ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

野茂投手の再挑戦

2007-10-07 14:23:58 | 野球
野茂投手は、昨年MLB3Aチームから解雇され、右肘の手術を受けて再起を期してトレーニングを続けていた。
そして昨日のHPで、ベネズイラのウインターリーグのカラカス・ライオンズと契約し、15日にベネゼイラ入りしてチームに合流することを発表した。
「目標はまたメジャーでプレーすることで、ウインターリーグはそのためのステップだと思っている。今はすごく楽しみ」とコメントしている。そして右肘が痛まないかその不安もあることを率直に話した。
彼は社会人野球の新日鉄堺から、近鉄バファローズで5年間活躍し、独特のトルネード投法でファンを魅了した。
その後はMLBに転進して、やはりそのトルネード投法で11年間も活躍した。その間に2度のノーヒット・ノーランも達成するなどして、日米通算で200勝を挙げた。日本人選手がMLBで活躍する道しるべの役割を果たした功績も評価したい。
しかしここ2年間は右肘の故障から、残念ながらMLBでの勇姿は見られなかった。
本人自身はMLB在籍中の実績から、既に年間1200万円余の年金受給資格が得られるまでになっているが、やはりもう一度メジャーでの登板が忘れられないという。そして再挑戦の場をウインターリーグに求めた。
日本では「NOMO BASEBALL CLUB」の社会人チームを運営して、若手選手の育成にも努力している。さらに米国では3Aチームを他の人達と保有して、やはり若手選手の育成に力を貸している。
今年はキリンのスポーツドリンクCMにも久々に登場、このままでは終われないと真っ白なユニホーム姿を見せていた。

ウインターリーグはMLBの若手選手達の参加もあり、かなりレベルの高い戦いにもなるらしい。好漢野茂投手の再起を懸けた戦いを見守りたい。往年のトルネード投法の勇姿を再度見せて欲しいものだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする