来季からのプロ野球の試合数、交流試合の改正案が決った。セ・リーグがパ・リーグを圧しきった形の改正案になっている。
レギラーシーズンを144試合(リーグ戦120試合、交流試合24試合)に両リーグが統一する案だそうだ。昨年からの実施で最近のプロ野球界のヒットと思う、交流戦の試合削減をセ・側がパ・側に無理に呑ませてしまった。
そしてセ・リーグもパ・リーグ同様にPSG(プレー・オフ)制度を採用する事だ。
今回の改正案では、プレーオフで勝ち上がったチームをリーグの優勝にするのではなく。あくまでもリーグ戦で優勝したチームがリーグ優勝とし、PSGで勝ちあがったチーム同士が日本シリーズを戦い日本一を争うのだと言ふ。
何の事はない、プレーオフの短期間のスリルのある戦いを営業面で活用する為の改正案になっている。
プロ野球に新たな興味が持てた交流戦を削減する案は、プロ野球界が2年間の実績を自らが否定する様な改悪になっている。むしろ交流戦を増やし前期と後期に振り分けて実施した方がより良いのではないかと思う。
プレーオフでの優勝チームをリーグの優勝チームとする、現行のパ・方式が現実的だと思う。リーグ優勝チームにはプレーオフで、勝ち数1のアドバンテージを上げるのだから不公平にもならない。
そこで暴論を承知で、小生のプロ野球改革案を披露する。
1. 一リーグ制として12チームを3ブロックに4チームづずに振り分ける。
2. 試合は1/3は同ブロック内の試合とし2/3は他ブロックチームと交流戦とする。
3. 3ブロックの優勝チームと、3ブロックの2位チームで勝率の高いチームの4チームでPSGを行い、そして日本シリーズ戦を行う。
いずれ新規参加のプロチームが出ればブロックのチーム数を増やす事も考える。
サッカーに負けないプロ野球の為にスピード感溢れる、面白味のある試合の展開を考える時と思う。