自民党道11選挙区支部は11日、正支部長(次期衆院選候補予定者)の公募結果について、1人から応募があったことを明らかにした。応募したのは故中川昭一元財務・金融相の郁子夫人(52)で、支部長に郁子氏を選出する可能性が強まった。同支部は15日に選考委員会(高橋猛文委員長)の小委員会を開き、選考日程などを固める。支部の機関決定となる定期大会は8月中にも開かれる。
高橋委員長は「1人だからといって即支部長になるということではない」とし、面談まで名前を明らかにしないとした。選考基準については「今の政権に対し私たちは『いかがなものか』という思いが強い。まずは思いが同じであれば」と述べた支部長の公募結果を公表する自民党道11区支部選考委の役員(左から笹川友喜人副委員長、高橋委員長、明瀬禎純副委員長)
「衆院選費用の候補者負担」など条件面の厳しさが応募者数の少なさにつながったとの指摘については、「もう少し違うアピールを大々的にすべきだったのかもしれないが、決して条件面のハードルが高かったとは思っていない」と述べた。
複数の関係者によると応募したのは中川郁子氏で、20人以上の署名を集め、8日に同支部に書類を提出した。郁子氏は昭一氏の一周忌が終わった昨年12月、次期衆院選への意欲を示し、4月の統一地方選でも自民系候補の応援で活動していた。
面談は今月中にも行われ、郁子氏が適任と判断されれば総務委員会などを経て、支部定期大会で承認される。最終的に自民党本部が道11区支部長を決定する。
自民の道11区候補として中川郁子氏が強まったことを受け、同区選出の石川知裕衆院議員(無所属)は「他党が決めたことなのでコメントは控えたい。8月で任期の折り返し、いつ総選挙があってもおかしくない。自民が候補擁立の動きをしていることで、私自身も緊張感が高まっている」と語った。 (十勝毎日新聞)
政治家になるという、ご本人にとっては大変なご決意だったでしょうが、中川郁子氏は故中川昭一氏の遺志を最も受け継ぐことのできる方です。北海道11区に注目、心から敬意をもって、今日から新たに応援したいと思います! 日本復活の一歩になることを!
でも、ご決心を応援したいと思います。