ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

居酒屋で献杯

2007-10-08 20:51:07 | 郷里山形の事
2年前の10月に亡くなった友人「T・E]の3回忌を迎えた。
彼は郷里でもお互いに家が近かった事もあり、幼い時から良くつるんで遊んだ仲間の一人だった。
やはり同じ年の8月に亡くなった「H・Y」の葬式の時には、肺がんの末期症状の様相で、携帯用の酸素マスクを付けて歩いていたが、その後に入院して10月に亡くなってしまった。本人には最後まで「肺がん」とは告知をしてなかったそうだ。
通夜と告別式の時には、縁がなかったのか10数年前に別れてしまった奥様も姿を見せる事もなく、子ども達と郷里の兄弟達が見送った。
晩年は寂しかった様だが、長男夫婦の「孫」を生きがいの様に可愛がっていたそうだ。この「孫」がもう少し大きくなったら郷里の山形に「さくらんぼ」狩につれていくのを楽しみにしていたと聞いた。
その「孫」の男の子が、彼の遺体に最後の別れをして、棺が火葬庫に入った瞬間に「じいじがひとりで可哀想だ」と泣き叫んだのが今でも思い出されます。

そして今日は郷里の仲間のうち14人程が集まり、墓参りをしたのでした。無類の酒好きの彼の為に、線香をあげ缶ビールを注ぎ冥福を祈りました。そして居酒屋で彼に献杯をささげて、思い出話に花をさかせて、お互いの健康を祈り再開を約して帰宅したのでした。

コメント (2)
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