貧乏性

月に一度ぐらいだろうか、家内は友人が電話してきて、二人で出かける。

家内より一回り若い女性である。娘さん夫婦と同居の方で、娘夫婦は共働きだから、彼女が孫の面倒を全部受け持っている。

気心が通じるのか、二人でお茶程度か、時に昼食を一緒する。

先方が車できてくれるのだが、家内はそれが遠慮、私の昼食を全部用意しないと出かけない。

一人で何でもできるから、良いというがそれが崩せない。

昔の主婦は皆そうではないだろうか。娘も少しは見習うと良いのだが、それを見て習うどころか嘲笑するのである。

進歩の無い人生。情けない人生である。

今朝は家内が私を呼びにきた。「あの子達起きてる気配が無い」と言います。

言ってみると、親子で爆睡している。7時半である。

40分には登校時刻である。土、日の朝寝の習慣が続いている。

昨夜早く帰ればそれも無いのだが、9時帰宅で風呂へ入ると就寝は遅くなる。

慌てて、車を出して校門まで送る。

40才の主婦は今時はこんなものなのだろうか。

パパがいると車が利用できる

それが理由でもあるのか。娘一家は朝牛乳にせんべい状のものを入れて食べる簡易食事をそそくさと食べて出かけた。

昨日、珍しくいた日家にいたのだから、娘はきっと「モゾモゾ」したであろう。

インフルエンザ感染などは眼中に無い。人混みに出かけないといられない。

イオン系列の「MOZO」ショッピングモールでお値打ちものを買って楽しむのか娘の趣味である。

苦労知らずに高校、大学は私の盲愛で、素直に育ったと思っていたのだが。

血は争えぬ。幼児期に側面から我々が応援はしたが、親元で育った時期が哀れだった。

炊事のできない母親、台所は父親がいないとわからない。

悪妻で悪母の元で育てられたのが根底に潜んでいるのだろうか。

幸せになった今、独立させて、好きなことをさせることで、我侭な天下となっている。

お金がある間使いたい。ショック買いした子供の靴、洋服も半分はちいさくなって着ないうちに無駄になっている。

婿も注意するが聞き入れようとはしない。

今日も沢山の買い物をして夕食を外で済ませて帰宅だろう。

明日の学校の準備に、明るいうちに帰宅しようなどとは思わない。

そんな母親の元で孫たちは将来どんな人間になって行くのか心配である。

今日もイチジクが、完熟。知人が来ると食べてもらう。

売り物には無い甘さと美味さだと喜ばれるのである。

子供が親に注意する

何ヶ月振りか、娘母子が外出しない休日である。

子供たちをゆっくり遊んでやる代わりに、宿題と勉強をさせている。

教育ママの息の詰まる生活だが、否な買い物につき合わされるよりは子供たちも良いのかもしれない。

土曜日とて、早く帰宅した父親に小１の孫が大きな声で注意している。「パパ!手を洗った。上まで洗うんだよ」学校から帰ると何時も私が孫に言っていることを父親に言っている。

微 笑ましい風景に微笑んだ。夕食も自宅で済ますとは珍しく、折角、回復した天気が悪くならないことを祈った。

今夜は満月である。午後から増えた雲は、月の周囲に景色を作り出している。

満足できるショットを撮れないうちに又厚い雲に覆われてしまった。

不安定な天気は

日本全土に及んでいるようです。北海道は真夏日が一日も無いと言います。

夕方、ところにより雷雨。

花金で楽しんでいるのは娘だけ。孫たちはスイミング、塾に多忙である。

夜、7時前に姿を見せた月、8時過ぎには又、厚い雲に隠れる。

photo by yubi

半月近い真夏日の連続

今日は30度以下になりそうな気配。

弟の遅いのにイラついている孫娘。一足先に家を出る。

その結果、ハンカチとティッシュを忘れるところは子供である。

朝起きられない弟を母親が起こさないから、準備が遅れ仕舞う。

朝に弱い母親に似たのが弟かもしれない。

早寝早起きの習慣を真面目に取り組ませたいのだが、週末、外食、買い物でそれを壊してしまうのは親たちである。

精神年齢の発育不良の母親、それを抑えられない父親。

世間も似た親たちがいるのかと思ったが、案外、我が家は異色のようである。

これが子供たちの将来の幸せに繋がることなど考えが及ばないのである。



最後を惜しむかのように、朝顔が沢山開花していた。