田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

201130 朝の散歩 昼の散歩(262)・・フクロウになる

2021年01月07日 10時20分06秒 |  身近な自然(植木、小鳥、川)、ペット

しおりの解説に次のような文がありました。

1.フクロウは幸運を呼ぶ鳥だ、2.フクロウは遠目が効いて先の見通しが良い、3.欧州ではフクロウは学問の神様といわれている・・・・と書いてありました。フクロウは威厳と崇拝の対象なんだということです。

フクロウといえば、1959年、学生だった私がこの地にやってきたとき、周辺は雑木の森で、開発の槌音はなく静かでした。隣が空き地でその中のムクの大木にフクロウが止まり、ほうほうと鳴いていた風景を思い出しています。

今は住宅が建て込んできているのでおそらくフクロウの姿は見ることができないと思いますが、それでも多摩川の河原や、古墳群のある多摩川台公園にはまだ豊かな緑があり、往時の景観構造はかなり保全されています。

そんなこともあって、20日は昼の散歩で多摩川台地の森を長い時間をかけて歩いてみました。ここから見下ろす多摩川の雄大かつ優美な姿は、都内にあって稀有の景色だと、来るたびに実感します。散策の途中、一休みした庭園には、誰の姿もなくここで暫時へたり込みました。


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