#45（シーズン2最終回） 「暗雲」 The Leavers Dance (2)
“トリック”で。ペイトンのところに「女子高校生がアーティストをライブに呼んだと聞いて」と言って、エリーという記者が取材に来る。 ところがペイトンが編集部に電話してみたら、そんな記者はいないと言われる。エリーからは家にも電話もかかってくる。エリーは何者？ 同じ頃、ペイトンのＰＣに不審なメールが入るようになる。ペイトンは怖がっている。
デブがネイサンのところに帰ってくる。ダンは「家族でやり直すんだ」と言っている。デブが「私のために（キャンプに行かずに）残ったの？」と聞くと、ネイサンは「母さんが薬を飲み出したのは、俺が家を出たからだ」とダンが言ったとデブに話す。 デブはダンの卑劣さに怒る。そしてやり直したいのは（三人でではなく）ネイサンと二人でだ、と言う。 二人であの家を出ようと。
アンディはルーカスにメモとＣＤを残していた。隠し金庫の「暗証番号がわかればダンは終わりだ」。 ルーカスは暗証番号を突き止め、金庫を開け帳簿を取り出す。
その帳簿をルーカスはデブに預ける。 これは”決定的なもの”なので、それがあれば、ダンから逃げられるだろうからと。 ダンはすぐに帳簿が無くなっていることに気がつく。そしてデブに言う。 ダンの会社に出資したデブも同じ共犯者、あの帳簿が世に出れば、俺たちは犯罪者だ、帳簿はどこだと脅す。 ・・う~ん、こんな場合、知らずに出資していたら、共犯になるのかな？・・
天井裏の帳簿や現金も、ルーカスを試すためにダンが仕掛けた罠だったらしい。ダンとルーカスの親子関係は、これでもう決定的に決裂。
ブルックは夏休みに入り、実家に帰らなければならない。彼女は、ペイトンにルーカスとのことを聞かれて、（ルーカスの部屋で）ペイトンの写真や手紙を見てしまったから・・と打ち明ける。 ルーカスの方はブルックに気持ちを打ち明けようかと迷っている。打ち明けた夢までみていた・・。
アンディは空港にまだチェックインしていないらしい。 カレンがふと外を見ると、通りの向こうに一瞬キースの姿が・・・。でも、すぐに消えてしまっていた。あれは本当にキース？キースは町に戻っているの？・・アンディを心配したカレンは、彼を追ってニュージーランドに行く決心をする。
ダンはホワイティコーチのところに行って言う。「コーチを葬ってやる、女房と息子に余計なことを吹き込んだ」と。そして、教育委員会に圧力をかけて、（健康上の理由をつけて）コーチを辞めさせてやるとか言っている。ホワイティコーチもダンの言動に怒り心頭。
ダンはものすごい勢いで敵を増やしている。周りの人みながダンに傷つけられ、怒っている。キース、ジュールズ、デブ、ルーカス、ヘイリー、アンディ、カレン、コーチ。
ネイサンがルーカスが手に入れたという”ダンの帳簿”を取り戻そうと物置を探していたら、ルーカスがヘイリーから預かっていた「婚姻無効申請」を見つけてしまう。 ルーカスは、ヘイリーを取り戻すためにＮＹにまで会いに行ったことを、ネイサンには話していなかった。ダンの不正を追及することに関しても、ネイサンと意見が対立していた。
ネイサンはルーカスに不信感を募らせて、「嘘はもう沢山だ。俺たちはもう兄弟でも友達でもない」と言って、去ってしまった。これは、ものすごくつらいね・・ルーカス・・
つらい気持を抱えてルーカスは、ブルックに”別れのキス”。そして、気持ちを打ち明けてしまう。「お前と離れたくない・・わかっているよ、友達だっての。でも、離れたくないんだ・・」・・ブルックはそれを聞いて戸惑い、泣いてしまう。「言わないで」と言って、そして行ってしまった。
ペイトンの家に、あの記者エリーが訪ねてくる。「これ以上私に近づかないで・・」とペイトンが言うと、エリーは「（私は）メールなんて送っていないわ。・・私の本名はエリザベス・・あなたのミドルネーム・エリザベスは、私の名前からとったの。・・（私は）あなたの母親よ」と言う。・・・えっ、母親？ペイトンのお母さんは事故で亡くなったんじゃないの？
ダンが会社でお酒を飲んでいる。瓶に何者かが薬を塗っていたらしく、ダンの意識が薄れて、そして落ちた瓶が割れて、ダンは意識を失っていく。こぼれたお酒に誰かがライターで火を放つ。会社が炎に包まれる・・これは一体、誰の仕業？
ネイサンが家に帰ってくる。デブ「もう少しだけ辛抱してちょうだい。もうすぐ自由になれるから」。
ネイサンが玄関の扉を開けたら、そこにはヘイリーが立っている。
夜の海辺で。ルーカスとペイトン。 「残ったのは俺たちだけだ」
テネシー・ウイリアムズ曰く、「我々は燃えさかる家に住んでいる。消防車も呼べず、逃げ場もない。ただ二階の窓から外を眺めるだけ。すべてが炎に飲み込まれるまで、我々は閉じ込められたままなのだ」
このドラマ・・青春ドラマのはずが、シーズン２最終回は、まるでサスペンスドラマのよう。・・皆が解けない悩みを抱え込んで、一体どうなるのか、気になることばかり・・。でも、シーズン３が始まるまでには、またしばらく時間がかかりそうですね。
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コーチが「そのうち痛い目に遭うぞ！」と言った時はその通りだと思いましたが、いざあんな状況になると、複雑な感じです。
ヘイリーは、よくあのタイミングで帰ってきましたね。２階から見下ろしているデブが怖かったです。ネイサンと親子２人でやり直そうという矢先ですから、ヘイリーはデブにとって邪魔者…となる予感がします。デブはいつになったら、自分の幸せを掴めるのでしょうね。
ブルックはルーカスに告白されたのに、号泣していたのはなぜでしょうか？
ネイサンの、ルーカスへの絶縁宣言が残念でした。ルーカスはネイサンのためを思って行動していたはずですが、ネイサンは「そういうのが余計なんだよ」と言ってましたね…。
”シーズン３をお楽しみに”ですね。
ダンに対しては、怒っている人ばかりで、あれは誰だったのでしょう・・わからないです。
デブは嫁ヘイリーをどう思っているのでしょう？ ネイサンに「奥さんを取り返してきなさい」と言ったのもデブだし・・。でも、今ちょうど、母子で家を出ようとしていた時だけに・・微妙すぎるタイミング。
ブルックが泣いていたのは、嬉しいはずなのに、信じられないから泣いていたのでしょうか？ ブルックはルーカスの話をちゃんと最後まで聞けばよかったのに・・・。車なんか待たせておいてね。
ネイサンは波乱つづきで、可哀想でしたね。
ルーカスの優しさも、今のところ実を結ばず。みんな、可哀想ですね。
シーズン２がはじまるまで、けっこうかかりましたよね。また、同じくらい待たされるのでしょうね。
こんにちは、お久しぶりです。
シーズン３が始まるのですね。「OneTreeHill」で、ホッと一息ついてたので、嬉しいです。またレビュー書こうと思います。忙しくはないのですが、ご無沙汰すぎで、始まることに気がつきませんでした。教えていただいてありがとう！