詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

東京五輪まで半年を切る。

2021-01-26 12:10:43 | 千駄記

ハイイロチュウヒのマンガ。

1/26(火)今朝は晴れてましたが、今は曇りっぽい。

このまま変更がない限り、7月23日に東京五輪の開会式があります。
開催もしくは中止以外の選択肢はないそうですが、
どちらにしても幸せな気分になれそうもなく。

ネットの記事によりますと(smartflash)・・・

<NHKの世論調査(1月13日発表)によれば、東京五輪・パラを開催すべきか、
という質問に対し、合わせて77%が「中止すべき」「さらに延期すべき」と回答。
「開催すべき」の16%を大きく上回った。>
そうです。

開催できないではなく開催できる方法を考えようと
訴えた方もいましたが、私は日本が損をしないことを希望する。
中止された場合の経済損失は4兆5151億円という計算があるが
この損失とはどんな、なにの損失なのかわからない。

ネットの記事は本題となる。

<スポーツコンサルタントの春日良一氏。元JOC国際業務部参事で、
1998年の長野冬季五輪招致を成功に導いた立役者だ。
春日氏は、「五輪を日本側の意思で中止すると、経済損失以上に
大きな問題を引き起こすことになる」と警告する。>

として、

<「IOCが中止すると言う前に日本側から五輪開催を返上するようなことに
なったら、IOCに見切りをつけられます。培ってきた信頼を失い、
もう二度と、日本で五輪を開催することはできないでしょう」(春日氏・以下同)>

とおっしゃる。春日さんという方はテレビで何度か見たことがあるが
五輪のスペシャリストという感じで、五輪憲章を信じて疑わない
推進派とお見受けする。

仮に、「五輪開催の権利を放棄し、二度と日本で五輪を開催できなくなる」
ということが<経済損失以上に大きな問題>だろうか。
五輪に対する思い入れは人それぞれだから一概には言えないし、
五輪が掲げる思想は立派なものだろう。
が、私はとにかく経済の損失を最小限に抑えてほしいだけである。

残念ながら、経済的困窮は死を意味する。
そういう世の中に私は生きているのである。


おしまい。




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