福岡市で痛ましい事故があったばかりだが、全国各地で相変わらずの飲酒運転事故が発生している。
「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」のスローガンがあるが、酒好きには馬耳東風のおもむきの様子である。大変に困った事だ。
酒には強いから、少し位なら、今までにも事故は起こした事がないからと自己過信の上の飲酒事故が起きている実態はもうウンザリと言ふしかないと思う。
飲酒の上で事故を起こしながら、酒が醒めてから出頭したり、素面の代理人を仕立てたりと「危険致死傷罪」を回避しようとし、一時逃走を図る運転者まであるらしい。この様なひき逃げは被害者を死に至らしめる可能性も多く、殺人罪の立件も必要との見方もある。同感だ。
今日のＴＶのワイドショーでも一様に飲酒運転の実態を放映していたが、昨夜の一斉取締りでも多くの違反者が逮捕されたと言ふ。
そこで当たり前の事だが、再度飲酒運転の撲滅の為に提案したい。
１ 飲食店では運転の有無を確認後に、酒類の提供を行う事。
２ 酒類販売業者には「飲酒運転の厳禁」をアピール広告を行う事を義務ずける事。
３ 自動車業界にも「飲酒運転の厳禁」をＰＲをさせると共にアルコール検知の際にはエンジンが掛からない方式の導入を早急に義務ずける。
４ 飲酒運転の際の同乗者、酒類の提供者等飲酒運転を了知していた者への厳罰強化。
５ ＴＶ等の公共広告機構でも飲酒運転の禁止をＰＲする事。
飲酒運転で一生を棒に振る等は、人間として本当に悲しい事ではないかと思うのだが。
