鳩山邦氏「小沢氏も辞めたのに」と西川社長の責任追及 2009.6.13 12:41
鳩山邦夫前総務相は１３日午前、日本郵政の西川善文社長の続投に反対して麻生太郎首相に更迭されたことに関し、「民主党の小沢一郎さんですら責任をとったのに、日本郵政は全然責任をとろうとしないことは、ものすごく教育的に悪い」と述べた。小沢氏が西松建設の巨額献金事件に関して代表を辞任したことを引き合いに、西川氏の責任のあり方を追及をした格好だ。福岡市の福岡空港で記者団の質問に答えた。
鳩山氏は「国民のため彼ら（日本郵政幹部）を一新しようとしたのが認められなかったので、国民に対して十分な仕事ができなかった」と辞任の理由を説明した。さらに「首相は今回判断を誤ったが、立派な方なので、これからは何事も判断を誤らないようにがんばってほしい」と述べた。自民党離党や新党結成については「いま視野にない」と否定した。 （ＭＳＮ産経）
「かんぽの宿」はじめ西川社長下での日本郵政のいろいろな問題を考えれば、西川氏続投は疑問が残ると思います。しかし、すぐに決断を、正義をと、状況を突き詰めた鳩山氏にも出過ぎという感はありました。首相は、混乱収拾が優先と考えられたのでしょうが、しかし、このことで、結果的に内閣は鳩山氏という大きな支えを失うことになってしまいました。
西川氏続投派の中川秀直氏は「自民党は改革推進政党だ。改革派であるわれわれが出て行くのではなく、改革派でない方々が出て行くべきだ（2009.6.11 22:20）」などと述べており、彼らは「改革」と書かれた看板の後ろで、隙あらば自民党を牛耳るチャンスを待っています。
「西川氏続投」問題はそれはそれとし、鳩山邦氏が賢明な行動をとられて、麻生首相と鳩山氏の間に距離ができることのないように切望しています。
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