17日の法務委員会で自民党棚橋議員が、拉致首謀者「辛光洙(シンガンス)北朝鮮の工作員」の釈放嘆願書に、千葉景子法相がサインした件で、法相を質問追及しています。
1/3 2009年11月17衆議院法務委員会 棚橋vs千葉 2/3 3/3(ニコニコ動画)
または衆議院TV (11/17 法務委員会 説明質疑者:棚橋泰文で)
拉致首謀者として国際手配されている辛光洙(シンガンス)北朝鮮の工作員の名は一般の国民にはほとんど知られておらず、この工作員の釈放嘆願書に当時の国会議員である菅直人(現副総理)、千葉景子(現法相)らがサインしたという事実は、(下の記事を読んだ2年前でも)にわかには信じられないことでした。
民主党政権が誕生し、何が驚いたかといって、この両名が内閣の重要閣僚として入閣したのですから。
日本人拉致の実行犯の釈放嘆願にサインするような人物が日本の法務大臣になり、副総理となる、 日本が如何におかしくなっているかを象徴しています。 内閣が発足して2カ月、民主政権は早くも在日韓国人団体のために外国人参政権付与を公言し、動きはじめています。 民主党の本質(旧社会党議員を抱える)、これが日本人にとって如何に危険なものであるか、国民は認識する必要があります。
こういう人物である千葉氏が法相の地位にいることの大いなる危険を考えなくてはなりません。 棚橋議員、頑張ってもらいたいものです。
〈2年前の産経記事〉
【やばいぞ日本】序章 没落が始まった(2)「鈍さが工作員を取り逃がした」 2007.7.4 08:05
辛光洙(シンガンス)。78歳。北朝鮮の工作員として複数の日本人拉致事件を首謀した容疑で国際手配されている。現在、北朝鮮に在住し、記念切手にも登場する“国家英雄”だ。
金正日総書記から直接指示を受けた実行犯の彼は、拉致のカギを握るキーパーソンだ。この男を、日本は二度取り押さえるチャンスがあった。
「辛はあれだけしゃべっている。なぜ捜査を前に進めようとしない」。 1985年夏、ある警察関係者に韓国の捜査官から、いらだった声で国際電話が入った。
その半年前に韓国の国家安全企画部(現・国家情報院)が辛をスパイ容疑で逮捕した。辛は韓国捜査当局の調べに対し、80年6月、大阪府在住の中華料理店員、原敕晁(ただあき)さん(43)を宮崎県の青島海岸に連れ出して工作船で拉致し、同人名義の日本旅券を不正に取得の上、対韓工作を行ったことを詳細に供述した。
(中略)
総連への捜査にも圧力が加えられていた。90年5月には警視庁が摘発した朝鮮総連元幹部らによる外国人登録法違反事件について故金丸信元自民党副総裁が「日朝関係に悪影響が出る」と警察庁幹部に捜査を拡大しないよう求めたとされる。
金丸氏が、社会党の田辺誠副委員長(当時)らと訪朝して、「謝罪」と「戦後の償い」を表明したのはそれからしばらくしてからだった。
辛ら19人の「政治犯」釈放を韓国大統領に求めた嘆願書に当時の国会議員128人が署名したのもそのころだった。ほとんどは土井たか子委員長ら当時の社会党議員だったが、菅直人、江田五月、千葉景子、山下八洲夫(以上民主党)、渕上貞雄(社民党)の現職議員の名前もあった。 (続きあり) (MSN産経)
驚くことにこの千葉大臣は「釈放嘆願を撤回する」とは言わないんですよ。
拉致被害者の名前すら覚えていないし・・・。
反省していないことが本当によく分かりました。
このような無能大臣には一刻も早く辞めてもらいたい。
最高裁判決を覆して、不法滞留者に法相権限で在留許可を与えてしまった件に関する稲田氏の質問、私も見ました。
稲田氏は論理的にきちんと質問しているのですが、千葉氏は論理的に答えようとせず、ひたすらワンフレーズで、”逃げ”でした。
自分の恣意的な考えでも、とにかく通してしまえばよいと考えているように感じました。こういう人に法相をやらせているのは本当に「危険」だと思いました
最近自民党議員がとても真っ当に見えます。自民党議員は少なくとも手順を踏んで論理的に話を進めようとしています。棚橋氏や稲田氏には、頑張ってもらいたいです。