詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

エッセンシャルワーカーならずも。

2022-02-02 12:04:24 | 千駄記


エッセンシャルワーカーならずも逼迫のわが人生を生きねばならぬ  石川幸雄

<エッセンシャルワーカー>なんて洒落たネーミングですが
調べると「日々の生活を維持していくために新型コロナの感染リスクを
感じながら現場で働き続けてくれている職業の方の総称。」だそうです。
コロナの感染リスクを負いながら働くのも、どの道その道であって
究極はこの道のためでしょう。
患者さんのために、お客さんのためにと言ったってつまりは自分のため。
多くの人は逼迫しながら自らを生きている。
ここから逃げるということは即ち自らを放棄するということだ。


2/2(水) 晴

先ほど缶コーヒーを買いに外に出ると春の日差し。
風もなくって、これはコミミズク観察には最適。
趣味に専念できる方々を羨んだりしました。

生業はいまある仕事を確実に進めよう!と
みなさん静かにモノ作りに励む。
面倒な厄介な製品に取り掛かっていまして
やり直し!が続く。図面の見落としもあるし。
これは誰のせいでもないと言い聞かせてます。

石原慎太郎が亡くなりました。私が19歳の時に
「知ったというのはわかったということではない
わかったというのはできるということではない」と
教えてくれた方です。政治家として賛否ありましたし
いまどきは特に許されない失言も多い方でしたが、
自らの人生を確かに生きたことは間違いないでしょう。

北京で冬季五輪が明日開幕します。夏に比べて地味ですが
観れば見たで面白い。次の冬季五輪はイタリア。
その次の2030年冬季五輪は札幌に決まりそうだとか。
なんでやりたいのー!って叫びたくなりますね。
不思議な人たちがいるものです。


おしまい。




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