世論の力である。世論とマスコミの論調は大きく離れているに違いない。戦前の戦争遂行のマスコミの扇動力は、世論をバックに草の根で活動することが封じられたために強まり悲劇を増幅した。日本が情報がなく虚構にだまされる状態で進化していなかったからである。現代は違う。少し頑張れば虚構を指摘するのは容易であり、納得を得られる。問題はそれを誰がどのようにやるかである。虚構の上にのっかている権力は決して強くないことを証明するときが近づいている。