今日のニュースを見ていると、金融庁に再点検を命じられていた損保会社の保険金不払いが更に発見されたと言ふ。
○京海上○動損保と○い○い損保で各々約3万件が不払いだった事が判明した様だ。
既に○井○友損保が金融庁の検査でやはり不払いが発見され、7月に業務停止の処分を受けている。
他に○本○亜損保と○ッセ○同○損保にも不支払いがある様だ。
今夜の損保協会長の会見では、上記の大手5社で計24.7万件、金額にして152.7億の不支払いが発見されたと言ふ。他の損保20余社全体での再点検が済めば更に不支払いが増加する可能性が多い。実に重大な不祥事だと思う。
こんなにも膨大な数の不支払いがありながら、今回の金融庁の指示で行った再点検まで判明しなかったのは、損保各社の損保保険の内容に多岐に亘る特約があり、これまでの各社の点検システムでは不支払いが発見できなかった様である。
○井○友損保の業務停止時にも書いたが、不支払いが発見出来ないのは、損保各社の保険契約が一年単位の更新となる事。更に事故車修理業者、被害者に対する折衝も損保会社が行うシステムが多い為に、契約者に判り難い面が多い事等が原因と思います。
損保各社の真剣な対応を要望したい。