詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

すべては仕事のために

2020-01-17 12:29:24 | 千駄記


いい天気です。もう週末ですね。

明日は午後から私の短歌教室です。
野山へ行くことはできませんが
私にとっては短歌もまた野山のようなものです。

日曜日にはわが家のパソコンの設置作業の予定です。
数日前にメーカーから届いたのですが
自分一人でいろいろやるのは不安なので
同級生を呼んであるのです。
昔ほど厄介じゃないと思いますがやはり不安。
プロに任せた方がよい。
スムーズに設置して立ちあがることを願うばかりです。
今度のパソコンはパワー満点なので
短歌の仕事も写真の仕事も大いに捗るでしょう!

今朝ワイドショーなど見ていますと
マラソンや駅伝選手の間で流行っている
ナイキの厚底スニーカーが話題になっていました。
それを履くと好記録続出だそうで
一昔前の競泳用の水着みたいなものでしょうか。
あれは禁止になりました。
厚底スニーカーには板バネが入ってるとか・・?

ドクター中松のジャンピングシューズを思い出しましたよ。

いずれにしても私の日々の行動のすべては
自らの仕事のためにってことなんだな。


おしまい。

さよならF ようこそE

2020-01-16 12:14:58 | 千駄記


カーテンを引かないで眠る習慣があって
目覚めると寝室から青空が見えた今日です。

タイトルを見て「おい、おまえもか!」と
ツッコミを入れた人はフォトグラファーです。

私にとって今が旬の飛行機のお話。

「手荷物」ってなんなん?昔から思って
いたのですが「手荷物」ってなんなん?
二度言ってしまいました。

飛行機に手ぶらで乗ることはあんまりないですが
航空会社のカウンターにも「手荷物」って書いてある。
あそこに並ぶ人は荷物を貨物室に預ける人だけでしょう?
そこは「預入荷物」って書いた方がよくないかね?

現地に行ってから、あれがない、これがない
せっかく買ったのに‥ってことが嫌なので
荷物が多くなってしまう質です。
撮影機材を持ってゆくわけですが
フォトグラファーは、機材は「持込」で
他は「預入」って人が多いでしょう。私の場合は
国際線ではそうですが、国内線は信用しているので
撮影機材を「預入」にします。

ガラガラとかコロコロとかいうトロリーケースも
撮影機材専用のモノがあります。
大きさも機内持込OKなサイズで作ってくれているものも多い。
私もシンクタンクのエアポートなんちゃらっていうのを
使ってますが大きさはOK。完璧。セキュリティー万全。
デザインも地味でよろしい。
機材も隙間なく詰めるとちょっとやそっとじゃ
壊れまいって言うくらいの優れモノ。

だが、しかしなのです。

機内持込の重さは原則として全部で10Kg。
ガラガラだけで5Kgあるんだわ。それに
普通に機材を詰めたって軽く13Kgを超える。
ミラーレスのシステムでこれですから。
よって持込じゃなく預入にすることにしたわけで
どうせ預けるなら機内持込サイズに拘らず
もう少し大きいガラガラにすればよかったなと
悔いるこの頃です。
ま、現場に着いたら小さい方がラクですけどね。

先日「さよならZ、ようこそE」という記事を書きました。
明日「さよならF、ようこそE」ということになりそうです。
先日の出水市でのEマウントの映りに満足してしまったわけです。

長いこと使っていたFマウントともお別れです。
あちこちの車内泊で、幾夜を共にしたでしょう。
いくつの知らなかった風景を見つめたことでしょう。

カメラやレンズもご多分に漏れず一生モノではなくなりました。

最近は「所有」するということもなくなりそうな世の中で
私のような中老には、寂しい時代とも言えそうです。









親父の小言&青年の主張

2020-01-15 13:42:01 | 千駄記


今日は朝から雨模様。冷たい雨が降っています。
遅い昼休みを少々頂いております。

一月十五日。かつての成人の日です。
一月も、はや半ば。終末へ向かってひた走る。
週末の誤変換ではありませぬ。

学生時代は体育会にいたものですから
成人式の日は坊主頭。行かなきゃいいものを
出席しましたよ。先日の成人の日にも
暴れているこどもたちが放映されましたね。
あんなものそっとしときゃあいいものを。
派手な格好をしていても大人しく出席する・・という
ギャップこそが格好良い。

親父の小言になってしまうわ。

「短歌」という角川の月刊誌に
「親父の小言」なる連載コラムがあります。
今月で25回目。概ね70歳以上の歌人が思うところを
月替わりで書いているコラムです。

今月から「青年の主張」なるコラムと隣り合わせで
掲載されるようになったみたいです。
「青年の主張」の方は30代以下の歌人に書かせるようです。

第一回の「青年の主張」に

この時代に「親父の小言」なんて完全にアウトな題の連載をやっていたことに関して、
やっぱりちょっと考え直してほしいと思った。

と、書かれていました。
これについては私の連載「評論月評」でも触れたのですが
この時代に「親父の小言」って完全にアウトな題なのでしょうか。
これがアウトで「青年の主張」はセーフ?

めんどくさい世の中になり果てたものです。







万羽鶴

2020-01-14 12:14:06 | 鳥紀行

ほぼマナヅル。ナベヅルが圧倒的に多いのですが
マナヅルを狙いました。

万羽鶴を観察して興奮冷めやらぬ今日です。
例年より早くツルが北帰行を始めたとかっていう
ツイッターがありました。暖冬のせいかしら。

雪不足や、できるはずの氷柱ができないとか、
観光事業も痛手のようです。
スキーはずいぶん昔に中退しましたが、
冬になりますとどこそこに降ったらしいよ
行ってみっか?と楽しみにしていた時代もあります。

いまは、北海道の流氷はどうか?と少し気になります。
オオワシやオジロワシがせっかく北海道にやってきても
流氷がないと彼らも困るでしょうし。

が、生業も頑張っています。これ当たり前です。


これもマナヅルです。

鹿児島県出水市では二泊三日の滞在で
二千枚近くシャッターを切った模様です。
画像の処理が大変なので撮影も遠慮気味にしたつもり
でしたが、チャンスが来ると映してしまう。

写真とは機材や技術ではなくチャンスである

と、ナショナルジオグラフィックのフォトグラファーは
言ったそうですが、チャンスをモノにするのが
機材であり、技術でしょう。
で、撮影機材はここ数年だけでも格段に進歩しましたから
技術より、やはり機材ということになると思います。
技術とはカメラの操作方法を頭に入れることくらいですから。
前にも似たようなこと書いたことを思い出しました。

残すべき画像がどれほどあるか、チェックしていませんが
ぼちぼち時間をかけて見てゆくこととします。

短歌の仕事では「短歌往来」連載中の「評論月評」の
最終回(3月号)の原稿を書き終わりました。
数日寝かせて締め切りまでに送ることとしましょう。
連載が終るので少しホッとしていますが
終了後もアンテナを畳まずに過ごしましょう。

午後からはトラックで北関東方面を走ります。








鳥漬けの三日間

2020-01-13 21:46:00 | 鳥紀行


鳥漬けのというかほぼ鶴漬けの三日間を終えて帰宅しました。
撮影機材も新しいシステムを組んだので良いトレーニングにも
なりました。って何のトレーニングで本番は何かって話ですけど。

朝日と鶴の画像は雲が大きくて無理でした。
が、よく晴れた1日でした。恵まれたな。
朝日を諦めて、空港へ向かう道すがら干拓地をノロノロ
走りながら様子を見てると小さな鶴がいる。
カナダヅルでした。

カナダヅルは世界的には絶滅懸念なしに区分されていますが
日本にはおそらく今、数羽しかいない鳥です。
額の赤がハート型なのが特徴です。四羽が群れていました。

撮影後、出水酒造に寄って工場見学などして
レンタカーを返し、のんびり飛行機で帰りました。
片道90分ほどです。羽田からクルマに乗って30分。
渋滞も無く幸運でした。

そんな三日間。明日から気持ちを切り替えて働きますわ。
iPadからの投稿が続きまして、いつもよりピンとこない
記事ばかりになりました。

おしまい。





鳥を見て過ごす。

2020-01-12 20:16:00 | 鳥紀行


今日は朝から雨の出水市でした。
羽数調査は中止となった模様です。
昼からは曇。


マナヅルです。


昨日ヘラサギを見かけた場所が気になったので
再び向かいました。十数羽のヘラサギの群れ。
ヘラサギとはいうもののサギの仲間ではなく
トキの仲間です。
その中にクロツラヘラサギを見つけました。
この画像の手前から2羽目がそれです。

目元まで黒いのが特徴です。世界で5000羽しかいないとか。
日本には500羽程度がやってきて越冬するそうです。



こんな姿かたちをした鳥が日本で見られるなんて、
と、感動します。

明日は晴れるって予報なので早朝からまたツルを
観察して帰京に備えます。





野生の鶴は初めて見ました

2020-01-11 21:30:00 | 鳥紀行
鹿児島県出水市に鶴を観察にやってきました。
6:30の飛行機に乗り込みまして90分ほど。
あとはレンタカーでぷらぷらしてます。


マナヅルという鶴です。
世界で5000〜6000羽程度生息すると言われるIUCNの
分類では絶滅危惧種に指定されてます。
いま、鹿児島県出水市に1500羽が越冬のため飛来してます。


こちらはナベヅルです。
世界で一万数千羽生息するといわれていますが
現在、出水市に13500羽が越冬しているとのことです。
つまりナベヅルのほとんどがいま、出水市にいることになります。


越冬する鶴の群れです。

出水市の12/21の羽数調査では全種で15161羽。
ナベヅル13501羽 マナヅル1642羽 カナダヅル7羽
クロヅル4羽 アネハヅル1羽 などとなっているようです。

明日は早朝から全数調査が行われるとのことです。

明日もぷらぷらしていようと思います。


 


天気の無駄遣い!

2020-01-10 14:56:43 | 千駄記



天気の無駄遣い!ってくらいよく晴れています。
なんだか春の陽気ですよ。
今日はわが社の支払日。よって私はどんよりです。

金融機関を回り、手形を落し
お金を集め気前よく振り込みなどしてきました。
春の陽気なのに懐がスースーします。

明日から世間では三連休ですが、
全国各地のお天気は如何でしょうか。
私ね、ここだけの話ですが鹿児島に飛ぼうと
思ってるとです。行くことが決まってますから
天気を気にしても仕方ありませんもんね。

休み明けからは少しずつ生業も動き出しそうです。
心を入れ替えて来週からこそ頑張ろうっと。



『山峡奇談』志村有弘 発行される

2020-01-09 12:17:11 | 千駄記



志村有弘編訳の河出文庫『山峡奇談』が発行された。
志村有弘は伝承文学・近現代文学の研究者。相模女子大学名誉教授。

奈良~平安時代、鎌倉~安土桃山時代、江戸時代、明治時代~昭和の
諸国に伝わるこわい話・奇妙な話を『諸国里人談』、『奇談雑史』、
『怪談実話揃』などの奇譚の宝庫から蒐集し、現代語訳で編まれた
怪異集である。


読むのが楽しみな一冊である。





「夏暦」51号届く

2020-01-09 12:01:36 | 短歌情報


王紅花発行の「夏暦(かれき)」51号が届いた。

見開き全4頁の瀟洒な個人誌である。

昨年九月に開催された松平修文の遺作展には
851名が訪れたという。

本年11月には岡山県の勝央美術文学館でも
展覧会が開催される予定だという。


「窓を打つ蝶」 王 紅花 より


夜のうちに何者か来て水甕を掻き回しき 蓮の鉢倒れたり


独りになりたいときもあるらし痩せメダカ睡蓮鉢の陰に潜める






雨の日は哲学を

2020-01-08 12:08:00 | 千駄記



冷たい雨が降り注ぎます。
いかにも真冬です。

世間は、社会は正月気分続行中なのでしょうか。
それとも私の工場だけが取り残されているのでしょうか。

一応、年度末に向けて受注予定物件はあるんですけれども
図面が出てこないので手も足も出せないわけです。

朝からパソコンがネットに繋がりません。
接続診断してみると
モデムがなんとやら とメッセージが出ました。
モデムって と思いつつ再起動してみましたが
繋がらず。これにも手も足も出ない状態。

トヨタが富士の裾野に未来都市を作るそうです。
来年、着工とか。完成する頃には私はいないかも知れず。
インターネットが人をラクにしてくれる暮らしが
未来都市なのでしょうけれども、わが工場ですら
パソコンや機械が止まれば何もできなくなります。
未来都市なんか、そりゃ何重ものバックアップ体制を
とるのでしょうが、生活環境の全てをAIに委ねる
世の中はちと怖いですね。
ま、現在もそれに近い暮らしなのでしょう。

戦争だって人を直接攻撃するのではなく
コンピューターを攻撃するようになって
血を見ずに人を殺せる世の中になる。

いま、弊社のコンピューター関係の担当者がやってきて
パソコンのネット環境の修正に来ました。
未来都市ではこんな、やさ男がヒーローもしくは
救世主になるんだろうなぁ って眺めていると
数秒で、これで繋がりますと言う。
私がいじったものと違うルータを再起動しただけみたい。

雨は人を哲学者にします。





時間を切り取る。

2020-01-07 15:06:00 | 千駄記

このお正月。沼の畔を雪が降り始めたところざんす。


15:00となりました。休息時間です。
先ほど冷たい雨がぱらつきました。
天気は下り坂のようです。

アマゾンで毛糸の帽子を買いました。毛糸って言っても
アクリル85%、ナイロン10%、毛5%のモノです。
ニット帽とはまた材質が違うのかな。

うつむいて、かぶって、顔を上げて、真顔をする。
それだけで妹から爆笑頂きました。
似合わないことぐらいわかってるよ。

しかし、寒風吹きすさぶ中を立っているだけで
頭がガンガンしてくるしな。
脳の血管守った方が良いと思いましてん。

昨夜のことです。
仕事を仕舞ってから近所のカメラ屋さんに
使わないレンズを売りに行きました。
「これで、流れ星撮ったなあ」と思いつつ
綺麗に箱に入れます。もう1本はほとんど使ってない。

「買取を頼もう!」って言って2本取り出す。
「これいいレンズですよ」とプッシュしたあと
「これ下取りに出してさ、Eマウントのコレ買うから」
と、買取値段の吊り上げ策を講じました。
30分ほどイオン店内を徘徊して店に戻ります。
結局、ニコンFマウント2本とEマウントの新品レンズと
行ってこいになって一件落着。

これからはEマウントで星景写真に挑むこととなります。
少しはお金もらえるかな・・と淡い期待をしたのですが
Fマウントは人気ないみたい。

残り少ないわが人生の時間を
短歌と写真で切り取って後世に遺したいと思います。




この道をゆけばどうなるものか

2020-01-06 12:04:28 | 千駄記

この道をゆけばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せば このひと足が道となり
このひと足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ
ありがとう
(By アントニオ猪木)


さて、仕事始めです。
さっきまで雲一つない青空が広がっていました。

昔は仕事始めの前日に「顔合わせ」なんてことがありまして
今年も頑張ろうなんて言ったのち解散。
そんな顔合わせなんていう、習わしも意味がないので
省きましょう。その分、休んだ方が良いなんてことに
なったのは何年前からでしたか。

先代の社長は仕事始めの日に限ってネクタイをして
背広を着てましたよ。今日も私はいつもの作業服です。

以前は午前中から次々と新年のご挨拶なんて
仕入れ先が来たものですが今年は数件。
虚礼廃止の一環なのか、わが社に力がなくなったのか。
いろいろ思うところはあります。

今年はなんといっても東京五輪の年です。
五輪向けの仕事はどこかへ流れてしまったようで
弊社は平年と変わりませんわ。

休み明けは怪我が多いのでそれだけは
気を付けるようにと今朝の朝礼で言いました。
が、怪我をするほどの仕事もないわな。
静かな工場です。

私は午後から何軒かあいさつ回りしてきます。




謙虚にいこう!

2020-01-05 13:56:26 | 千駄記

ハイイロチュウヒ雌です。昨日初詣の帰りに寄った
葦原を飛んでました。

今日も良く晴れています。
正月休みの最終日。結局ずっと晴れてましたか。

午前中に短歌の原稿を一つ書いてメールしました。
うた10首と300字エッセイです。

1月2日に日の出を眺めたんですが
日が出たと思うや否やぐんぐん昇る。
正確には地球がその速度でぐるぐる回ってるって
ことですがそのスピード感は凄まじい。

どなたでも一度や二度は太陽が出るところや
沈むところを眺めた経験はおありでしょうから
その速さは脅威ですよね。
あんな速度をもって時は流れてゆく。

人生なんて儚いものだと痛切に思ったことでした。


これ、私の主食の干し芋です。

先日、パーキングエリアによりますと出店でおじーさんが
これ売ってまして、気にしつつトイレに行って戻る途中、
ちらっと寄ってみますと

「お父さん、どう?」

と声をかけられた。おいおいお兄さんやろ・・と
思ったわけですが、ま、仕方ねーかとも思うわけで

お父さんと呼ばれたからにはお父さんになって

「これ妹も好きだしな」と言いつつ平干しと丸干しを
ふたつずつ買いました。意外と高いのね。

「じゃ、お父さんひとつサービス」だって。



明日から仕事。
1にも2にも仕事を頑張りたい。
短歌と写真は二の次で健康なうちは
生き続けることを目標にしたいと思います。

謙虚な気持ちを忘れずに。
今、書いたことくらいは憶えておきたいものじゃ。




2020年初詣

2020-01-04 20:24:26 | 千駄記


成田山新勝寺へ行ってまいりました。
三が日を過ぎますと少し空いてます。

自宅を五時半に出発。
例年なら入れないような駐車場に停めることができました。



八時からの護摩に参加します。
気持ちも新たに今年も頑張ると例年思います。



いつものところで甘酒と味噌田楽を食べる。
参道のいつもの店で鰻を食べる。
これ、習わしです。



ツグミがとまってたので写す。

休みなんかいくらあっても短いですね。
明日で終わり。
明日は一日短歌モードとなって集中したい。

どうか今年一年安らかでありますようにと願う。